ストーリー 7月 6, 2018

App Store、10周年を迎える

クリエイティビティ、革新性、起業精神が、どのようにして世界的なアプリケーションのブームを起こしたか

Animated illustration of various activities happening on several moving buttons on top of an iPhone.
10年を経て、App Storeは人々の暮らし方、働き方、遊び方を大きく変えました。
Appleが2008年6月10日に500本のアプリケーションと共にApp Storeを登場させてから、それは文化的、社会的、経済的にも大きな現象を巻き起こし、人々の働きかた、遊びかた、出会いかた、旅の仕方など、様々な活動を大きく変えました。過去10年以上にわたり、App Storeは、あらゆる年齢のユーザにとって最良のアプリケーションをダウンロードできる安全な場所をつくり、世界中から集まるあらゆる規模のデベロッパにとって成長と発展を遂げる活気にあふれたアプリケーションの経済圏を創出しました。今日、App Storeには世界155か国からのお客様が、さらに頻繁に訪れるようになり、これまで以上に長く滞在して、多くのアプリケーションをダウンロードしています。  
iPhoneから始まり、後にiPadに初めてアプリケーションが提供されるようになって以来、App Storeでは数々の印象的な出来事がありました。以下の出来事やコメントは過去10年でも特に意義の深いものを表しています。App Storeがどのようにしてソフトウェアの流通方法を民主化し、生活のしかたを大きく変えて来たかをお分かりいただけることでしょう。  

I. App Storeがデベロッパに向けて扉を開き、お客様の手の中にまったく新しい体験を届ける  

App Storeは、デベロッパが自分のソフトウェアを配信し、お客様がそれ以前にはなかった方法でアプリケーションを体験する画期的なソリューションを提供します。
Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデント、フィル·シラー:
「App Storeは最初の10年間で、私たちが抱いていたどんな大きな予想や期待も超えるものでした。デベロッパたちが革新的なアプリケーションを生み出すことに始まり、お客様がアプリケーションを日々の生活の一部として利用するに至りましたが、これはまだ始まりに過ぎません。デベロッパの皆様が生み出してきたもの、そして次の10年の中で新たに生み出されるものを想像すると、これ以上の誇りはありません。」  
Marco Arment氏、Overcastの作者で長きにわたるiOSデベロッパ:
「App Storeは登場以来、デベロッパが自分のアプリケーションを通じて多くの人々にリーチする最も簡単な方法であり続けています。自分たちで流通や支払システムを用意する場合の労力や経費を取り除き、誰にとっても開発しやすくなり、自分たちが提供できる最良のアプリケーションを作るという本来の情熱に集中できるようにしてくれました。これまでの10年以上で、App Storeは、世界がこれまで見てきた中で最も豊富でで多様性に富んだ、誰もが簡単に利用できるソフトウェアのエコシステムに成長したと思います。」
Chad Evans氏、 Major League Baseball製品開発シニアバイスプレジデント:
「App Storeが登場したその日、MLB At Batが最初の500本のアプリケーションとして登場したのを目の当たりにした時は信じられないほどの期待と興奮がありましたが、その当時は、こうしたアプリケーションがファンのスポーツの楽しみかたに計り知れないインパクトを与えることになるとは誰もが認識していなかったと思います。私たちは、この10年間にApp Storeの歴史に参加できたことを幸運に感じています。次の10年にどんなチャンスが訪れるかを想像するととてもエキサイティングです。Appleと、野球ファンを彼らの応援するチームとそして野球の試合を密接に結び付けていくことを続けていきます。」  
最初のiOS向けApp Storeを画面に表示している第1世代のiPhone。
App Storeは2008年の初登場時からずっとお客様に魔法のような体験を提供し、ユーザの手の中にまったく新しいソフトウェアの世界を展開しています。
2008年以前、ソフトウェア産業は少数の巨大な企業によって支配されていました。App Storeはたった一人の個人開発者から大規模な開発スタジオまで、あらゆるデベロッパに対して平等に扉を開き、彼らが考えたすばらしいアイディアをクオリティの高いアプリケーションに仕上げ、そのまま順調に世界中で増え続けているお客様に提供できるようにしてきました。  
MLB At Bat、Tap Tap Revenge、Trism、The New York Times、eBay、Travelocityは、App Storeがスタートした初日より提供されてきたアプリケーションの幅の広さを示すもので、旅行や、ゲーム、ニュースをよんだり、スポーツの新しい体験を、ユーザが自分の手のひらの上で楽しむまったく新しい手段を実現しています。  
ユーザのプライバシーを保護することはAppleのエコシステムにおいて最重要であるからこそ、Appleは最初からデベロッパに対して明確なガイドラインを用意することに細心の注意を払い、安全で信頼されるアプリケーションのマーケットプレイスを思慮深くキュレーションすることで、世界中のお客様がアプリケーションを発見して利用する上で可能なかぎり最良の体験を確実なものとするように努めています。  

