メッセージとプライバシー

電話番号またはApple IDを登録して、iMessageを送信することができます。Appleは、デバイスがiMessageを使用できるかどうかなど、iMessageの使用に関する限定的な情報を最大30日間保持します。
 

“メッセージ”はあなたの個人情報を保護するように設計され、どの情報を共有するかを選択できるようになっています。

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  • iCloudバックアップまたは“iCloudにメッセージを保管”を有効にしている場合、iMessagesはiCloudにバックアップされ、暗号化されます。
  • iMessageはエンドツーエンドで暗号化されています。使用している電話番号やメールアドレスは、連絡を取った人に表示され、名前および写真を共有するかどうかを選択できます。
  • Appleは、デバイスがiMessageを使用できるかどうかなど、iMessageの使用に関する限定的な情報を最大30日間保持します。

“メッセージ”は、SMS、MMS、iMessage、およびApple Messages for Businessを介してユーザが通信できるアプリです。iMessageは、Wi-Fiまたはモバイル通信接続でほかのiOSデバイス(iOS 5以降)、iPadOSデバイス、visionOSデバイス、Mac(OS X 10.8以降)、およびApple Watchにメッセージを送信するAppleのサービスです。このメッセージはご契約中のメッセージプランとしてはカウントされません。iMessage経由で送信されるメッセージには、写真、ビデオ、その他の情報を含めることができます。

iMessageではエンドツーエンドの暗号化を使用するように設計されていて、デバイス間で転送される際にAppleが会話内容を復号化することはできません。iMessageで送信する添付ファイル(写真やビデオなど)は暗号化されるので、送信者および受信者のみがアクセスできます。このように暗号化された添付ファイルはAppleにアップロードされる場合があります。パフォーマンスを向上するため、iMessageの作成中に添付ファイルがAppleに自動的にアップロードされることがあります。メッセージが送信されない場合、このような添付ファイルは30日後にサーバから削除されます。iOS、iPadOS、visionOS、またはwatchOSデバイスでパスコードやパスワードが設定されている場合、保存されるメッセージはデバイス上で暗号化されるので、デバイスのロックが解除されていない限りメッセージにはアクセスできません。

iMessageがデバイスから30日後または1年後に自動的に削除されるようにするか、無期限で保存されるようにするか、選択できます。iCloudバックアップまたは“iCloudにメッセージを保管”のいずれかが有効になっている場合、SMS、MMS、Apple Messages for Business、およびiMessageは利便性のためiCloudにバックアップされて暗号化されます。iCloudバックアップおよび“iCloudにメッセージを保管”は、どちらもいつでもオフにできます。iOS、iPadOS、またはvisionOSデバイスでは、“設定”>“[自分の名前]”>“iCloud”に移動します。Macでは、“メッセージ”>“設定”>“iMessage”に移動し、“‘iCloudにメッセージを保管’を有効にする”の選択を解除します。

iMessagには、Apple IDまたは電話番号でサインインできます。デバイスでApple IDを使ってサインインすると、iMessageに自動的にサインインされます。お使いのApple IDや電話番号は連絡を取った相手に表示されます。あなたのApple ID、およびアカウントに登録されているメールアドレスまたは電話番号はあなたに連絡を取ることに使用できます。iMessage設定で、新規チャットの発信元として使う電話番号やメールアドレスを選択したり、メッセージの着信用および返信用の電話番号やメールアドレスを選択したりできます。appleid.apple.com のApple IDアカウントページで、別の連絡先情報を追加して確認することができます。

“あなたと共有”では、システム上で、“メッセージ”の会話の中で共有する記事、ミュージック、テレビ番組、写真などを探し、“写真”、Safari、ミュージック、News、ポッドキャストなどのアプリで見つけられるようにすることで、コンテンツの情報に簡単かつ迅速にアクセスすることができます。Appleは、あなたの許可なしに、マークされたコンテンツにアクセスする権限がありません。“あなたと共有”は、iOSおよびiPadOSデバイスの場合、“設定”>“メッセージ”>“あなたと共有”に移動してから、“あなたと共有”をタップしてオフにすることで、いつでも無効にできます。visionOSデバイスでは、“設定”>“アプリ”>“メッセージ”>“あなたと共有”に移動し、“あなたと共有”をタップしてオフにします。Macでは、“メッセージ”>“設定”>“あなたと共有”に移動します。各アプリを“あなたと共有”に使用するかどうかを、“あなたと共有”セクションでタップまたは選択することで制御することもできます。

“名前と写真を共有”では、iMessageの相手と名前と写真を共有できます。連絡先の相手のみと自動で共有されるようにするか、毎回確認が求められるようにするか、選択できます。共有する名前と写真は、共有する相手への次回のiMessageと一緒に送信され、そのユーザのデバイスに保存されます。複数ユーザとのiMessageチャットで名前と写真を共有すると、あなたの名前と写真はそのチャット内の全員に送信されます。名前と写真はいつでもアップデートできます。自動で共有している場合、アップデートした内容は共有する相手それぞれへの次回のiMessageと一緒に送信されます。名前と写真を共有した後で共有をオフにすると、それまであなたの名前と写真を受信していたユーザのデバイスにあなたの情報が残ることがあります。メッセージ用に選択した名前と写真はAppleに送信され、Appleが表示できない方法で暗号化されてAppleのサーバに保存されます。

Appleの製品とサービスの提供および向上のため、AppleはメッセージアプリおよびiMessageサービスの使用に関する一部の情報を記録および保存する場合があります:

  • Appleは個人を特定しない方法でiMessageの使用に関する情報を保存することがあります。
  • Appleは、あなた自身か誰かほかの人が迷惑メッセージを報告したときにAppleに送信された情報を保存する場合があります。
  • Appleは、配信できなかったiMessageを配信し直すために最大30日間保存する場合があります。
  • デバイス上の一部のアプリ(iMessageを含む)は、Appleのサーバと通信して、連絡する相手にiMessageで連絡できるかどうかを判断することがあります。これが行われる場合、Appleはお使いのアカウントに関連付けられているこれらの電話番号やメールアドレスを最大30日間保存することがあります。

これらの機能を使用することで、Appleおよびその子会社と代理業者が、上記で説明した方法で当該情報を送信、収集、保守、処理、および使用することに同意し、承諾することになります。

Appleが収集する情報は、いかなる場合においても、Appleのプライバシーポリシー(www.apple.com/jp/privacy を参照)に従って取り扱われます。

公開日:2024 年 3 月5 日