プレスリリース 10月 8, 2003

アップル、Mac OS X "Panther"を発表

150以上の新機能を備えて10月25日に出荷開始

2003年10月8日−アップルは本日、世界で最も先進的なオペレーティングシステム「Mac OS® X(マックオーエステン)」の次期メジャーリリースとなるMac OS Xバージョン10.3 "Panther"(パンサー)を10月25日(土)より販売開始することを発表しました。Pantherは、ワンクリックで目的のファイルやフォルダにアクセスできる全く新しいFinder™(ファインダ)や、開いているすべてのウィンドウを一瞬にして一覧できる画期的な新機能のExposé(エクスポゼ)、そしてビジネスや教育現場、一般ユーザのための全く新しいデスクトップビデオ会議ソリューション、iChat AVなど、150以上の新機能を搭載しています。
「Pantherはオペレーティングシステムに金字塔を打ち立てるものです。150以上の新機能を備えたPantherで、アップルは他のオペレーティングシステムが今後何年も追いつくことができないようなイノベーションを正に今日提供しようとしています。」と、アップルのCEO(最高経営責任者)、スティーブ・ジョブズは述べています。
Pantherの完全に新設計されたFinderは超高速の検索能力を備えており、Mac OS Xバージョン10.2と比べて最大6倍の速さでファイルを検索します。新しいFinderでは、ユーザがよく使うフォルダ、ストレージ、サーバ、iDiskを一箇所の便利な場所にまとめ、ワンクリックでアクセスすることができます。新しいFinderはまた、Mac®、WindowsそしてUNIXのファイルサーバのダイナミックなネットワークブラウジング機能も備えています。
Pantherのもう一つの革新的な機能であるExposé、開いているすべてのウィンドウを一覧で表示し、その中のどれでも一番上に持ってくるということを瞬時に行います。Exposé、開いている任意のウィンドウを見つけて切り替えたり、デスクトップ上の任意のファイルに到達することが瞬時にできるよう、重なったウィンドウを視覚的に整頓されているサムネール表示に並べ替えます。Mac OS XのQuartz™グラフィックエンジンのパワーを利用するExposé、複数のファイルやアプリケーションそしてプロジェクトの扱い方に大きな進歩をもたらします。
Pantherは、ブロードバンドにおいてフルスクリ−ンで、ビデオ画質の動画と、クリアな音声そして使いやすいインターフェイスを提供する、世界で最も快適なデスクトップビデオ会議ソリューション、iChat AVを搭載し、インスタントメッセージをさらに上のレベルに引き上げます。iChatを使えば、自然な会話をインターネット上ですぐに簡単に始めることができます。今年6月のベータ版提供以来、すでに50万人以上がiChatで会話を楽しんでいます。
Pantherにはこのほかにも新たに加えられた機能として、以下の機能が含まれています。
  • アプリケーションを終了したりログアウトすることなくアクティブユーザをエレガントに切り替えることができるファーストユーザスイッチ。
  • 最新のセキュリティ規格と128ビット暗号化技術を用いてホームディレクトリのデータの安全と機密を常時守るFileVault(ファイルボールト)。
  • ダブルクリックでフォントをプレビューし、ワンクリックでインストールし、直感的なインターフェイスでフォントを管理し、フォントの使用・非使用の設定を行うことができる、システムレベルでのフォント管理を可能にする新しいアプリケーション、Font Book。
  • 大幅に機能を向上させた世界最速のPDFリーダー、プレビュー。超高速の文字検索機能は PDFの検索結果を瞬時に生成するほか、文字の選択、コピー機能も備えています。また、URLのサポートに加え、PDF 1.4フォーマットもサポートしています。
  • ユーザがオフラインで行なった仕事を、インターネットに再接続すると同時に.Mac(ドットマック)のインターネットサーバストレージに自動的に同期させることにより生産性を高める、完全に統合化されたiDisk。これにより、ユーザはローカルではハードディスクドライブのスピードでファイルを編集し、後から自分のiDiskに自動的に同期させることができます。
  • 高度なスパム・フィルタリング技術を搭載したほか、関連メッセージの表示、ファイリング、削除が簡単に行えるスレッド機能を備えるなど、さらに強化されたMailアプリケーション。
  • ラベルの印刷や、ユーザの個人情報が変わったときに連絡先に簡単に通知するなど強力な機能を備えた新しいアドレスブック。
  • アドレスブックと同期し、印刷するのと同じ感覚でファックスの送受信ができる上、カバーページの追加もサポートした統合ファックス機能。
  • Windowsとの互換性の向上。ファイル、プリンタ、ネットワークサービスをWindowsユーザと簡単に共有できるようにしたほか、Microsoft ExchangeのサポートがMailとアドレスブックに組み込まれたため、Exchangeのメールにアクセスしたりアドレスブックと同期させることが簡単に行なえます。
  • 最新のオープンソースライブラリ、コマンドおよびテクノロジー、X11アプリケーション、IPv6のサポート、Kerberosの統合、そして大幅に向上したNFSファイルシステムなど、オープンスタンダードUNIXベースファウンデーションをさらに強化させました。
  • Mac OS Xアプリケーションを作る最も速い方法であるXcode。Xcodeは、GCC 3.3などデベロッパがアップルの最新テクノロジーをより簡単に利用するための定評のある開発ツールに使いやすいインターフェイスを組み合わせています。
  • iSync™、iPhoto™、iMovie®、iTunes®そしてアップルの新しい標準ウェブブラウザであるSafari™の最新バージョン。

価格と販売について
Mac OS X v10.3 "Panther"は、2003年10月25日(土)より、Apple Store®(http://store.apple.com/jp)、およびアップル製品取扱販売店を通じて、14,800円(メーカー希望小売価格、税別)で販売されます。
また、同一住所で5台までのMacにインストールしてお使いただける「Mac OS X Pantherファミリーパック」も22,800円(メーカー希望小売価格、税別)で販売されます。ボリュームおよびAppleソフトウェア自動送付サービスについてはアップルにお問い合わせください。
10月8日以降にPantherを搭載していないプログラム対象機種のMacintoshコンピュータを購入されたお客様、購入日にかかわらずPantherを搭載していないPower Mac® G5を購入されたお客様、および10月8日以降にMac OS X v10.2のリテールパッケージを購入されたお客様は、Mac OS Up-To-Dateアップグレードパッケージを2,500円(発送手数料込、税別)でお求めいただくことができます。
Mac OS X v10.3 "Panther"を使用するには、最低システム条件として、128MB以上のメモリを搭載し、USBを内蔵したPowerPC G3、G4、またはG5プロセッサ搭載のMacintoshコンピュータが必要です。
【アップルについて】
アップルはApple IIで1970年代のパーソナルコンピュータ革命に火をつけ、80年代にはMacintoshによって、再び、全く新しいパーソナルコンピュータを創出しました。アップルは、世界中の学生、教育者、プロのクリエイターそしてコンシューマに、革新的なハードウェア、ソフトウェア、およびインターネット関連の製品・テクノロジーを通じて最高のパーソナルコンピューティング環境を提供しています。

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