クラスタファイルシステム。
Xsanは、高速ファイバーチャネルを介して、ネットワーク上の複数システムによる同時データアクセスを実現する64ビットクラスタファイルシステム。複数のRAIDデバイスでストレージをプールすると、パフォーマンスと可用性がさらに向上します。それぞれのXsanクライアントでは、このデータプールに直接接続しているような感覚でデータにアクセスできます。
2ペタバイトのファイルとボリュームに対応
Xsanでは、複数のファイルとボリュームの共有を許可できます。それぞれの最大サイズは2ペタバイト(PB)。30フレーム/秒(fps)の非圧縮1080i HD(高精細度)ビデオ3ヶ月分以上に相当します。Xsanは、それぞれのメタデータコントローラで複数のボリュームを同時にホストしながら、 1ボリュームあたり数十億ものファイルをサポートします。
ファイバーチャネルでデータを共有
Xsanのストレージネットワークは、Gigabit Ethernet を利用した従来のネットワークファイルサーバにありがちなボトルネックを解消します。このようなファイルサーバには、HDビデオなどの高密度フォーマットの転送に必要なスピードが欠けています。ファイバーチャネルは、1ポートあたり4ギガビットの接続を可能にし、大量のデータ転送を高速化します。ファイバーチャネルのマルチパス構成により、合計スループットをさらに増やすことができます。複数の編集者が作業するビデオプロジェクトや、処理能力を最大活用するための高速データアクセスが必要な計算クラスタに理想的です。
ファイルレベルロック
きめ細かいファイルレベルロック機能が、共有ファイルへの同時アクセスを可能にします。すべてのクライアントがボリューム上のすべてのファイルにアクセスできますが、ロックされたファイルを編集できるのは、読み書き特権を与えられたクライアントのみ。ボリューム全体に対して一度に1台のコンピュータしかアクセスできないボリュームレベルロックとは対照的です。ファイルレベルロックは、複数の編集者が1つの大型ファイルを使用するポストプロダクションワークローの生産性を飛躍的に向上させます。
ファイルシステムのアクセス制御
Xsanは、Macクライアントだけでなく、Windows Server、Windows Vista、Windows XPにも完全対応した、柔軟なファイルパーミッションをサポートしています。ファイルシステムのACLにより、あらゆるファイルオブジェクトを複数のユーザ、グループ、サブグループに割り当てられます。また、各ファイルオブジェクトには、アクセス許可、拒否に加え、管理コントロール、読み書き、削除といった細かいパーミッションを割り当てられます。さらにセキュリティを高めるため、Xsanは、ファイルがSANに移動する際にユーザのパーミッションが継承され、ファイルがSANにコピーされる際に書き換えられるようにする、ファイルパーミッション継承モデルをサポートします。