II. モバイルファーストの事業の繁栄  

メディテーションのアプリケーション、Calmを画面に表示しているiPhone。
App Storeが新しい産業の推進役となり、様々なビジネスや、Calmのようなスタートアップ企業とその顧客の交流の仕方を変えています。
Keith Shepherd氏とNatalia Luckyanova氏、 Imangi Studios創立者でTemple Runのデベロッパ:
「私たちの人生はApp StoreとiPhoneで変わりました。私たちの最初のゲームであるImangiは、App Storeオープン初日に立ち上げました。それから10年後、その間に私たちは10本以上のゲームを作り、その中でもTemple Runは何と10億回以上もダウンロードされています。私たちのスタジオは、2人体制から、今では35名のチームに成長しました。これらどれをとっても、App Storeなしでは実現できなかったでしょう。」  
Appleが提供する最先端のハードウェアと急速に進化するソフトウェアが、ユーザのポケットの中にあるiPhoneに可能性を見出したデベロッパたちの創造力あふれるアイディアと結び付いて、新しい産業を生み出し、それによって人々の暮らしかた、働きかた、遊びかたを以後変えました。それは今日も続いている革命です。  
Instagram、Calm、Uber、Instacartといったスタートアップ企業は、iPhoneのカメラ、Apple Pay、GPS、位置情報サービスのような機能活用し、オンデマンドでユーザに最適化された体験を提供すると共にその多くがApp Storeでのアプリケーション配信から始め、10億ドル単位の事業を創出しています。同時に、従来型の企業や、ウェブサイトとして始まったTwitter、Facebook、eBay、Yelp、Airbnb、Amazonのような企業も専用アプリケーションを作り、変化している顧客の行動に合わせました。  
アプリケーションは結果的に、ユーザが企業と接点を持ちながら日々のタスク――フライトチケットやホテルの部屋の予約に始まり、ディナーの予約、ギフトショッピング、それらの支払いを行う上で、最も重要な手段のひとつになってきています。  

