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ストーリー 2020 年 5 月 18 日

今年はプライド月間をオンラインで
Apple Watchプライドエディション
を通して世界中のLGBTQを支援

「プライド」を祝う人々のイラストのアニメーション。
エル‧スミスは高校の最上級生ですが、同学年の多くの生徒と同様に、高校最後の年がこんなことになるとは思ってもいませんでした。卒業記念のダンスパーティーは中止になり、卒業式の開催も未定のままです。しかし、エルが諦めていないことが1つあります。それはテキサス州オースティンにあるエルが通っている高校の、LGBTQの生徒や仲間が協力し合い、コミュニティを見つけるためのクラブ「Genders and Sexualities Alliance」(ジェンダーとセクシュアリティに関する同盟)の毎週のオンラインミーティングです。エルは新入生のときにこのクラブを再始動させ、それ以来リーダーとしてクラブを率いてきました。
「誰にでも、安心できて、自分を支えてくれる家庭環境があるとは限りません。今は、私たちみんなが人生の節目となるさまざまなイベントを経験できない状況にあります。安全な環境で、人生における変化を讃えることも、大切な節目を記念することもできません。そこで私たちは、生徒たちが楽しんだり、リラックスしたりできるように取り組んでいます」とエルは述べています。
GLSENから授与された賞のトロフィーを掲げるエル・スミス。
エル・スミスは昨秋、GLSENの「Student Advocate of the Year」(その年の最も優れた学生の権利擁護者)に選ばれました。
このようなコミュニティへの貢献と権利擁護への取り組みにより、エルは「Student Advocate of the Year」(その年の最も優れた学生の権利擁護者)を受賞しました。この賞を授与した米国のLGBTQ支援団体GLSENは、学校における差別、ハラスメント、いじめをなくす世界的な活動を推進し、支援しています。GLSENは、エルのような学生の活動をサポートし、コミュニティを少しずつ変えていくために役立つリソースを提供しています。

「プライド月間は、安心して本当の自分でいられる時間です。恐れずに、本当の自分でいられる世界、声を上げて自己主張できるのが理想の世界です」

毎年6月に実施されるプライド月間では、このような取り組みが重点的に行われます。例年であればさまざまな場所で、パレードやデモ、催しや支援活動、フェスティバルやコミュニティのイベント、「プライド」の集会などが行われますが、今年はCOVID-19の世界的な感染拡大により中止されました。しかし、エルのような提唱者たちによる取り組みがなくなってしまったわけではなく、むしろ、差し迫ったニーズに応じた取り組みが行われています。
「プライド月間は、安心して本当の自分でいられる時間です。恐れずに、本当の自分でいられる世界、声を上げて自己主張できるのが理想の世界です」とエルは述べています。「LGBTQ支援団体に関わる誰もが、プログラムの実施方法を変更し、オンラインでの参加を呼びかけて、素晴らしい取り組みをしています。私たちの活動の勢いを保ちながら、COVIDの流行以前と同じように、誰もがリソースにアクセスできるようにしたいと考えています」
GLSENは、AppleがApple Watchプライドエディションバンドとプライドの文字盤を毎年発表することで直接支援しているLGBTQ支援団体の1つです。Appleでは、ユーザーが生活の中で「プライド」を祝うことはもちろん、GLSENのような組織や、エルのような提唱者の取り組みを直接サポートしています。
独特な個性を放つプライドエディションスポーツバンドに、今年は新しいApple Watch プライドエディション Nike スポーツバンドが加わります。どちらのバンドも本日より、apple.com/jp、Apple Storeアプリケーションでご購入いただけます。また、バンドとのコーディネートにぴったりな新しいプライドの文字盤は、近日中にwatchOS 6.2.5.の機能として提供される予定です。
AppleとNikeはこの取り組みを通じて、全世界で非常に重要な権利擁護やコミュニティの形成を行うLGBTQ支援団体をサポートできることを誇りに思います。これらのLGBTQ支援団体には、GLSEN、PFLAG、The Trevor Project、Gender Spectrum、The National Center for Transgender Equality、そして、150を超える国と地域で1,500以上の加盟団体をまとめるILGA Worldが含まれます。

Apple Watchプライドエディションの画像

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先:

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp

03-4345-2000

Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp