DVD Studio Pro 4.2 リリースノート

はじめに

「DVD Studio Pro」の新しいバージョンがリリースされたり、新しい情報が追加されたりすると、リリースノートのアップデート版が発行されることがあります。「DVD Studio Pro」が起動しているときに、「ヘルプ」>「リリースノート」と選択すると、アップデート情報を確認できます。「DVD Studio Pro」の以前のリリースからの追加情報をダウンロードするには、 http://manuals.info.apple.com/ja/DVD_Studio_Pro_4.1_lbn_j.pdf にアクセスしてください。この PDF 書類には、「DVD Studio Pro」を使う上でのさまざまな注意事項に関する情報が記載されています。

製品のアップデート、ヒントとコツ、およびアップル認定の他社製デバイスに関する最新情報については、「DVD Studio Pro」の Web サイト http://www.apple.com/jp/finalcutstudio/dvdstudiopro を参照してください。

AppleCare の最新サポート情報を確認するには、「DVD Studio Pro」の「ヘルプ」メニューから「DVD Studio Pro サポート」を選択してください。新しいサポート情報を自動で受け取るようにするには、「Safari」で AppleCare の「DVD Studio Pro」の RSS ページをブックマークします。RSS ページは、 feed://docs.info.apple.com/rss/dvdstudiopro.rss です。RSS の登録方法の詳細については、「Safari」のヘルプを参照してください。

「DVD Studio Pro」を使用する上での問題点についてほかの DVD Studio Pro ユーザとディスカッションするには、DVD Studio Pro ディスカッショングループの Web サイト http://discussions.info.apple.co.jp/finalcutstudio/dvdstudiopro にアクセスしてください。

DVD Studio Pro 4.2.1 リリースノート

このセクションでは、「DVD Studio Pro 4.2.1」のリリース情報について説明します。

Mac OS X v10.5 Leopard のサポート

DVD Studio Pro 4.2.1 は、Mac OS X v10.4.11 および Mac OS X v10.5 Leopard との互換性があります。

ネイティブサポートされる HDV フォーマットの種類が拡大

「DVD Studio Pro」の新しいバージョンは以下の HDV フォーマットに正しく対応しており、これらのフォーマットが NTSC HD プロジェクトでネイティブに使用できるようになりました:

  • 720p24
  • 720p30
  • 720p60
  • 1080p24
  • 1080p30
  • 1080i60

「DVD Studio Pro」の新しいバージョンは以下の HDV フォーマットに正しく対応しており、これらのフォーマットが PAL HD プロジェクトでネイティブに使用できるようになりました:

  • 720p25
  • 720p50
  • 1080p25
  • 1080i50

参考: 24 fps および 23.98 fps の HDV フォーマットビデオは、PAL プロジェクトに読み込むことはできてもネイティブには処理されず、サポート対象の MPEG-2 フォーマットに再エンコードされます。

ネイティブサポートとは、ファイルが適切な NTSC または PAL HD プロジェクトに読み込まれても再エンコードはされないという意味です。ただし、HD DVD 仕様に必須のフレームレートを生成するために、再生中にフレームが繰り返されるよう設定される場合もあります。

参考: これらのフォーマットはいずれも、SD DVD プロジェクトではサポートされません。最善の結果を得るには、「Compressor」を使用して、サポート対象外の HDV フォーマットをサポート対象の HDV フォーマット、MPEG-2 フォーマット、または H.264 フォーマットに変換してください。「Compressor」を使用すると、これらのフォーマットおよびその他の HD フォーマットビデオを、SD プロジェクトで使用可能な SD フォーマットに変換することができます。

ネイティブサポートされる H.264 フォーマットの種類が拡大

「DVD Studio Pro」の新しいバージョンは以下の H.264 フォーマットに正しく対応しており、これらのフォーマットが NTSC HD プロジェクトでネイティブに使用できるようになりました:

  • 720p24
  • 720p30
  • 720p60
  • 1080p24
  • 1080p30

「DVD Studio Pro」の新しいバージョンは以下のH.264 フォーマットに正しく対応しており、これらのフォーマットが PAL HD プロジェクトでネイティブに使用できるようになりました:

  • 720p25
  • 720p50
  • 1080p25

ネイティブサポートとは、ファイルが適切な NTSC または PAL HD プロジェクトに読み込まれても再エンコードはされないという意味です。ただし、HD DVD 仕様に必須のフレームレートを生成するために、再生中にフレームが繰り返されるよう設定される場合もあります。

重要: DVD Studio Pro HD プロジェクトでネイティブに使用するために H.264 ビデオ素材をエンコードするには、「Compressor」で HD DVD プリセット用 H.264 を使用する必要があります。

静止画イメージのカラーを正しく処理

DVD Studio Pro プロジェクトに追加された静止画イメージが、正しくエンコードされるようになりました。これは、同一のイメージを使用するビデオファイルからの(またはそのようなビデオファイルへの)トランジションが設定された静止画イメージを使用している場合に、特に重要なことです。

参考: 「DVD Studio Pro」の以前のバージョンで作成されたプロジェクトでは、静止画イメージの現在の MPEG エンコード済みファイルを削除して、それらのファイルを強制的に正しいレベルで再エンコードすることができます。

複数の DLT テープを使用するときの問題

Mac OS X v10.4.10 がインストールされたコンピュータで「DVD Studio Pro」を使用する場合、DLT ドライブで複数のテープの読み取り/書き込みを行うと問題が発生していましたが、Mac OS X v10.4.11 および Mac OS X v10.5 Leopard ではそれが修正されました。

以前の Mac OS X では、最初に使用したテープは正常に処理され、次のテープは処理が失敗していました。

DVD Studio Pro 4.2.0 リリースノート

このセクションでは、「DVD Studio Pro 4.2.0」のリリース情報について説明します。

コンテンツのデフォルトの場所の移動

「Final Cut Studio」のアプリケーションで効率よくコンテンツを使用できるように、コンテンツのデフォルトの場所が移動されて、以前よりもまとめられました。「DVD Studio Pro」に付属するテンプレートなどのコンテンツは、このバージョンでは「/ライブラリ/Application Support/Final Cut Studio/DVD Studio Pro/」に収められています。

「DVD Studio Pro」に付属するコンテンツの格納場所を特に指定しない限り、「Final Cut Studio」のインストーラによって現在の「DVD Studio Pro」付属コンテンツが自動的にこの新しい場所に移動されます。

参考: この変更は、従来のバージョンの「DVD Studio Pro」で作成または読み込みを行ったカスタムコンテンツには一切影響ありません。また、以前にインストールした際に「DVD Studio Pro」付属のコンテンツに独自の場所を指定した場合、コンテンツは新しい場所に移動されません。

重要: 従来のバージョンの「DVD Studio Pro」で作成されたプロジェクトの中に、「DVD Studio Pro」付属のコンテンツを利用しているプロジェクトがある場合、そのプロジェクトを開こうとすると「不明のファイル」ダイアログが表示されます。その場合には、移動されたコンテンツの新しい場所を「不明のファイル」ダイアログを使って指定してください。1 つのファイルの場所を指定すれば、見つからなかったほかのすべてのファイルの場所が「DVD Studio Pro」によって自動的に検出され、プロジェクトが開きます。

CSS を使用する SD プロジェクトも HD プロジェクトに正しく変換される

「CSS 用フォーマット」チェックボックスが選択されている SD プロジェクトも、複製の問題を引き起こすことなく HD プロジェクトに変換できるようになりました。「CSS 用フォーマット」チェックボックスは、「ディスク」インスペクタの「リージョン/コピーライト」タブにあります。

CSS(Content Scrambling System)は、HD プロジェクトではサポートされません。以前のバージョンでは、「CSS 用フォーマット」オプションが選択された SD プロジェクトから HD プロジェクトを作成した場合に、このオプションを解除する方法はありませんでした。現在では、SD プロジェクトを HD プロジェクトに変換するときに「CSS 用フォーマット」オプションの選択が自動的に解除されます。

SD プロジェクトから HD プロジェクトへの変換について

QuickTime HD 素材を SD プロジェクトに読み込むときに、素材を SD MPEG-2 フォーマットに変換したものが、「DVD Studio Pro」の内蔵 MPEG エンコーダを使用して自動的に作成されます。その後でユーザがプロジェクトを HD プロジェクトに変換した場合も、HD プロジェクトでは引き続き SD MPEG-2 フォーマットの素材が使用されます。

