OS X。あなたのニーズを考えて作りました。

OS Xのパワーとシンプルさを障がいがある方に活用していただけるよう、すべてのMacには支援技術が
標準で搭載されています。先進的な画面読み上げ機能、FaceTime、読み書きのためのツールなど、
様々なニーズを持つ方にとってMacをもっと便利なものにする機能もその一部です。

Macはあなたのニーズに声で応えます。

視覚に障がいのある方や弱視の方がMacを最大限に活用できるよう、OS Xには画面読み上げ機能、
画面とカーソルの拡大表示、音声入力などの様々な支援技術が内蔵されています。

VoiceOver

VoiceOverは、すべてのMacに標準で搭載されている画期的な画面読み上げ機能です。でも、できることはテキストの読み上げにとどまりません。あなたのMac上で今起きていることをそのままあなたに伝え、ジェスチャー、キーボード、ブライユ点字ディスプレイを使って自在に操作できるようにします。さらに、Macの声であるAlexが、自然な口調の英語であなたに話しかけます。日本語はKyokoが読み上げます。
VoiceOverについてさらに詳しく

SafariでElle Decor誌のウェブページを「21 rooms with wonderful white walls. What could be fresher than…」と読み上げているVoiceOverの音声出力を表示しているMacBook Pro。
システム環境設定の「アクセシビリティ」にあるズーム機能のオプションシート。

ズーム

内蔵されているズームは、パワフルな拡大ツールです。画面を最大20倍に拡大できるので、ディスプレイに映っているものをより良く見ることができます。この機能は、フルスクリーンで使うことも、拡大した領域を別のウインドウで表示しながら、ほかの部分をもとの大きさのまま残すピクチャインピクチャ表示で使うこともできます。ハードウェアアクセラレーションエンジンが、ウェブページ上のテキスト、家族の写真、地図上の特定の場所など、画面に映るあらゆるもののサイズを拡大できるようにします。

音声入力

音声入力を使うと、文字を打つ代わりに声で入力することができます。つまりEメールの返信も、ウェブ検索も、レポートを書くのも、使うのはあなたの声だけ。入力したいテキストフィールドに移動して、音声入力を有効にしたら、書きたい内容を声に出して言いましょう。音声入力があなたの言葉をテキストに変換します。

音声入力テキストと音声入力カーソルの例。
グレースケールの反転色で表示されているOS Xのデスクトップのスクリーンショット。

カラーを反転

コントラストを上げるとディスプレイに映るものが見やすくなる、という方のために、OS Xでは画面の色を反転させることができます。コントラストを増減させたり、グレースケールに切り替えることもできます。一度設定した色はシステム全体に適用されるため、どのアプリケーションでもすべてが同じように表示されます。

カーソルのサイズ

OS Xではカーソルを拡大できるので、現在のカーソルの位置がよりわかりやすく、Mac上での動きもより簡単に目で追えるようになります。カーソルの形が変わっても、一度設定したカーソルのサイズは変わりません。また、ログアウト、システム終了、再起動をしたあとでも、Macはあなたが設定したカーソルのサイズを覚えています。

カーソルサイズの拡大を示すアニメーション。 カーソルサイズの拡大を示すアニメーション。
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Macの使い方が、はっきり見えます。

Macには、聴覚に障がいがある方に活用していただける機能がたくさんあります。
友だちや家族とのコミュニケーションは、FaceTimeやiMessageで簡単に。
お気に入りのコンテンツを見る時はキャプションを使いましょう。

父と娘たちのFaceTime通話が表示されているMacBook Air。

FaceTime

FaceTimeビデオ通話なら、コミュニケーションの方法は一つだけではありません。眉の上げ下げから満面の笑みまで、あらゆる動作と顔の表情をとらえられます。高画質と高速フレームレートが特長のFaceTimeは、手話で会話する方に理想的です。Mac、iPhone、iPad、iPod touchのすべてに初めから搭載されているので、iOSやOS Xを使っている相手が通りの向こう側にいても、地球の裏側にいても、まるであなたの目の前にいるような感覚で話せます2

