Apple Fitness+とプライバシー

Apple Fitness+サービスを調べてからサブスクリプションに登録すると、“Fitness+”タブでのブラウズ操作がサービス向上のために使用されることがあります。サブスクリプションに登録すると、ブラウズとワークアウトのデータがランダムな識別子に関連付けられます。アカウント、サブスクリプション状況、およびワークアウトに関する情報は、通知を送信するために使用されることがあります。
 

Apple Fitness+はあなたの個人情報を保護するように設計され、どの情報を共有するかを選択できるようになっています。

Privacy Icon

  • サブスクリプションに登録する前に“Apple Fitness+”の内容を確認した場合、ブラウズ操作(ワークアウトプレビューを閲覧する、マーケティングキャンペーンからAppに移動したなど)に関する情報がAppleによって収集されます。この情報はApple IDに関連付けられ、サービスの改善に使用されます。
  • サブスクリプションに登録した場合、Appleは、サービスを提供するため、マーケティングコミュニケーションを送信するため、およびApp StoreでのSearch Ads、Apple News、“株価”(利用可能な場合)であなたと関連性の高い広告を表示するために、Apple IDに関連付けられたサブスクリプションの状況に関する情報を使用します。Fitness+サービスの利用に関するデータは、Fitness+に固有のランダム識別子に対して保存されますが、Apple IDに関連付けられることはありません。
  • フィットネスAppで“アクティビティ共有”を有効にした場合、Fitness+のワークアウトおよびアクティビティデータは友達と共有され、Appleがこのデータをあなたが選択した人と安全な方法で共有できるようにAppleに送信されます。このデータには以下の情報が含まれることがあります: アクティブカロリーまたはアクティブキロジュール、エクササイズ時間、スタンド時間またはロール時間、歩数、時間帯、ワークアウトのタイトル、種類、継続時間などの情報。

Apple Fitness+は、Apple Watchを利用するフィットネスサービスです。トップクラスのトレーナーが実施するワークアウトとメディテーションのカタログから選択できます。

サブスクリプションに登録する前に

Apple Fitness+のサブスクリプションに登録する前に、サービスを調べたり、ワークアウトプレビューを閲覧したりできます。“Fitness+”タブでのブラウズ操作(ページを閲覧する、ワークアウトプレビューを視聴するなど)、使用しているデバイスの種類、および通知に対する操作に関する情報はAppleによって収集されます。マーケティングキャンペーン(メールまたはデジタル広告など)内のリンク経由で“Fitness+”タブに入った場合、マーケティングキャンペーンに関する情報はマーケティング実施元に属性を提供したりマーケティングキャンペーンを改善したりするためにAppleによって記録されます。

この情報はApple IDに関連付けられて保存され、Apple Fitness+の改善に使用されます。

Apple Fitness+のアクティビティおよびワークアウト

Apple Fitness+のサブスクリプションに登録すると、閲覧したページ、操作した機能、Appを開いたり閉じたりする要因になったアクション(Apple Fitness+に遷移する外部リンクをフォローする、Apple MusicへのリンクによってAppを閉じるなど)のような、フィットネスApp、ワークアウトApp、マインドフルネスApp内のApple Fitness+でのブラウズ操作に関する情報がAppleによって収集されることがあります。使用しているデバイスの種類、通知に対する操作、サブスクリプションに関する情報、および性別や年齢範囲などの人口統計情報の一部もAppleによって収集されます。

Fitness+ワークアウトまたはメディテーションを行うと、セッション時間、再生や一時停止などのナビゲーション操作、セッション完了時間、オーディオセッションなのかビデオセッションなのか、言語設定、セッションをダウンロードしたのかストリーミングしているのか、AirPlayやピクチャインピクチャなどの機能を使用しているかどうかなどのセッションと操作に関する情報がAppleによって収集されます。ワークアウトまたはメディテーションのタイトルやトレーナーは、“Fitness+の改善”を有効にしている場合にのみ収集されます。SharePlayを使用してほかのユーザと一緒にワークアウトを行うと、Appleによって、SharePlayセッション中に行ったワークアウト、およびセッションに参加したデバイス数が収集されますが、SharePlayセッションの参加者が特定される情報は収集されません。

これらのデータはすべて、Apple Fitness+に固有なローテーション方式のランダムな識別子に基づいて保存され、Apple IDには関連付けられません。この情報はサービスを提供および改善するためにAppleによって使用されます。

iCloud同期

便宜上、Apple Fitness+はiCloudを使用してお客様のエクスペリエンスのあらゆる側面をすべてのデバイス上で更新します。例えば、Fitness+はiCloudを使用してデバイス間でワークアウトまたはメディテーションの進捗状況を同期します。この機能は、iOSまたはiPadデバイスで“設定”>“[自分の名前]”>“iCloud”にアクセスし、“Fitness+”をタップしてオフにすることで、いつでも無効にできます。

カロリー消費バー

カロリー消費バーを使用して、ワークアウトパフォーマンスを同じワークアウトを完了したほかのユーザを比較しながら測定できます。“カロリー消費バー”を有効にすることを選択すると、ワークアウトの代謝相当仕事量(メッツ値)がAppleによって匿名で保存され、そのワークアウトのカロリー消費バーに追加されます。メッツ値はApple IDおよびほかのApple Fitness+データに関連付けられません。カロリー消費バーは、そのワークアウト設定でワークアウトを完了中に、いつでも無効にできます。