III.  ゲームが台頭、新たなファンを獲得  

Pokémon Goをプレイする人々で一杯の香港の深夜の公園。
App Storeは最も人気のあるゲームが揃った市場でもあり、新しいオリジナルジャンルの作品から、Pokémon Goのような皆から愛される定番タイトルまであらゆるものが揃っています。
任天堂の代表取締役·フェロー、宮本茂氏:
「iPhoneで片手で遊べて新しいスーパーマリオの体験ができるSuper Mario Runを、App Storeを通じて何億ものお客様の手に届けられることを大変嬉しく思います。App Storeのおかげで、任天堂ゲームの楽しさというものを数多くの新しいプレイヤーと共有できるようになりました。私たちは引き続き、App Storeのお客様にユニークで新しいゲーム体験を提供できるように努力していきます。」  
Riccardo Zacconi氏、KingのCEOでキャンディークラッシュのデベロッパ:
「キャンディークラッシュの配信をApp Storeで始めたのは5年以上前になりますが、これはとてつもなく有益な結果を生み出し、世界各地でまったく新しいプレイヤーとつながることができました。私たちのゲームは南極大陸を含む七大陸すべての世界中で楽しまれているんです! これだけでも、App Storeの影響力とユーザにリーチする力がいかに強いか分かると思います。」  
Daniel Wu氏、Hero EntertainmentのプレジデントでRed Tidesのデベロッパ:
「App Storeのおかげで、私たちはデスクトップからモバイルまで素晴らしいeSportsの体験を提供することができるだけでなく、ゲームファンやプレイヤーたちの出会いをオンラインでもオフラインでも可能にし、ゲームの魅力をおおいに楽しみながらさらには新たに交流する方法まで築いています。」  
App Storeは、iPhoneとiPadに搭載された誰でも簡単に使えるMulti-Touchテクノロジーと外出先でもゲームプレイを楽しめる利便性を提供することで、ゲームを主流なものにしました。Super Monkey Ball、PAC-MAN、Angry Birds、Words With Friends、Real Racing、Temple Runといった初期のタイトルにお客様の人気が集まった結果、iOSは世界で最も人気のあるゲームのプラットフォームに成長しました。  
Heads Up!、Pokémon Go、HQ、Fortniteといったゲームが世界中でコミュニティやカルチャーのような勢いを生み出す一方で、新しいテクノロジーがコンソールゲームに匹敵するVainglory、The Witnessや Arena of Valorといったゲームも登場しお客様に無類のゲームの体験を提供しています。  

IV. App内課金、定期購読でさらに広がる体験  

Headspace Appを画面に表示しているiPhone X。
App内課金により、デベロッパがまずはアプリケーションを無償で提供し、それをお客様が試用してから追加の機能に支払いをすることができるようになりました。Headspaceのようなアプリケーションの中で行う定期購読でも、お客様は新しい機能を利用できるようなります。
Horace Dediu氏、Asymcoのアナリスト:  
「App Storeは、人々がソフトウェアやサービスを利用して料金を支払う方法を完全に変えました。ソフトウェアのエコシステムの力があったからこそ定期購読モデルが生まれ、このようなレベルまで成長したのです。App Storeは、想像よりもずっと多くの人たちを、想像だにしない方法で、成功する手段を創り出し、人々のクリエイティビティを見たこともないような方向に解き放ったのです。」  
App内課金(IAP)が2009年に登場すると、お客様はアプリケーションをダウンロードした後に料金を支払うことで、新たに異なるレベルや機能を使えるようになりました。この結果、これまで以上に多くのお客様が、購入を前提としないで、新しいアプリケーションを体験できるようになったのです。2010年6月には、IAPと有料アプリケーションを通じたデベロッパへの支払いが10億ドルに上りました。  
2011年にはApp Storeが定期購読アプリケーションへの対応を開始し、2016年には定期購読が、ゲーム、子ども向け、ヘルスケア/フィットネスを含む全25のカテゴリに拡大しました。現在ではNetflix、iQiYi、Tinder、LinkedIn、Sing! By Smule、Headspace、Dropboxほか、28,000以上のiOSアプリケーションが定期購読を提供しており、何百万ものお客様が素早くアプリケーションを見つけ、必要に応じてそれぞれのサービスの購読と解約を簡単に行えるようになっています。定期購読数は昨年から95パーセント増えて、2018年6月時点で、デベロッパはApp Storeを通じて総額1,000億ドル以上の収益を上げています。  

