少し配慮をするだけで、iPhoneのバッテリー駆動時間とバッテリー耐用年数をより延ばすことができます。バッテリー性能に最もダメージを与える原因は高温です。そのため、iPhoneを直射日光の下や高温になる車の中(ダッシュボードなど)に放置しないことがまずなにより重要です。
理解しておきたい用語
「バッテリー駆動時間」とは、iPhoneの再充電が必要になるまでの動作時間のことです。また、「バッテリーの耐用年数」とは、新しいバッテリーに交換するまでの年数を意味します。
iPhoneの温度環境:iPhoneが最適に動作する温度範囲は、0℃~35℃です。保管場所の適温範囲は-20℃~45℃です。室温(22℃)に近い温度での保管が理想的です。
使用状況の統計を確認
iPhoneをどのように使っているかを意識し、普段のバッテリー使用状況を知ることで、iPhoneのバッテリー駆動時間を延ばすことができます。ホーム画面の「設定」をタップし、「一般」から「使用状況」を選択すると、iPhoneの使用状況の統計を確認できます。「最後に充電完了してからの時間」の下に以下の2つの項目が表示されます。
- 使用時間: iPhoneが最後に完全に充電された時以降の、スリープが解除されて使用されている状態の時間の合計です。通話、メールの使用、音楽の再生、ウェブのブラウズ、テキストメッセージの送受信を行っている時や、メールの自動確認などのバックグラウンドタスクが実行されている時は、常にスリープが解除されています。
- 起動時間: iPhoneが最後に完全に充電された時以降の、電源が入っている時間の合計です。iPhoneがスリープ状態の時間も含まれます。
最新ソフトウェアにアップデート
エンジニアたちが、バッテリー性能を最適化する新しい方法を開発しているかもしれないため、あなたのiPhoneには常に最新のApple のソフトウェアが搭載されているようにしてください。 iTunesの最新のバージョンを使えば、iPhoneのソフトウェアを最新のものにアップデートできます。まず、iPhoneをコンピュータに接続し、サイドバーでiPhoneを選択します。「概要」タブで「アップデートを確認」をクリックすると、新しいバージョンのiPhoneソフトウェアが提供されているかどうかを確認できます。Macの場合は「アップデート」、Windowsパソコンの場合は「更新」をクリックすると、最新バージョンがインストールされます。あなたのiPhoneにiOS 5が搭載されている場合は、ワイヤレスで最新バージョンにアップデートすることもできます。「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」と選択し、画面に表示される手順に従ってください。
設定を最適化する
機能の設定によっては、iPhoneのバッテリー駆動時間が短くなってしまうことがあります。例えば、Eメールを確認する頻度や、自動確認を行うメールアカウントの数もバッテリー消費に影響します。iOS 5.0以降を実行しているiPhoneのバッテリー駆動時間を延ばすのに役立つヒントをいくつかご紹介します。
- 位置情報サービスの使用を控える: マップのように積極的に位置情報サービスを使うアプリケーションによって、バッテリー駆動時間が短くなることがあります。位置情報サービスの使用を控えたい場合は、「設定」>「一般」>「位置情報サービス」と選択して位置情報サービスを無効にするか、必要な場合にだけ利用してください。
- プッシュ通知をオフにする: App Storeのアプリケーションの中には、Appleのプッシュ通知サービスを使って、アップデートを知らせるものがあります。プッシュ通知機能を利用するこれらのアプリケーションは、インスタントメッセージングアプリケーションと同様、バッテリーを消費します。プッシュ通知を無効にするには、「設定」>「通知」をタップして「通知」をオフにしてください。ただし、「通知」をオフにしても、アプリケーションを開くと、アップデートの受信が始まります。また、プッシュ通知に対応しているアプリケーションがインストールされていない場合には、通知設定は表示されません。
