Apple製品を活用した教育事例

Macでメディアに精通したジャーナリストを育てる。

MacBook Proはミズーリ大学ジャーナリズム学部の学生たちが報道、記事の執筆、編集など、現代のジャーナリズムに必要なスキルを効果的に習得し、実践するのに役立っています。教職員がテクノロジーの管理より、ジャーナリズムを教えることそのものに集中できるようになるのも、MacBook Proのメリットです。

きっかけ

1908年以来「ミズーリ・メソッド」を実践しているミズーリ大学ジャーナリズム学部は、世界屈指のジャーナリストたちを輩出してきました。「ミズーリ・メソッド」とは、現実の世界で起きているニュースを伝えるための実践的なトレーニングを行う、「実践して学べ」という教育法です。「ミズーリ・メソッド」ではテクノロジーが常に重要な役割を担ってきました。同学部は1985年に教育機関として初めてコミュニティ新聞をローカルエリアネットワーク上で発行し、1991年までは日刊のデジタル新聞を発行していました。しかし2000年になった頃、学部の管理者たちは、自分たちが現代のジャーナリズムにおける大きな波の1つに乗り遅れていることに気づいたのです。それはコンバージェンス、つまり様々なメディアと新しいテクノロジーを組み合わせながら情報を伝える手法でした。

副学部長のBrian Brooks氏による徹底的な調査の後、ほとんどがWindowsパソコンで構成されていた学部のプラットフォームをMacに移行させることが決まりました。最近では、報道するだけでなく、印刷物、テレビ、ウェブ向けのストーリーをつくることもジャーナリストに求められています。そのような今日的なジャーナリズムの実践を教え、学ぶために最適なツールとして、Brooks氏と移行チームはMacとiLifeを支持したのです。そして2004年、Brooks氏はノートブックコンピュータ購入プログラムを実施し、学生たちの一人ひとりにMacBook Proの購入を強く勧めました。その結果、ほぼすべての学生がMacBook Proを購入し、プログラムはただちに成功を収めました。

いまやMacはミズーリ大学ジャーナリズム学部のカリキュラムに完全に一体化されています。カリキュラムの目的は、プロのジャーナリストたちと同じレベルの仕事をするために必要なスキルとツールを学生たちに与えることです。学生たちは教室での講義の録音から、授業のプロジェクトや学内新聞、テレビ局、提携オンラインニュースサービスのための情報収集、記事の執筆、編集まで、あらゆることにMacBook Proを使っています。新入生はiMovieとGarageBandを使ってビデオとオーディオ編集の基礎を短期間で独習してから、Final Cut Proを使ったより複雑なプロジェクトへと進みます。Macには使いやすく、それぞれがシームレスに連係するメディアツールがすべてそろっているので、教職員は教室でのテクノロジーの管理よりも、ジャーナリズムの教育そのものに集中できます。

Macのノートブックをカリキュラムに組み込むことに成功した同学部では、現在iPadとiPhoneをジャーナリズム用のモバイルツールとして追加することも検討しています。

「Macがあれば、この国でジャーナリズムを教える方法が
変わるはずです」

—ミズーリ大学ジャーナリズム学部 副学部長 Brian Brooks氏

実践

WindowsパソコンからMacに移行する計画の規模を考えると、Brooks氏にとって教職員たちからの支持を集めることが非常に重要でした。Apple Professional Developmentのファシリテーターと相談した結果、デジタル対応力を徹底するための教職員のトレーニング、評価、専門能力開発セッションが学部で実施されました。トレーニングの中には、WindowsパソコンのユーザーがMacに乗りかえるのを支援するために特別に用意されたものもありました。教職員たちはMacが学部のカリキュラムにとっていかに最適であるかを学び、その結果、満場一致で改革に賛成したのです。

学生全員がMacBook Proの購入を求められましたが、彼らのほとんどが購入費用を授業料の一部としてとらえました。さらに、Macのノートブックがとても効果的な学習ツールであることが証明されたため、購入を義務づけるプログラムは、学生たちやその家族に広く受け入れています。

また、同学部の古いWindowsパソコンベースのプラットフォームでは、絶え間ないウイルス攻撃への対策を中心とした大規模なITサポートが必要でした。そのため、より安全なUNIXベースのOS Xに移行すると、メリットがすぐに明らかになりました。iLifeアプリケーションは操作を覚えるのも使うのも実に簡単なので、いまでは学生も教職員も自分のシステムは自分で管理しています。これらの要素の相乗効果により、管理業務や教職員と学生のサポートに必要なITリソースを半分にまで削減することができました。

結果

MacとiLifeは、メディアに精通したジャーナリストの育成に、「実践して学べ」というミズーリ・メソッドを応用させるための完璧なソリューションを生み出しました。ミズーリ大学ジャーナリズム学部の近年の卒業生を調査した結果、90パーセントがジャーナリズム、広告、広報の仕事に就いたことがわかっています。

ビデオ報道の実践

学生ジャーナリストたちは、洗練されたマルチメディアストーリーを制作する際にMacとFinal Cut Proを活用しています。

ミズーリ大学ジャーナリズム学部での学習課程が進むにつれて、学生たちはMacBook Proと様々なApple製アプリケーションを使って、より複雑なビデオプロジェクトを手がけていきます。新入生向けプログラムでは、Natalie ChengとSamantha HillがFinal Cut Proで古い映画のようなエフェクトを使って、自分たちの体験をチャーリー・チャップリン風のビデオに仕上げました。優秀な学生が集まった4年生のプロジェクトでは、十数名の学生たちがより高度なスキルに挑戦し、Final Cut Proをはじめとする新しいツールを習得しながら「プロジェクト573」を制作しました。これは、景気後退がミズーリ州コロンビア市の一般市民に及ぼす影響を浮き彫りにする、深く掘り下げたオンライン報道プロジェクトです。ビデオを見る

使用されている製品

MacBook Pro

教室の中と外の両方で、学習に最適なノートブックコンピュータです。 MacBook Proについてさらに詳しく

Final Cut Pro

授業のプロジェクトや学習課題でプロレベルのビデオ編集を行う際に最適なツールです。 Final Cut Pro Xについてさらに詳しく

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