• 5点中3.0点

    期待程では・・・

    • レビュアー 貴行 千葉県

    MacBookPro 2016 15inch(2.9Ghz/16GB/Radeon Pro 460 )で使用。当方、PremierProを中心に使用しています。
    (ADOBEはeGPUへ最適化されていないそうですが、いくつかのレポで性能向上が見られるとのことだったのでお試しで。)
    高解像度(4Kオーバー)/色調整や多数のレイヤーを重ねるような合成作業が多く(GPU使用のエフェクト使用率が高い)、外現場(機材運搬して)での作業も多いため、出先で少しでもプレビュー(Mercury Playback Engine/OpenCL)が改善しないかと期待していたのですが、期待したほどの向上はありませんでした。
    アクティビティモニタでGPU使用率を観察した限りでは、VEGA56を確かに使用しているようですが、Pro460稼働時と比較して、瞬間的に「お!」と思えることはあるものの、体感で「快適になった/(安定的に)速度向上した」と思えるような変化はありませんでした。残念。

    同じPremierProjectにてプレビューの快適さならびにレンダリング速度(GPU使用率 ほぼ100%張り付き)を手持ちのMAC環境複数で比較したところ、

    MACBookPro2016/15inch+eGPU Pro << MACPro(2013) 8core 32GB D700 << MACPro(mid2012)3.33Ghz*12core(換装) 64GB 1080Ti(webDriver/CUDA)

    という序列となりました。

    MacPro2013を「1」とした体感的な処理速度比率は、
    MBPro2016+eGPU Pro・・・0.3
    MacPro2013・・・1
    MCPro2012改・・・2
    といった印象です。(あくまでも感覚値です)
    処理速度(編集作業快適性)が少しでもMacPro2013に近づいてくれれば、eGPU Proを外現場への持ち出し用として使うつもりでしたが、現状ではMacPro2013を持ち歩いた方が良さそうです。(むしろMacPro2013の方が小さい)

    ちなみに、eGPU Pro使用時とPro460使用時の速度向上値は、1〜1.5という印象です(これまた感覚値です)
    今後、ADOBEがマルチGPUに対応してくれることを期待したいと思います(Davinciは使ってなくて・・・)


    また、性能ではなく使い勝手の話ですが、i/Oが全て背面となっているため、付属のThuderBolt3ケーブル(パッシブ/50cm)だと、かなり使いづらいです。(ケーブルが短い)
    結局、本体背面を手前側に向けて使用しないと不便で、これはデバイスデザインとしてはちょっとどうかと思います。
    I/Oを前後両面に持たせることは、製造コストが肥大化するという理由が推察されますが、
    できることならThunderBolt3ポートを1つは前面側に持たせるか、せめて、電源ケーブルの差し口を各種I/Oとは逆側にしてもらう、など、考慮していただきたかったです。

    MACPro2013も同じような構成ですが、「ロゴ」が各種ポートと同じ側にあり、実際の使用時には「顔(ロゴ)」がユーザー側に向いているものとなります。しかし本機は、上述した理由で「顔(ロゴ)」ではなく「お尻」が手前側に向いてしまい、私個人の感覚としては「気持ちが悪い」のです。
    現在、もう少し長めのアクティブケーブルの購入を検討しています。

    今後、アプリ側が最適化されてくれることを願って、期待値込めて星3つです。

    8 人中、7 人が「役に立った」と投票しています