写真とプライバシー

“写真”はあなたの個人情報を保護するように設計され、どの情報を共有するかを選択できるようになっています。

“写真”は、自分だけの写真ライブラリを反映することでパーソナライズされた体験をお届けすると共に、プライバシーを保護するように設計されています。Appleは、あなたの写真やビデオにアクセスすることも、あなたの写真やビデオを研究開発に使用することもありません。

“写真”では、デバイス上の機械学習を使用して、パーソナライズされた体験をお届けしたり、あなたにとって意義のある方法で写真やビデオを整理したり、“共有の提案”、“メモリー”、“ピープル”アルバム、“おすすめの写真”などの機能を強化したりします。このデバイス上での解析には、シーンの分類、人やペットの識別、写真の品質の解析、およびオーディオの分類が含まれます。また、“写真”では、あなたが編集したりほかの人に共有したりした写真、“メッセージ”で頻繁にやり取りする人、“連絡先”で設定されている関係、“連絡先”や“マップ”で設定されている自宅や勤務先の場所、写真を撮影した場所、“カレンダー”や“連絡先”に登録されている重要な日付などのデバイス上の情報も使用されます。

さらに、“写真”では、デバイス上の解析を使用して、写真に写っている人の顔を認識し、“ピープル”アルバムにまとめます。“ピープル”アルバムで人に名前を追加すると、iCloudが有効になっているすべてのデバイスの“写真”でその人の名前と顔が表示されます。

iCloud写真

iCloud写真を使用すると、写真とビデオはiCloudに安全に保存され、iCloudが有効になっているすべてのデバイスで常に最新の状態に保たれます。iCloudでは、転送中かどうかにかかわらず暗号化することで、それぞれの写真やビデオのファイルがファイルのメタデータと共に保護されます。

写真の共有

“写真”では、ほかのAppleユーザと共有するものや、アプリ内の写真ピッカーを使用するかまたは“写真”の共有シートを通じて他社製アプリと共有するものを、あなた自身が制御できます。例えば、“写真”の共有シートで写真を共有する場合は、どのメタデータ(Live Photosの動画、編集履歴、位置情報など)を写真と一緒に共有するかを制御できます。

アプリ内から写真ピッカーを使用する場合は、共有したい写真を選択することも、アプリに写真ライブラリ全体へのアクセスを許可することもできます。写真へのアクセスには、位置情報や被写界深度などのメタデータが含まれます。アプリによる写真ライブラリへのアクセスの許可は、“設定”>“プライバシーとセキュリティ”>“写真”からいつでも変更できます。

位置情報

”カメラ”に位置情報の使用を許可すると、写真やビデオが撮影された場所をタグ付けするためにあなたの位置情報が使用されます。この設定は、“設定”>“プライバシーとセキュリティ”>“位置情報サービス”>“カメラ”からいつでも変更できます。写真またはビデオで“その他”をタップしてから“位置情報を調整”>“位置情報なし”とタップすることで、写真またはビデオから位置情報を削除できます。

Appleが収集する情報は、いかなる場合においても、Appleのプライバシーポリシー(www.apple.com/jp/privacy を参照)に従って取り扱われます。

公開日:2023 年 9 月 18 日