V. ストリーミング型エンターテインメントの台頭  

iPadを使って屋外で映画を観ている女性。
外出先でテレビ番組、映画、ビデオを視聴するお客様が増えています。
Richard Plepler氏、HBOの会長兼CEO
「HBO NOWを立ち上げようと決めた時、これを一緒にやる独占パートナーをAppleとすることに疑問はまったくありませんでした。Appleと動画配信サービスを始めること、App StoreへのHBO NOWの配信開始の発表は、HBOの数ある歴史的エピソードの中でも最も重要なもののひとつです。」
App Storeは、ブームになっているビデオのモバイル視聴の中心となってきました。iPhoneとiPadの大型の画面サイズと高解像度は外出先でのビデオ視聴をいっそう快適なものにしてくれます。HBO NOW、Hulu、Netflix、Sling TVを始めとする動画配信サービスと豊富で高品質な映像コンテンツにより、お客様は自分の好きなエンターテインメントをいつでもどこでも楽しむことができます。  

VI. クリエイティビティ、生産性、教育は、オフィスや教室の外にも拡大中  

iPadで割り算を解くのに使われているApple Pencil。
クリエイティビティを発揮したり、生産性を高められるアプリケーションで魅力的な方法で学ぶことができます。
James Cuda氏、Savage Interactiveの創立者でCEO、Procreateのデベロッパ:
「Procreateは当初からApp Storeのみで販売したいと考えていました。App Storeならあらゆる国や地域のユーザとつながれるので、新しい機能を提供したり、フィードバックに応えたり、ユーザであるアーティストたちが最も素晴らしい体験を自分のものにするのが簡単になるからです。App Storeが歩む道とともに人生は変わりました。デジタルアートの創作は初めてというユーザが何百万といる中で、多くの業界屈指のアーティストが、ProcreateをiPad ProとApple Pencilと組み合わせて使うのは最強だと思ってくれています。Procreateは単純に、App Storeなしでは実現し得なかったでしょう。」
Yan Lin氏、Dr. PandaのCEOで子ども向けの人気ゲームのデベロッパ:
「App Storeがもたらたこの上ないチャンスのおかげで、Dr. Pandaは中国の小さなスタートアップ企業から、わずか6年間で5,000万回ものダウンロード数を達成し、子どもたちとその親御さんの両方から愛されるグローバルな子供向けブランドへと変身を遂げました。」  
2010年、お客様に創作と学習への新たな可能性をもたらす巨大なキャンバスのiPadが登場しました。世界中のプロフェッショナルな人々がiPad Proを選んで新たなレベルの創造性と生産性を探究するのも、その持ち運びやすさや用途の広さから来るもので、あらゆるレベルで学ぶ人々がiPadを仕事と遊びの両方に使えるツールとして活用しています。今日、お客様はiPadのために設計された130万本以上のアプリケーションを利用することができます。その中でも、Procreate、Lightroom、Microsoft Office 365、Prêt-à-Templateなどは外出先での作業にも適しており、オフィスやスタジオの外、あるいはアイディアがひらめけばどこにいても作業を始められます。  
Touch PressのExplain EverythingやThe Elementsなど、20万以上の教育および参考書アプリケーションとともに、iPadは学びと創造力を表現し、共同制作を進めるための豊かで魅力的な環境を育んできました。これに加えて、Froggipedia、WWF Free Rivers、Boulevard ARのような教育アプリケーションはいち早く拡張現実(AR)を採用し、生徒がよりいっそうのめり込むような学習体験を提供しています。  