参考: H.264、HDV、または HD MPEG-2 の素材を SD プロジェクトに読み込むことはできません。

このような素材を再エンコードして HD フォーマットに変換するには、「素材」タブに表示されている素材を Control キーを押しながらクリックして、ショートカットメニューから「エンコーダ設定」を選択します。素材の再エンコードが完了したら、その素材を使用するエレメント(メニューやトラックなど)の解像度を、新しい HD フォーマットに合わせて変更することができます。

参考: 素材を再エンコードして HD フォーマットに変換するときに新しいビットレートを選択した場合、SD でエンコードされたオリジナルの素材は SD プロジェクトで使用可能な状態で残ります。新しいビットレートを選択しないと、SD でエンコードされた素材が HD でエンコードされた素材で上書きされることがあります。

解析ファイルを削除する操作が「DVD Studio Pro」によって阻止されることがある

素材の種類によっては(たとえば MPEG-2 ファイル)、「DVD Studio Pro」に読み込むときに、そのファイルについての基本的な情報(長さや GOP 構造など)を記録した解析ファイルが作成されます。

ユーザが「素材」タブから素材を削除し、素材と解析ファイルをゴミ箱に移動してからゴミ箱を空にしようとしたときに、現在開いているプロジェクトでまだそのファイルが使用されていると「DVD Studio Pro」が判断して、ゴミ箱から解析ファイルを削除できないことがあります。

この問題を回避する方法は 2 通りあります:

  • 現在開いている DVD Studio Pro プロジェクトを閉じます。
  • 新しい MPEG-2 素材をプロジェクトに読み込んで、その素材を「素材」タブで選択します。

一部の HD DVD プレーヤーではインターレース方式ビデオからプログレッシブ方式ビデオに切り替えたときに問題が生じる

インターレース方式ビデオを使用するエレメントからプログレッシブ方式ビデオを使用するエレメントに視聴者がジャンプできる HD プロジェクトでは、一部のセット・トップ HD DVD プレーヤーでの再生時に問題が生じることがあります。この問題は、該当する HD DVD プレーヤーの今後のファームウェア・アップグレードにおいて解消されると考えられます。

一部の HD DVD プレーヤーではボタンハイライトが正しい位置に表示されない

一部の HD DVD プレーヤーでは、720p または 1440i の背景上に配置されているボタンハイライトが正しい位置に表示されません。480i、480p、または 1080i の背景上に配置されたボタンハイライトは、正しい位置に表示されます。

H.264 素材を使用する HD プロジェクトには最新バージョンの「Apple DVD プレーヤー」が必要

「DVD Studio Pro」で作成された HD プロジェクトに H.264 ビデオが含まれている場合は、プロジェクトを再生するときに Apple DVD プレーヤーのバージョン 4.6.5 以降を使用する必要があります。このバージョンの「DVD プレーヤー」は、Mac OS X v10.4.8 に含まれています。

複製用の HD DVD プロジェクトでは DDP 3.0 または CMF 2.0 が使用される

HD DVD プロジェクトを複製用にフォーマットするときに、DDP(Disc Description Protocol)3.0 と CMF(Cutting Master Format)2.0 がオプションとして選択できるようになりました。HD DVD を複製するには、ほとんどの場合、DDP 3.0 または CMF 2.0 が必要です。また、DLT は、HD プロジェクトをフォーマットするときの出力オプションから除外されました。HD プロジェクトを持ち込むときのオプションについては、プレスサービス業者に確認してください。

HD プロジェクトの検証に関する問題について

HD プロジェクトを複製のために提出すると、サービス業者側では、検証ツール(ベリファイア)を使用してプロジェクトが HD DVD の仕様に準拠しているかどうかを確認することがあります。プロジェクト内の問題ではない事項が問題として報告されることのないように、プレスサービス業者が最新バージョンの検証ツールを使用することが重要です。検証ツールからの具体的な警告の詳細については、AppleCare のサポート記事( http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=304992-ja )を参照してください。

HD DVD プレーヤーについて

ほとんどの HD DVD プレーヤーでは、ファームウェアがたびたびアップデートされています。使用する HD DVD プレーヤーのファームウェアが最新であることを確認してください。

2007-11-09