プロセッサ

マルチコア。エンジン全開でパワーを発揮。

現在のMacは最大8コアの処理能力を備え、圧倒的なパフォーマンスを発揮します。では、このパフォーマンスを最大活用する方法とは?答えは簡単。Leopardにおまかせください。再設計されたシステム、完璧にチューニングされたキーアプリケーション、デベロッパのためのパワフルな新しいツールをすべて備えたLeopardは、あなたのマルチコアMacに理想的なオペレーティングシステムです。

マルチコアの重要性

長年にわたり、さらに高速なプロセッサが発売されるたびに、アプリケーションのパフォーマンスも向上しました。しかし、熱放出量も消費電力も大きいチップは、持ち運びにまったく適していませんでした。新しいマルチコアプロセッサは、電力の問題をある程度解決できますが、アプリケーションのパフォーマンス向上は約束してくれません。そこで登場するのがLeopardです。Leopardは、マルチコア演算のメリットを簡単に活用するためのツールを提供します。

マルチコアで効率もアップ

新しいLeopardスケジューラは、複数のコアとプロセッサに対し、とても効率的にタスクを割り当てます。そのため、Leopardがタスクの管理に費やす時間を短縮し、その分の時間を演算の実行にあてることができます。また、新しいマルチスレッドネットワークスタックが、ネットワーク出入力の並列処理によってネットワーキングをスピードアップします。

Leopardのマルチコアアプリケーション

アップルのエンジニアは、Leopardに搭載されたMail、アドレスブック、フォントユーティリティなどのアプリケーションをアップデートして、マルチコアに完全対応させました。それぞれのアプリケーションが、プロセッサ負荷の大きい処理を扱いやすいサイズの一連のステップに分割します。このステップが、シングルCPUシステムではひとつずつ、新しいマルチコアシステムでは並列で実行されます。Cocoaは、これと同じテクノロジーを利用して、Spotlight検索と辞書を引く操作を高速化します。

演算もスムーズ

アップルのエンジニアの成功の秘訣は、NSOperationを使ったこと。NSOperationは、マルチコア処理のためにアプリケーションを最適化する、画期的な新しいAPIです。NSOperationが計算(演算)のグループをNSOperationQueueに追加し、現在のアーキテクチャをもとに、並列処理の演算回数を動的に決定してくれます。複雑なスレッディングとロッキングのマニュアルコーディングは一切不要。プログラムで演算と従属性を指定するだけで、あとはCocoaが処理してくれます。

受け渡しもしっかり

科学計算の世界では、複数プロセッサへの計算の分散が長い間必要とされてきました。この分野でよく使われるメッセージ受け渡しモデルをサポートするために、LeopardにはMPI 2.0標準に準拠する人気の高いオープンソースOpenMPIが実装されています。OpenMPIはXgridと連係し、PowerPCベースとIntelベースの両方のMacをシームレスにサポートして、低レイテンシ相互接続用ドライバの追加を簡単にします。さらに、LoepardのXcodeには、MPI準拠プログラムの書き込みプロセスを合理化するさまざまなMPIコンパイラ(プリプロセッサ)が含まれています。

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