森と「I live next to this huge and lovely forest,」というクローズドキャプションを表示しているビデオのスクリーンショット。

クローズドキャプション

iTunes、QuickTime、DVDプレーヤーなどのOS Xアプリケーションがサポートしているクローズドキャプション機能1を使って、ビデオやPodcastなどを楽しむことができます。iTunes Uでキャプション付きのPodcastを探す時は、小さな「CC」のアイコンが目印です。スタイルやフォントを変えて、キャプションをカスタマイズすることもできます。

iMessageのメッセージ

iPhone、iPad、iPod touch、Macを使っている人に好きなだけメッセージを送れるiMessage。言葉を一言も話したり、聞いたりすることなく会話を始めて、おしゃべりを続けられます。グループメッセージを送信すれば、みんなが会話に入れます。写真、ビデオ、位置情報、リンクのほか、気分に合わせた顔文字も共有できます。

友だち同士がiMessageで週末の計画を相談している様子を示すスクリーンショット。
OS Xのデスクトップで画面のフラッシュ機能を表現するアニメーション。

画面の点滅機能

目に見えるブザーのような機能です。アプリケーションからあなたに何かを知らせる必要がある時、アラート音を鳴らす代わりにMacが画面をフラッシュのように点滅させて知らせます。画面の点滅機能は、システムのビープ音を使うすべてのアプリケーションと自動的に連係するので、一度設定したら、あとは何もする必要がありません。

モノラルオーディオ

片方の耳に聴力障がいのある方がヘッドフォンを使うと、音声の一部が聴き取れない場合があります。ステレオ録音では通常、右チャンネルと左チャンネルのオーディオトラックがはっきりと分かれているからです。OS Xなら、両方のオーディオチャンネルを一つにまとめて両耳で聴けるように再生しながら、片方の耳ではっきり聴こえるようにバランスの調整ができます。だから、コンチェルトの音色もオーディオブックの言葉も、余すことなく楽しめます。

両方のスピーカーで再生されるように左右のオーディオチャンネルが組み合わされていることを示すアイコン。
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指一本で、もしくは指一本触れずに、Macを操作できます。

キーボードやマウス、トラックパッドを使うことが難しい方のためには、スイッチコントロールなどの
OS Xテクノロジーが、これまでにない方法でMacを操作できるようにします。Macを声でコントロールする
こともできます。このような機能には簡単にアクセスでき、幅広いアプリケーションに対応しています。

スイッチコントロール

スイッチコントロールは、身体機能に重い障がいがある方向けのパワフルな新しいアクセシビリティテクノロジーで、OS Xに直接組み込まれています。スイッチコントロールは一般的にスキャンと呼ばれるシステムを使い、オンスクリーンキーボード、メニュー、Dockを操作できるようにします。スイッチ、ジョイスティック、キーボードのスペースバーといった様々な適応デバイスも使えます。さらに簡単に使いたい場合は、マルチタッチトラックパッドをワンタップするだけでも操作できます。

スローキー

スローキーは、キーボードの感度を調整して、意図したキー入力だけが処理されるようにします。この機能は、キーを押してから入力が行われるまでの間に時間差を作ります。時間差の長さは調節でき、キー入力が認識されたことを音で知らせる設定も選べます。

スティッキーキー

スティッキーキーは、複数のキーを同時に押す代わりに、あなたが一つずつ押した複数のキーを組み合わせてコマンドにします。CommandとS(保存)などのキーの組み合わせを入力すると、OS Xがサウンドエフェクトとともに押されたキーを画面に表示するので、正しいキーが入力されたかどうかを確かめることができます。

Speakable Items

Speakable Itemsを使えば、キーボードの代わりに声でコンピュータを操作できます。Macにいろいろなことを教え込む必要はありません。Speakable Itemsは、ウインドウを閉じたり最小化する、メニューを切り替える、アプリケーションを開いたり切り替える、テキストをスティッキーズメモにする、スクリーンセーバを開始する、などの操作に使えます。あなたの声を認識したことをMacに通知させることもできます。

