私たちは、セキュリティのために
個人のプライバシーを犠牲にしては
ならないと考えます。

Appleは、Appleのカスタマーやカスタマーが使うApple製デバイスに関して、
法執行機関から定期的に情報提供を求められます。このページでは、私たちがこうした要求に
どのように対処しているのかについて説明します。

情報提供の要求があった場合、Appleはその要求が召喚状や捜査令状といった適切な法的文書に
則ったものであることを求めます。私たちは、私たちに対してどんな情報提供が求められているかに関して、
法律が許容する限りの透明性があるべきだと考えています。Appleではすべての要求を慎重に検討し、
そこに正当な法的根拠があるかどうかを確認します。さらに特定の捜査においては、自らの対応を
法執行機関が法的に権利を有するデータだけに限定しています。

Appleはこれまで、自らのすべての製品とすべてのサービスにおいて、
どの国のどの政府組織に対してもバックドア(情報の裏口)を設ける協力をしたことはありません。
Appleのサーバへのアクセスを許容したこともなく、今後も決して許容しません。

Appleがこれまで最も頻繁に受けた要求と、
それに対する回答。

Appleに対する法執行機関からの情報提供の要求は、デバイスまたはアカウント、もしくはその両方に関するリクエストが最も一般的です。デバイスリクエストは通常、iPhone、iPad、MacといったApple製デバイスに関する情報を求めます。アカウントリクエストは通常、Apple IDまたは関連するAppleのサービスや取引、もしくはその両方に関する情報を求めます。さらにAppleは世界中で緊急の要求に対応しており、誰かに生命の危険や深刻な身体的被害の危険が迫っている緊急事態においては、自らの誠意にもとづいて即座に情報を開示します。

コンテンツに関する要求には必ず捜査令状が必要です。ユーザーのiCloudアカウントに保存されているEメールや写真などのコンテンツを法執行機関から要求されるケースは、ほんのわずかしかありません。国家の安全保障に関わる要求はデバイスリクエストやアカウントリクエストとは見なされず、別の区分として報告されます。

iOS 8以降を搭載しているデバイス上では、あなたの個人データはあなたのパスコードで保護されています。iOS 8以降を搭載しているすべてのデバイスでは、Appleが政府の捜査令状に応じてiOSデータの抽出を行うことはありません。なぜなら、ファイルはユーザーのパスコードに紐づいた暗号鍵で保護されており、Appleはそのパスコードを所有していないため、抽出を求められてもできないのです。

情報提供の要求
94 %

デバイスリクエスト

Appleの透明性に関するレポートを読む(英語)

法執行機関の要求に関するAppleのガイドラインを読む

デバイスリクエスト

法執行機関からAppleが受ける要求の大部分は、盗難にあったデバイスを探すためのサポートをカスタマーから依頼された機関が、その人の代理として依頼してくるケースです。Appleは、自分のデバイスが盗難にあったと考えているカスタマーに対し、最寄りの法執行機関に連絡することをおすすめしています。

アカウントリクエスト

アカウントリクエストへの対応は、カスタマーのiCloudアカウントについての情報提供を伴うケースがほとんどです。アカウントリクエストに対してAppleが法的に何らかの情報提供をせざるを得ない場合は、法的に許される範囲でカスタマーに通知し、提供する情報ができる限り少なくなるようにまとめて回答します。情報提供の要求によって実際に影響を受けたアカウントは、その総数のうちの極めて少数にすぎません。2015年にAppleが受け取った米国内におけるアカウントリクエストの数は1,986件で、このうち82パーセントの要求に対して一部のデータを提供しました。

0.00612% 未満 Appleのすべてのカスタマーのうち、政府からの情報提供要求の影響を受けた割合。

米国政府による国家安全保障にもとづく指示。

Appleの数百万におよぶアカウントのうちのごく少数が、国家安全保障に関係する要求の影響を受けています。
2015年上半期にAppleが受け取ったそのような要求は750件から999件の間でした。もっと具体的にお伝えしたいのですが、
これが現在、法令の許す範囲でAppleが開示できる最も正確な情報です。

電子フロンティア財団の評価

電子フロンティア財団の年次報告書「Who Has Your Back?」の最新版で同財団は、「ユーザーの権利、透明性、プライバシーに関する強固な姿勢を称賛する」として、Appleに再び最高評価である5つ星を与えました。

Appleはカスタマーのために、
透明性とプライバシー保護の向上に
常に取り組んでいます。

監視法と慣習的な監視による包括的な影響に対して、解決策を見出すための最良の方法は透明性と対話であると
Appleは信じています。Appleはこれからも、カスタマーのデータとセキュリティを守ることの重要性に関して、
ホワイトハウスや世界中の政府の規制当局、立法者、裁判所との関わり合いを続けていきます。