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Apple、iPhone OS 4をプレビュー

マルチタスク、フォルダ、iBooks、統合インボックスなど多くの新機能搭載

2010年4月9日、Apple®は本日、「iPhone® OS 4(アイフォーンオーエス)」ソフトウェアをプレビューし、iPhoneデベロッパプログラムのメンバーを対象にベータバージョンをリリースしました。iPhone OS 4ベータリリースでは、1,500以上の新しいアプリケーションプログラミングインターフェイス(APIs)を持つソフトウェアデベロップメントキット(SDK)のアップデートと、今夏iPhoneとiPod touch®のユーザに提供される予定の100以上の新機能が含まれます。新機能には、サードパーティーアプリケーションのためのマルチタスク、アプリケーションをより上手に整理しアクセスしやすくするためのフォルダ、統合されたインボックスを持ち、インボックスの素早い切換えとメッセージのスレッド化など改良されたMail、より優れたデータ保護やモバイルデバイス管理、ワイヤレスでのアプリケーション配付などを実現する、強化されたエンタープライズサポート、Appleの新しいiAd広告プラットフォーム、さらに先般 iPad™でデビューした魅力的な新しい電子書籍リーダーとオンラインブックストアであるiBooksなどが含まれます。

「iPhone OS 4は世界で最も進んだモバイルオペレーティングシステムの4番目のメジャーリリースです。マルチタスク、フォルダ、統合インボックス、より本格的なエンタープライズサポート、そしてiPhone版のiBooksリーダーとオンラインのiBookstoreなど、100以上の新機能を提供します。」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。

iPhone OS 4が新たにマルチタスクをサポートしたことにより、ユーザはアプリケーション間を素早く移動することができるようになり、デベロッパは、開発したアプリケーションに簡単にマルチタスク機能を追加するための7つの新しいマルチタスキングサービスを利用できるようになります。これらのサービスには、Pandoraのようなアプリケーションがバックグラウンドで音楽を再生することができるバックグラウンドオーディオや、iPhoneがスリープ状態にあるとき、またはユーザが他のアプリケーションを使っている時でもVoIPアプリケーションから呼び出しを受けることを可能にするVoIPも含まれます。iPhone OS 4はバッテリー持続時間と前面で使用中のアプリケーションのパフォーマンスを犠牲にすることなく、サードパーティーのアプリケーションにマルチタスク機能を提供するという、これまでモバイルデバイスでは達成が困難だったことを実現しています。

フォルダを使うことで、ユーザはアプリケーションを整理しやすくなり、また素早くアクセスすることができるようになります。あるアプリケーションのアイコンを別のアプリケーションのアイコンの上にドラッグすると、新しいフォルダが自動的に作成されます。フォルダはそのアプリケーションのApp Storeでのカテゴリーに基づいて、例えば「ゲーム」といった名前が自動的に付けられますが、これはユーザが簡単に変更することができます。フォルダを使うことにより、ユーザはiPhone上で2,000以上のアプリケーションを整理し、それらにアクセスすることができます。ユーザはまた、iTunes® 9.2を使ってMac®やWindows PC上でもiPhoneのフォルダを作成し、管理することができます。

iPhone OS 4は、その新しい統合インボックスにより、携帯電話上で最高のメールエクスペリエンスを提供します。ユーザは自分のすべての電子メールアカウントにあるメッセージを一つのインボックスにまとめて表示させることができます。数回タップするだけで、ユーザは素早くインボックスを切換え、個別のアカウントに届いたメッセージも見ることができます。さらに、ユーザは話題によってメッセージをスレッドごとに整理することができるため、電子メールのディスカッションを容易に管理することができるほか、 App Storeから購入できる、ファイル形式に対応するアプリケーションで電子メールの添付書類を開くこともできます。