アクティビティ共有

フィットネスAppで“アクティビティ共有”を有効にした場合、Fitness+のワークアウトおよびアクティビティデータは友達と共有され、Appleがこのデータをあなたが選択した人と安全な方法で共有できるようにAppleに送信されます。このデータには以下の情報が含まれることがあります: アクティブカロリーまたはアクティブキロジュール、エクササイズ時間、スタンド時間またはロール時間、歩数、時間帯、ワークアウトのタイトル、種類、継続時間などの情報。Appleは送信されたワークアウトおよびアクティビティデータを短期間保持し、“アクティビティ共有”機能を有効にする目的でのみこのデータを使用します。

Apple Music

Apple Fitness+プレイリストはApple Musicで利用できます。Apple Musicでプレイリストをタップして聴く場合、そのAppにリダイレクトされますが、選択するアクションは、“Apple Musicとプライバシー”(www.apple.com/jp/legal/privacy/data/ja/apple-music)に従います。例えば、プレイリストのタイトルはAppleに送信され、あなたが完了したワークアウトが通知される場合があります。プレイリストをApple Music内で友達と共有した場合は、友達にその情報も公開されます。

第三者との共有

Appleは、Apple Fitness+でどんな曲が再生されているかに関する個人を特定しない一部のデータを、同サービスに関して戦略上提携しているパートナー(レコードレーベルなど)に提供する義務を負っています。パートナー各社はその情報を基に、自社の創作活動の成果を自己評価し、ロイヤルティや会計上の要件を満たし、自社の製品やサービスの向上を図ります。

情報の送信

Fitness+のパーソナライズされたワークアウトのおすすめはすべて、Appleがワークアウト履歴を保存する必要がないように、デバイス上の人工知能機能を使用して提供されます。

Appleは、Apple Fitness+や、Apple Oneを含む、あなたが関心を持つ可能性のあるその他のApple製品、サービス、およびオファーに関する情報をあなたに送信するために、所有しているApple製品やAppleサービスへのサブスクリプション登録などのあなたのアカウントに関する情報を使用する場合があります。デバイスのシリアル番号はサービス提供の資格を確認するために使用される場合があります。ファミリーのメンバーである場合は、Appleからファミリー共有で利用できる製品、サービス、オファーに関する情報をお送りすることがあります。Apple Oneサブスクリプションを購入すると、サブスクリプションに登録した各サービスの機能に関するメールとプッシュ通知が送信される場合があります。Apple Fitness+で利用可能な新しい機能、コンテンツ、サービスに関するプッシュ通知が、Apple Fitness+から送信される場合があります。iOSデバイスまたはiPadOSデバイスで通知設定をアップデートするには、“設定”>“通知”>“フィットネス”に移動します。

広告

パーソナライズされた広告の設定をオンにすると、Appleの広告プラットフォームでは、App Store、Apple News、“株価”で関連性の高い広告を表示するために、Fitness+サブスクリプションの状態(Apple Oneによるサブスクリプションかどうかなど)に関する情報を使用する場合があります。

Appleの広告プラットフォームからあなたの興味関心に基づいたターゲティング広告を受け取りたくない場合は、“パーソナライズされた広告”をオフにすることができます。“パーソナライズされた広告”をオフにすると、Appleは広告ターゲティングにあなたの情報を使用できなくなります。これにより、受信する広告の数が減るとは限りませんが、広告があなたと関連性の低いものになる可能性があります。iOSまたはiPadOSデバイスで“パーソナライズされた広告”をオフにするには、“設定”>“プライバシーとセキュリティ”>“Appleの広告”に移動し、“パーソナライズされた広告”をタップしてオフにします。Macでは、“システム設定”>“プライバシーとセキュリティ”>“Appleの広告”に移動してから、“パーソナライズされた広告”を選択解除します。

Appleの広告とプライバシーについて詳しくは、www.apple.com/jp/legal/privacy/data/ja/apple-advertising を参照してください。App StoreやApple Newsでパーソナライズされた広告の配信を停止する方法について詳しくは、support.apple.com/HT202074 をご覧ください。

個人データを処理する際に適用される法的根拠

Appleは通常、お客様との契約を履行するため、サービスを提供するために必要な範囲で、法的義務を遵守する目的において、Apple Fitness+内の個人データを処理します。お客様の同意が適切な法的根拠となる場合は、該当する現地法に基づいて同意を求めます。

該当する現地法で定められている場合、Appleは、Appleまたは第三者の正当な利益のために、必要に応じて、以下のカテゴリの個人データを処理します:

  • あなたとその他のユーザのためにApple Fitness+を改善すること
  • Apple Fitness+や、あなたが関心を持つ可能性のあるその他の関連Apple製品、サービス、およびオファーに関する情報を送信すること

使用するデータには以下が含まれます:

  • サブスクリプションに登録する前に行った“Fitness+”タブでのブラウズ操作(閲覧したページ、視聴したワークアウトプレビューなど)、通知に対する操作、マーケティングキャンペーン内のリンク経由で“Fitness+”タブに入ったかどうか
  • デバイスとアカウントに関する詳細

保持

Appleは、Apple Fitness+のご利用明細や使用状況に関連付けられる個人データを、ビジネスのニーズ、契約上の義務、または法的必要条件のために必要な期間のみ保持します。Apple Fitness+に登録する前に収集された個人データは、最長で2年間保存されます。保存されたクレジットカード情報を除くサブスクリプション購入履歴など、一部の情報は、ユーザがアカウントを削除したりApple Fitness+のサブスクリプション登録を解除したりしたあとでも、ビジネス記録として保持される場合があります。

Appleが収集する情報は、いかなる場合においても、Appleのプライバシーポリシー(www.apple.com/jp/privacy を参照)に従って取り扱われます。

公開日:2023 年 4 月 6 日