VII. ヘルスケア、フィットネス、健康関連のアプリケーションの人気が急上昇  

SweatアプリケーションのKayla Itsinesが WWDCの壇上でフィットネスの日課を披露しています。
Sweatのようなフィットネスアプリケーションは、iPhone、iPad、Apple Watchのユーザの活動を維持し、より健康的な生活を送るのを応援します。
Tobi Pearce氏、女性向けフィットネスアプリケーション&コミュニティのSweatのCEOで創立者、Kayla Itsines氏、BBG Guideの共著者でSweatのトレーナー
「App Storeは、Sweatが健康とフィットネスをテーマに世界中の何百万もの人々の生活にリーチし、その改善を促す能力を与えてくれた結果、巨大なコミュニティが築き上がり、ユーザがワークアウトに励む時の時間·場所·方法に柔軟性を与えられるようになりました。Appleのエコシステムのは私たちの組織の方向性を根本的に変えました。」  
医学博士のFrancoise A. Marvel氏、 Corrie Health Team所属、ジョンズホプキンス心臓病学
「過去10年以上にわたり、App Storeは患者ケアにおけるイノベーションの進歩に貢献し、ジョンズホプキンスが提供するCorrie Healthのような最高水準の医療アプリケーションのためのプラットフォームを提供してくれました。私たちのモバイルによる健康調査は、患者に対して救命ならびに生活改善アプリケーションを提供する上でApp Storeを頼りにしています。」  
Apple WatchとHealthKitにより、デベロッパがヘルス、フィットネス、健康関連アプリケーションをより革新的かつスマートで双方向性のあるものにする環境が整いました。これによりユーザがより活動的になり、自身の健康に関する意識を高めることにつながっています。Apple Watchの登場以降、健康関連アプリケーションのダウンロード数は75パーセントも増加しており、その牽引役としてZova、Nike、Lose It!、Dexcom、One Drop、Glow、10% Happier、Yoga Gloが挙げられます。  
500人以上の医師と医療研究者が、Apple提供のソフトウェアツールであるResearchKitとCareKitを利用し、自閉症やパーキンソン病に始まり、手術後に自宅でリハビリしながら理学療法を受けているなど、様々な状態にある300万人以上の参加者を巻き込んで臨床研究を行っています。これら革新的なツールが登場したおかげで、お客様は自身の体調や健康状態を把握するのにますますiOSとApple Watchアプリケーションを役立てるようになってきています。  

VIII. アクセシビリティ対応アプリケーションがコミュニティに力をもたらす  

iPadを使う生徒と一緒に作業している先生。
iOSに組み込まれたアクセシビリティ機能は、介助を必要とするお客様に欠かせないサポートを提供します。
Richard Ellenson氏、 Cerebral Palsy Foundationに所属する開発者、CEO
「介助テクノロジーやアクセシビリティの世界では、App Storeの重要性を述べないわけにはいかないくらい重要なのです。障がいを持つ人々や、プロフェッショナル、家族、あるいは少しばかり違うところがあったり、または非常に深刻な難題を抱えていながらも特別な可能性を持った人に驚いたことがある誰にとっても、App Storeは大いに変革を起こし得る場所でした。文字どおり何千という個人の可能性や才能が開花し、身近なところでは脳性麻痺がある私の息子も明るく独立した20歳の青年に成長するのを目のあたりにしてきました。 息子は車椅子に乗って動き回りますが、それは単に彼のスピリットが舞い上がる場所に過ぎません。息子の声は彼のiPadを通じて伝わり、彼は自分の宿題をiPadでこなします。そのiPadで感動をもたらすワンマンショーを演じたこともあります。このテクノロジーの魔法を失った息子の人生など想像することもできません。そして私は、息子と同じ状況の人々が他にも沢山いることを知っています。App Storeは、アクセシビリティについては唯一最大限の賞賛に値する先進的な場所と言っても過言ではないと思います。」  
David Niemeijer氏、AssistiveWareの創立者でCEOで数々のアクセシビリティ対応アプリケーションの開発者:
「App Storeは世の中をよりアクセスしやすい場所にしてきたと同時に、コミュニケーション障害のない世界をつくろうという私たちAssistiveWareのビジョンを実現しやすいものにしてくれました。App Storeが存在しなかったら、AssistiveWareは今でもMacだけのデベロッパだったでしょう。今では私たちはiOSのコミュニケーションアプリケーションを世界20万人以上の人々に提供していますが、その多くは私たちのアプリケーションなしでは実質的に他人と意思の疎通をするのが難しい方々です。」  
2009年以来、何百万ものお客様が、iOSに組み込まれているVoiceOverほかの豊富なアクセシビリティ機能に対応しているLyft、Twitter、Starbucks、TEDのようなアプリケーションの恩恵を受けてきました。その他、Voice Dream Reader、CP Channelといったアプリケーションは介助を必要とするコミュニティに対して彼らに不可欠なサポートを提供してきました。アクセシビリティ機能がシームレスに組み込まれていることで、これらのアプリケーションはより多くのお客様にとって使いやすいものになり、結果的に、よりインクルーシブで魅力的なユーザ体験が得られるようになっています。  

IX. プログラミングが将来の世代を刺激する  

WWDC 2018に参加した4人の学生デベロッパたち。
自身のソフトウェア開発スキルの向上に情熱を燃やす世界中の学生のデベロッパたちがWWDCに参加。期間中さらにはその後も交流があるユニークで協力的なコミュニティを結成しています。
Amanda Southworth氏、Astra LabsのエグゼクティブディレクターでanxietyhelperとVerenaのデベロッパ:
「Appleは疑いの余地ないくらいデベロッパとユーザの結び付きかたに革新をもたらしました。今日に至るまでApp Storeは革新を続け、他には類を見ない存在になっています。NPO(非営利団体)で私がやっている仕事については、その結果が簡単わかるように配信することが重要であり、それをApp Storeが正しくやってくれました。App Storeは私が日々感謝するくらいの機会を提供してくれましたし、だからこそ私は我が家と思えるくらいのApp Storeのコミュニティに参加していることをとても嬉しく思います。」  
若宮正子氏、日本の伝統的なひな祭りのアプリケーションhinadanのデベロッパ:
「私は82歳を過ぎてからシニアでも楽しめるゲームを作りたいと思い、プログラミングを教えていただきながらiPhone向けのアプリケーションを完成させました。よく『どうしてそんなことにチャレンジしようと思ったんですか?』と聞かれますが、私は後ろ向きになりがちな高齢者だからこそ新しいものに飛びついて、人生を豊かにした方がいいと思っているんです。私が作ったアプリケーションは、日本語、英語、中国語に対応していますから、とてつもない数の世界の方々と繋がることができているわけで、そう考えるだけで、とてもワクワクしてくるんです。正に、App Storeのおかげだなと思っています。」  
毎年、Appleは何千という数のソフトウェア開発者を全世界から招き、最新のアプリケーション開発についてWWDC(世界開発者会議)で発表しています。2013年にAppleは約150人の学生に対して奨学制度をもってWWDCへの参加を促したのを皮切りに、2018年には、この数は42の異なる国と地域から集まった350人以上の才能ある学生とSTEM組織のメンバーにまで拡大しました。奨学制度により、WWDC参加の無料チケットが進呈されるほか、WWDC会期中の宿泊場所と1年間のApple Developer Programメンバーシップも提供されます。過去の奨学制度授与者たちは、自分たちで非営利のSTEM団体を立ち上げて仲間たちにプログラミング学習を奨励しながら、メンタルヘルス、安全性、気候変動といった問題に対処するアプリケーションを開発しています。  
Appleは2016年にEveryone Can Codeプログラムを導入し、プログラミングの学習、実習、教育を奨励しています。同プログラムは現在では世界中の何億という数の学生が利用できるようになり、誰でもプログラミングを学んで、問題を解決し、未来を変革するようなアプリケーションの開発に挑めるようにしています。Appleはまた、2016年には実際のプログラミングの概念を対話型のインターフェイスで具現化した革新的なiPadアプリケーション、Swift Playgroundsを発表して、あらゆる年齢の学生やプログラミング初心者がAppleのプログラミング言語、Swiftを使った作業を探究できるようにしています。  

