走り続けるネットワーク。
高可用性を実現するためにデザインされたXsan 2には、ミッションクリティカルな環境に最適な機能が搭載されています。
メタデータコントローラのフェイルオーバー
Xsanは、SANに接続された、メタデータコントローラと呼ばれるシステムを使って、共有ストレージへのアクセスを管理します。何らかの理由でこのシステムに障害が発生すると、Xsan がSAN上の別のコンピュータに役割を引き継ぎます。メタデータコントローラのカスケーディングフェイルオーバーが、アクティブなシステムがSANに存在する限り、データへのアクセスを保証します。
Xsan Admin 2を使って、ボリュームごとにフェイルオーバーの優先順位を定義し、それぞれのメタデータコントローラがホストするボリュームを指定できます。高度なアルゴリズムを使って、引き継ぎを適切に行い、複数のメタデータコントローラが競合する「分離脳」を回避します。ファイルシステムクライアントが新しいメタデータコントローラを「選出」した後は、問題が解決するまで、障害が発生したシステムを停止状態にできます。
大容量のミッションクリティカルなプロダクション環境では、1台のコンピュータを専用のスタンバイコントローラにする方法もあります。スタンバイコントローラを用意することで、ユーザへのサービスを中断せずに、Xsanソフトウェアをアップデートできるようになります。
ファイバーチャネルのマルチパス構成
アップルのFibre Channelホストバスアダプタ(HBA)は、ポートを2基または4基搭載したカードで、1台のMacデスクトップまたはXserveシステムとSANの間で2つまたは4つの接続を確立できます。ファイバーチャネルのマルチパス構成には、マルチ接続のメリットがあります。1本のファイバーチャネルパスで障害が発生した場合、もう1本を使ってストレージにアクセスできるため、配線での潜在的なSPOF(Single Point Of Failure)を未然に防ぐことができます。
クライアントからさまざまなストレージボリュームへのデータパスは、負荷と可用性に基づいて、すべて自動検出されます。これには、2つの大きなメリットがあります。まず、ユーザの作業に影響を与えずに、すべての障害に対処できること。そして、パスの負荷分散により、最高のパフォーマンスと信頼性を確保できることです。
ファイルシステムのジャーナル化
Xsanは、ジャーナル化されたファイルシステム。万一重大な障害が発生しても、わずか数秒で復旧できます。ジャーナルデータには、ファイルシステムのトランザクション記録が含まれています。そのため、ネットワークそのものやメタデータコントローラが突然停止した場合でも、時間のかかる整合性チェックは不要です。ストレージをすぐにオンラインに戻せます。


