プレスリリース 2001 年 4 月 24 日

デジタルカメラメーカー各社、アップルのQuickTimeを
採用

75機種を超えるカメラがQuickTimeテクノロジーを配布

2001年4月23日、ラスベガス、NAB(The National Association of Broadcasters)−アップルは本日、キヤノン、カシオ、コダック、オリンパス、パナソニックそしてサンヨーなど、世界の大手デジタルカメラメーカーの多くが各製品にアップルのQuickTime(クィックタイム)テクノロジーを統合し、QuickTimeファイルフォーマットをデジタルコンテンツを取り込むための業界標準として確立したことを発表しました。QuickTimeはアップルが開発した、インターネットで高品質のオーディオとビデオを作成、再生、ストリーミング配信するための、業界をリードするソフトウェアです。
75機種以上のカメラがQuickTimeを使ってコンテンツを再生し、そのうち25機種はQuickTimeフォーマットで短いビデオクリップを取り込みます。クロスプラットフォームにおいて標準のQuickTimeを使用することにより、MacおよびWindowsのユーザは静止画をムービーに組み込んだり、カメラで取り込んだビデオクリップをカメラにダウンロードしたり、再生することができます。
「大手デジタルカメラメーカーの間で、急速にQuickTimeの採用が進んでいます」と、アップルのワールドワイドプロダクトマーケティング担当副社長、フィリップ・シラーは語っています。「多くのデジタルカメラメーカーが採用したことをきっかけとして、今後、QuickTimeがデスクトップコンピュータにとどまらず、主要な一般向け電子機器にまで広まっていくことを期待しています。」
「サンヨーは我々のデジタルカメラがQuickTimeフォーマットをサポートできることを誇りに思います」と、サンヨー・フィッシャー社業務用ビデオ事業部執行副社長の原田誠氏は述べています。「QuickTimeはクロスプラットフォームの優れた動画のプレーヤーであり、ビデオをスムーズに、途切れなく再生する機能によって、IDC-1000Z iD SHOTなど我々のビデオ対応カメラの性能をさらに向上させています。」
「QuickTimeと我々の次世代デジタルカメラを組み合わせることにより、画像やビデオ映像をデスクトップコンピュータに取り込んだり、配信するプロセスが簡単になります」と、パナソニックオプティカルグループのプロダクトマネジャー、メアリ・ミセリ氏は語っています。「お客様はQuickTimeの機能を非常に好意的に受け入れています。それは、QuickTimeが確立されたテクノロジーであり、優れた品質を提供していることをお客様がよく知っているからです。」
QuickTime採用の一環として、カメラメーカー各社はQuickTimeのロゴをカメラ製造に表示するほか、お客様にQuickTimeソフトウェアを提供します。
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