X. App Storeの新機能は発見をを促します  

App StoreでTodayタブを選択しているiPhone X。
新登場のTodayタブではアプリケーションに関する面白いストーリーにスポットライトを当て、それぞれに分かれたAppとゲームのタブでは、じっくり検討しながら新しいアプリケーションを探してダウンロードする一連の作業が簡単になっています。
Dan Gray氏、ustwo GamesのスタジオヘッドでMonument Valleyのデベロッパ:
「私たちのチーム全体がApp Storeを中心に築き上げられています。世界中の何百万という人々に自分たちのゲームを楽しんでもらっていますが、彼らはおそらく自分がゲーマーだなんて考えたこともないでしょう。刷新されたApp Storeでは、プレーヤーに対して、自分たちが毎日楽しんでいるアプリケーションの舞台裏にいるクリエイターについて教えてくれます。アプリケーションに人間的な親しみやすさを与えることは本当に素晴らしいことで、それがどのように作られたかを伝えるのは、世界のあちこちから登場する次世代のゲームクリエイターの刺激になるでしょう。」  
2017年、Appleは完全に新しくなったApp Storeを披露し、日々の道先ガイドのようなTodayと専用のゲームおよびAppタブを通じて、ユーザが自分の探しているアプリケーションを見つけたり、刺激を受けて何か新しいものを試したり、自分が知っている大好きなアプリケーションの舞台裏にいるクリエイターに関して理解を深めたりできるようにしました。現在、App Storeには毎週5億人の人々が訪れ、新しいアプリケーションを見つけるのにこれまでにないほどの時間を費やしているほか、Todayタブに表示される何百ものストーリーは100万以上の人々に読まれています。  

XI. AR革命が待ち受ける  

部屋の中でLEGOで作られたビルの前に座っている少年、その手にはLEGO AR Cityの画面が映るiPad。
iOS 11の登場により、ARは一夜にして何億という数のiPhoneおよびiPadユーザが利用できるようになりました。iOSは今や世界最大のARプラットフォームです。
John Hanke氏、NianticのCEO:
Nianticの創立時、私たちが目指したのは、人々に刺激を与えて自分の地域コミュニティを探検したり、友達や家族と一緒に現実の世界で運動したり楽しんだりできるようなテクノロジーの開発でした。App Storeは、世界中の何億もの人々が簡単にPokémon GOやIngressにアクセスできるようにしたことに加えて、私たちのプレイヤーコミュニティにスポットライトを当て、じっくりと練ったストーリーでプレイヤーたちに情報や知識を与えるとともに、開発チームが実装中の機能をいち早く簡単に公開できるようにするといった点で実に素晴らしい仕事をしてくれました。」  
拡張現実(AR)は変革を起こすようなテクノロジーで、現実の世界に仮想的な体験を持ち込むことで、ユーザの働きかたと遊びかたの両方に変化をもたらします。2017年、AppleがARKit 1.0を導入したことで、iOSは一夜にして世界最大のARプラットフォームとなり、何億ものiPhoneおよびiPadユーザが利用できるものになりました。今日、App StoreではKing of Pool、Alice in Wonderland AR Quest、Houzzなど3,000本以上のARアプリケーションを配信中で、ショッピング、学習、ゲームなどをさらに魅力的な方法で体験できるようになっています。2018年6月に開催されたWWDCで、Appleはデベロッパに対して3度目となるARKitのアップデートを提供し、LEGOのようなARアプリケーションを複数のユーザでプレイできる共有体験、プロジェクトの共同作業、さらにはテーブルで始めたパズルを時間を置いて後から戻ってきても続けられるようなパーシステントAR体験を実装することが可能になります。  
Core MLを通じてアプリケーションはより賢くなり、迅速かつインテリジェントに画像、映像、テキストの内容を理解させることで、新たにエキサイティングな体験を提供できるようになります。BeCassoで写真の雰囲気に合わせたフィルターを適用する、Snapchatで面白いエフェクトを加える、視力の低いのユーザが自分の周囲の世界をSeeing AIを使って簡単に動き回れるなど、いずれもデータのプライバシーを守りながら、どのようにCore MLを活用できるかを表した例です。  
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iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

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