• 想定外の出来事が起きた場合には、デバイスのバッテリー残量、モバイル通信の状態、最後に確認できた位置情報などのデバイスに関する情報が友達と共有されることがあります。
• 友達と共有される到着確認セッションの情報の内容は、エンドツーエンドで暗号化されます。
• Appleは、現在到着確認セッションが進行中かどうかなど、到着確認の使用に関する限定的な個人データを到着確認セッションの間とその終了後24時間保持します。
• 目的地を指定したセッションを開始すると、目的地とおおよその到着時間が友達と共有されます。

到着確認を使用して、友達と移動状況をやりとりしたり、共有したりできます。到着確認セッションは、iOS 17以降が搭載されたiPhoneで開始できます。あなたと到着確認相手の友達の両方が、iMessageを有効にしていて、自分のApple IDでサインインしている必要があります。また、2ファクタ認証を有効にしている必要があります。

目的地を指定したセッションを開始すると、目的地とおおよその到着時間が友達と共有されます。あなたのデバイスが目的地に到着するか、または所要時間が終了しても問題なく進んでいることを確認すると、そのことを知らせる自動通知が友達に送信されます。また、“到着確認を終了”または“共有を停止”をタップして、いつでも到着確認をキャンセルできます。到着確認セッションが終了すると、友達に通知が自動的に送信され、到着確認セッションに関する情報は削除されます。

到着確認セッション中は、あなたのデバイスに関する情報が一時的に保存されます。到着確認ではiMessageを使用するため、この情報はエンドツーエンドで暗号化されます。デバイスが目的地に到着できなかったかデバイスの接続が切れた、衝突事故検出や転倒検出などの緊急事態、あなたがいずれかの緊急SOS機能を使用していてデバイス上の確認に応答しないなど、想定外の出来事が起きた場合は、そのような出来事を知らせるiMessageが友達に自動的に送信されます。最後に確認できたバッテリー残量、モバイル通信の状態、位置情報などのデバイスに関する到着確認情報をダウンロードするオプションも送信されます。出発地から最後に確認できたデバイスの位置までのデバイスの移動経路を共有することを選択することもできます。デバイスでは、引き続きあなたの移動状況が監視され、出来事の発生後最長24時間、デバイスの状態に関する最新情報が友達に送信されます。あなたのデバイスと友達のデバイスには、ローカルにダウンロードされた到着確認の情報が最大7日間保存されます。間違って友達に通知が送信された場合は、“到着確認を終了”をタップしてセッションを終了し、メッセージアプリや電話アプリなどで連絡して知らせることができます。

個人データを処理する際に適用される法的根拠

到着確認を使用すると、Appleは、サービスを提供するために必要な範囲で、法的義務を遵守する目的において、個人データを処理します。あなたの同意が適切な法的根拠となる場合は、該当する現地法に基づいて同意を求めます。

該当する現地法で許可されている場合、Appleは、Appleまたは第三者の正当な利益のために、必要に応じて、現在あなたがほかの人との到着確認セッションが進行中かどうかや、その相手は誰か、現在のセッション中にキャッシュが解放されたかどうかを含め、以下のカテゴリの個人データを処理します。

この正当な利益には以下のものが含まれます:

• トラブルシューティング、詐欺行為や犯罪行為の防止
• セッション情報が正しい連絡先に確実に送信されるようにすることで、到着確認のアーキテクチャを維持すること

保持

Appleは、AppleのプライバシーポリシーまたはAppleのサービス別のプライバシー通知に記載されている通りに、または法律で定められた通りに、収集目的を達成するために必要な期間のみ個人データを保持します。保持期間の決定においては、まず収集した個人データを保持する必要があるかどうかを検討し、保持する必要がある場合は、法律の下で許容される最短の期間を個人データの保持期間とするように努めます。Appleは、現在到着確認セッションが進行中かどうかや誰とのやり取りかなど、到着確認の使用に関する限定的な個人データを到着確認セッションの間とその終了後24時間まで保持します。

Appleが収集する情報は、いかなる場合においても、Appleのプライバシーポリシー（www.apple.com/jp/privacy を参照）に従って取り扱われます。

公開日：2023 年 9 月 18 日