システム環境設定の「アクセシビリティ」にあるSpeakable Itemsのオプション。
5はマウスカーソルのクリックに、それ以外の数字キーはマウスを各方向に動かすために使えるほか、0はマウスボタンを押したままにするために、そしてピリオド(.)はマウスボタンを放すために使えることを示すテンキーのレイアウト。

マウスキー

マウスやトラックパッドを使うのが難しい場合は、マウスキーを使えばカーソルをテンキーで操作できます。テンキーの一つをマウスボタンとして使用し、ほかのキーは画面上を移動したりドラッグ&ドロップを行うために使います。メニュー、Dock、すべてのウインドウ間の移動も簡単です。

オンスクリーンキーボード

キーボードよりもポインティングデバイスの方が使いやすい場合もあるでしょう。OS Xのキーボードビューアは、まさにそんな時のための機能です。キーボードの画像がほかのアプリケーションの手前、つまり常に操作しやすい場所に表示され、画面に合わせて大きさをカスタマイズすることもできます。あとは、マウスなどのポインティングデバイスを使ってキーを「タイプ」しましょう。スティッキーキーを有効にすれば、オンスクリーンキーボードからキーボードショートカットを入力することもできます。

OS Xのデスクトップにオンスクリーンキーボードを表示しているMacBook Pro。
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Mac。学習をもっと賢い方法で。

Macには、認識障がいや学習障がいを持つ方のための機能も用意されています。
集中力を高めたい場合は、Finderをシンプルにしましょう。
言語スキルを伸ばすために便利な参照ツールも、OS Xのどこからでも使えます。

GarageBandやiPhotoなどのアプリケーションを表すわかりやすいアイコンと、シンプルFinderのFinderが表示されているMacBook Pro。

シンプルFinder

ペアレンタルコントロールを使えば、Macをとてもシンプルに使えるように設定できます。これは、認識障がいや学習障がいのある方におすすめの機能です。シンプルFinderはDockを縮小して、3つのフォルダだけを表示します。生徒が開くことができるアプリケーションのリストを教師が限定することで、生徒の集中力を保つこともできます。ファイル、フォルダ、アプリケーションはアイコンがきちんと並んだ一つのウインドウに表示されるので、あらゆるものが見つけやすくなります。

辞書

例えば天文学の記事を読んでいて、難しい専門用語に引っかかったら、OS Xに内蔵されていてどこからでも使える、パワフルな辞書アプリケーションで調べましょう。定義や類義語がすばやく見つかり、文法、スペル、発音の学習にも役立ちます。日本語の辞書は、スーパー大辞林とウィズダム英和・和英辞典が用意されています。

「celestial」の定義を表示している辞書アプリケーションのスクリーンショット。

Alexの声を聞いてみましょう

速い
普通
遅い

テキスト読み上げ

学び方は人それぞれ違います。複数の感覚を同時に組み合わせた方が学習がはかどる人もいます。テキスト読み上げ機能を使うと、あなたがハイライトした英文のテキストをAlexが読み上げます。別の男性や女性の声を選んだり、話す速さを調整することもできます。さらに、複数の言語を話す人のために、日本語を含む20か国語以上の言語から選べるようになっています。

入力補完

語彙力や言葉の組み立て能力を補助するために、OS Xは入力補完機能1も備えています。最初の何文字かを入力したあとにEscキーを押せば、OS Xが単語の候補を表示します。そこから入力したい単語を選ぶと、OS Xがあなたに代わって入力を完了します。

入力されたテキスト「revelat...」に対して、候補の単語「revelation」と「revelatory」が表示されている入力補完機能の例。

言語障がいのある方に

OS Xの補助機能は、言語障がいのある方のお手伝いもします。手話、ジェスチャー、表情などを使った視覚的なコミュニケーションはFaceTimeで。iMessageならテキストでおしゃべりができます。テキスト読み上げ機能は、言葉を読み聞かせることで話す能力を伸ばすお手伝いをするほか、あなたが入力した言葉を読み上げて相手に伝えます。