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新着情報 2021 年 1 月 22 日

Apple Watchに
心電図アプリケーションと
不規則な心拍の通知機能が登場

Apple Watch Series 6で心電図の記録が行われるしくみを図解したアニメーションのグラフィック
Apple Watch Series 4、5、6では電極によって、ユーザーが手首の上で直接心電図を記録できるようになります。
心電図アプリケーションが、iOS 14.4とwatchOS 7.3のリリースによりApple Watch Series 4、5、6で日本で利用が可能になります。この機能によって初めて消費者向け製品として、ユーザーが手首の上で心電図を記録することを可能にし、自分の心臓の健康について知りたいと思った時に心拍リズムを記録、重要な情報を医師に共有できるようになります。また、Apple Watch Series 3以降で利用できる不規則な心拍の通知機能は、バックグラウンドで心拍リズムを時折チェックし、心房細動(AFib)の兆候がある不規則な心拍リズムを特定した場合に通知をします。
心電図アプリケーション2と不規則な心拍の通知機能3は、不整脈に最も多い心房細動(AFib)の兆候を検知するために役立ちます。心房細動は、治療をせずに放置すると、世界で2番目に多い死因である脳卒中につながるおそれがあります。 
Apple Watch Series 6に表示された心電図アプリケーションのインターフェイス
Apple Watch Series 4、5、6のDigital Crownに触れると、回路が機能し、心臓を通る電気信号が測定されます。
「Apple Watchが世界中の多くの方々のお役に立ち、お客様の生活の重要な一部となっていることを光栄に思います。これらの心臓に関する機能のリリースにより、Apple Watchは、人々が自分自身の健康についてより多くの情報を得られるようにするための、次の一歩を踏み出しました」と、Appleのチーフオペレーティングオフィサーであるジェフ·ウィリアムズは述べています。
「これらの機能が、ユーザーにとってより多くの情報に基づいて医師と対話ができる一助になると確信しています。心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能により、ユーザーはさらに意味のある形で、自分の心臓の健康についてよりよく把握できるようになります」とAppleのヘルスケア担当バイスプレジデントであるサンブル·デサイ博士は述べています。

心電図アプリケーション

Apple Watch Series 4、5、6の裏蓋にあるクリスタルとDigital Crownに組み込まれている電極が、心電図アプリケーションと連係して第Ⅰ誘導心電図に類似した心電図を記録することを可能にします。心電図はいつでも記録でき、記録するにはApple Watch Series 4、5、6で心電図アプリケーションを開いてDigital Crownに指をあてます。ユーザーがDigital Crownに触れると回路が機能し、心臓を通る電気信号が記録されます。30秒後、心拍リズムは心房細動、洞調律、低心拍数、高心拍数、判定不能のいずれかに分類されます。すべての記録、記録の分類、注意が必要な症状は、iPhoneのヘルスケアアプリケーションに安全に保存されます。結果のPDFは医師と共有することができます。
Apple Watch Series 6上で、洞調律として分類された結果を表示している心電図アプリケーション。
すべての心電図の記録、結果の分類、注意が必要な症状は、iPhoneのヘルスケアアプリケーションに安全に保存されます。

不規則な心拍の通知

Apple Watch Series 3以降に内蔵されている光学式心拍センサーを利用して、不規則な心拍の通知機能は、心房細動(AFib)の兆候がないか、バックグラウンドでユーザーの心拍リズムを時折チェックします。最低65分以上の時間をかけて5回の心拍リズムのチェックを行い、不規則な心拍リズムが検出されるとユーザーに通知します。
[該当地域の医師の発言を引用]
watchOS 7.3を搭載したApple Watch Series 3以降では、心房細動を示唆する不規則な心拍リズムを検知すると通知します。
「ようやく日本でも心電図アプリケーションおよび不規則な心拍の通知機能が使えるようになることを大変嬉しく思っております。今後日本で、Apple Watchのこれらの機能が心房細動を早期に発見し、医師との対話、そして治療に結び付けられるような役割を果たしていくことを期待しています」と東京都医師会の尾﨑治夫会長は述べています。
心電図の記録を心房細動(AFib)と洞調律に正確に分類する心電図アプリケーションの機能は、約600人が参加した臨床試験で検証されました。検証では医師による標準基準の12誘導心電図のリズム分類と、心電図アプリケーションが同時に記録したリズム分類を比較しました。この研究で、Apple Watchの心電図アプリケーションは、分類可能な記録のうち、心房細動の分類で98.3パーセントの感度を、洞調律の分類で99.6パーセントの特異度を示しました。また、この研究では、心電図アプリケーションによる分類可能な記録は全体の87.8パーセントでした。
Apple Watch Series 6上の心電図アプリケーションに表示されている洞調律の分類。
Apple Watch Series 4、5、6で、心電図アプリケーションは、心拍リズムを心房細動、洞調律、低心拍数または高心拍数、判定不能のいずれかに分類します。
不規則な心拍リズムの通知機能は、Apple Heart Studyで研究が行われました。40万人を超える人々が参加したApple Heart Studyは、心房細動に関する過去最大規模のスクリーニング検査であり、心臓血管に関する過去最大級の取り組みです。
これらの心臓に関する新機能を有効にするには、画面上の説明に従って設定を行います。設定内容には、どんなユーザーがこの機能を利用でき、各機能で実行できること、できないこと、どのような結果を得る可能性があるか、そしてその結果をどのように解釈し、早急な治療が必要な症状を感じている場合にはどうすればよいかをはっきりと説明することが含まれます。

Apple Watch上の心電図アプリケーションと不規則な心拍の通知機能の画像。

  1. 心電図アプリケーションおよび不規則な心拍の通知機能は、日本において、それぞれ管理医療機器(家庭用心電計プログラム)および管理医療機器(家庭用心拍数モニタプログラム)として厚生労働大臣から承認を受けています。
  2. 心電図アプリケーションは、Apple Watch Series 4以降(Apple Watch SEを除く)で、日本を含む66の国と地域でお使いいただけます。最新バージョンのiOSとwatchOSが必要です。このアプリケーションは、心臓発作、血栓、脳卒中、または高血圧、鬱血性心不全、高コレステロール、その他の不整脈を含むその他の心臓関連の症状は検出しません。販売名:Appleの心電図アプリケーション 管理医療機器販売業者等:Apple Japan合同会社(住所:東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ お問い合わせ:0120-277-535)
  3. 不規則な心拍の通知機能は、最新バージョンのiOSとwatchOSを使用し、39の国と地域でお使いいただけます。また、最新バージョンのiOSとwatchOSを搭載したApple Watch Series 3以降では、日本を含む27の国と地域でお使いいただけます。この機能は、心臓発作、血栓、脳卒中、または高血圧、鬱血性心不全、高コレステロール、その他の不整脈を含むその他の心臓関連の症状は検出しません。販売名:Appleの不規則な心拍の通知プログラム 管理医療機器販売業者等:Apple Japan合同会社(住所:東京都港区六本木6丁目10番1号六本木ヒルズ お問い合わせ:0120-277-535)

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Apple Japan 広報部

press@apple.co.jp

03-4345-2000

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