Appleの新しいモバイル広告プラットフォームであるiAdは、テレビ広告の表現力とウェブ広告のインタラクティブ性を合わせ持っています。これまでは、ユーザがモバイルデバイス上で広告をクリックすると、ほとんどの場合、それまで使用していたアプリケーションからウェブブラウザに連れて行かれ、広告主のウェブページがロードされていました。ユーザはその後、使っていたアプリケーションに戻りますが、多くの場合、さっきまで作業をしていた箇所に正確に戻ることは困難または不可能でした。iAdは、アプリケーションを離れることなく、フルスクリーンビデオとインタラクティブな広告コンテンツを表示し、ユーザがいつでも好きな時に、先に使っていたアプリケーションに戻れるようにすることで、この問題を解決しています。iPhone OS 4ではデベロッパがそれぞれのアプリケーションの中にiAdを簡単に埋め込むことができるようになっており、広告はダイナミックかつワイヤレスにデバイスに届けられます。広告の販売とサービスをAppleが行い、デベロッパは業界として標準的な60%の収益をiAdから受け取ります。

iPhone OS 4のベータリリースには、Game Centerのデバロッパプレビューが含まれており友達をゲームプレイに誘ったり、マッチメーキングによりマルチプレーヤーゲームを開始したり、スコアボードに成績を付け、ハイスコアを比較したりするリーダーボード機能を持つアプリケーションをデベロッパが作成できるようにするAPIのセットが含まれています。GameKit APIsで作成されたアプリケーションは、本年後半にiPhoneおよびiPod touchユーザ向けに提供されるAppleの新しいソーシャルゲーミングネットワーク、Game Centerで利用することができます。

iPhone OS 4の新しいエンタープライズ機能には、セキュリティー、スケーラビリティーそして互換性の改良が含まれています。新しいMobile Device Managementサービスは、サードパーティーのサーバと連携して、管理しているiPhoneをリモートから構成、問い合わせできるほか、ワイプやロックすることもできます。iPhone OS 4を使うと、エンタープライズは自社開発したアプリケーションを従業員向けに安全にホストし、ワイヤレスに配付することができます。新しいデータ保護機能は、ユーザのパスコードを暗号キーとして使い、iPhone上に保存されたメールメッセージや添付書類を保護します。iPhone OS 4では、より長く、複雑なパスコードを設定することができるため、iPhoneとそのデータの安全性もより高くなっています。iPhone OS 4は、ITマネジャーが複数のExchange ActiveSyncアカウントをセットアップすることを可能にするほか、Exchange Server 2010と互換性があり、また今後Juniper NetworksとCiscoから提供されるSSL VPNアプリケーションもサポートしています。

今日までに、革新的なApp Storeから40億件以上のアプリケーションがダウンロードされており、185,000本以上のアプリケーションが世界90カ国の消費者に向けて提供されています。全世界に8500万人以上いるiPhoneおよびiPod touchユーザは、20のカテゴリーの数多くのアプリケーションから、ゲーム、ビジネス、ニュース、スポーツ、健康、リファレンスそして旅行などのアプリケーションを選ぶことができます。


【提供時期について】
iPhone OS 4ベータソフトウェアおよびSDKは、iPhoneデベロッパプログラムのメンバーを対象に、本日からdeveloper.apple.comで提供されます。iPhone OS 4は、今夏、iPhoneおよびiPod touchのユーザを対象にソフトウェアアップデートとして提供される予定です*。iPad向けのiPhone OS 4は今年秋に提供されます。

*機能の中にはすべての製品では利用できないものがあります。例えば、マルチタスク機能を利用するには、iPhone 3GSまたは第3世代のiPod touch(32GBまたは64GBの2009年後期モデル)が必要です。また、文中のApps、機能で日本で利用できないものがあります。

iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。


【Appleについて】
AppleはApple IIでパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、Macintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。Appleは、数々の賞に輝くコンピュータ、OS Xオペレーティングシステム、iLife、iWorkそしてプロフェッショナル向けの各種アプリケーションで業界をリードし続けています。Appleはまた、iPodと、オンラインのiTunes Storeにより、デジタルメディアの分野でも先頭に立ってその革命を推し進め、さらに、革新的なiPhoneとApp Storeにより携帯電話を再定義したほか、最近では魔法のようなiPadを発表し、モバイルメディアとコンピューティングデバイスの将来の姿を定義づけています。

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