- 新しいデータの取得頻度を抑える: メールなどのアプリケーションは、特定の間隔でデータをワイヤレスで取得するように設定できます。メールなどのデータの取得頻度が高ければ高いほど、バッテリー駆動時間は短くなります。新しいデータを手動で取得するには、ホーム画面から「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」>「データの取得方法」を選択し、「手動」をタップしてください。間隔を長くするには、「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」>「データの取得方法」で「1時間ごと」をタップします。この設定はグローバルで、プッシュサービスに対応していないすべてのアプリケーションに適用されます。
- プッシュメールをオフにする: Yahoo!、MicrosoftExchangeなど、プッシュメール対応のアカウントが設定されている場合、必要のない時はプッシュをオフにしてください。「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」>「データの取得方法」と選択し、「プッシュ」をオフに設定します。設定後、このアカウントに送信されるメッセージは、メッセージ到着時ではなく、グローバルな自動確認の設定に従って受信されます。「データの取得方法」を「手動」に設定すると、「iPhoneを探す」機能を使ってiPhoneを探し出すことができなくなります。
- 自動確認するメールアカウントの数を減らす: 自動確認するメールアカウントの数を少なくすれば、消費電力を減らすことができます。不要なメールアカウントをオフにするか、削除してください。メールアカウントをオフにするには、「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」でメールアカウントを選択し、「アカウント」をオフに設定します。アカウントを削除するには、「設定」>「メール/連絡先/カレンダー」でメールアカウントを選択し、「アカウントを削除」をタップします。
- Wi-Fiをオフにする: Wi-Fiをほとんど使わない場合、Wi-Fiをオフにすることで、消費電力を減らすことができます。「設定」>「Wi-Fi」と選択し、「Wi-Fi」をオフに設定します。また、iPhoneを使って頻繁にウェブをブラウズする場合、携帯電話ネットワークの代わりにWi-Fiを使えば、バッテリー駆動時間を延ばすことができるかもしれません。
- Bluetoothをオフにする: Bluetoothヘッドセットやカーキットなどをほとんど使わない場合、Bluetoothをオフにすることで、消費電力を減らすことができます。「設定」>「一般」>「Bluetooth」と選択し、「Bluetooth」をオフにしてください。
- サービスエリア外では機内モードを使う: iPhoneは常に携帯電話ネットワークとの通信を維持しようとするため、電波の弱い場所やサービスエリア外では消費電力が増えることがあります。このような場合は「機内モード」をオンにすることでバッテリー駆動時間を延ばすことができますが、通話はできなくなります。機内モードを使うには、「設定」で「機内モード」をオンにしてください。
- 明るさを調整する: 画面の明るさを落とすことで、バッテリー駆動時間を延ばすことができます。「設定」>「明るさ」と選択し、スライダーを左にドラッグすると、デフォルトになる画面の明るさが落ちます。さらに、明るさの自動調節をオンにしておくと、周りの明るさに合わせて画面の明るさを自動で調整できます。「設定」>「明るさ」と選択し、「明るさの自動調節」をオンにしてください。
- イコライザをオフにする: iPhoneで曲を再生する際、イコライザ設定を適用すると、バッテリー駆動時間が短くなることがあります。イコライザをオフにするには、「設定」>「iPod」>「イコライザ」と選択し、「オフ」をタップしてください。iPhoneはiTunesの設定をそのまま反映させるため、iTunesで直接曲にイコライザを設定していた場合、その効果をオフにするには、iPhoneでイコライザを「フラット」に設定する必要があります。「設定」>「iPod」>「イコライザ」と選択し、「フラット」をタップしてください。
iPhoneをロックする
当たり前のようですが、使わない時はiPhoneをロックしておきましょう。ロック中でも電話に出たり、テキストメッセージを受信することができますが、画面にタッチして何らかの操作をすることはできません。iPhoneをロックするにはスリープ/スリープ解除ボタンを押します。また、自動ロックの時間を設定して、一定の間に操作がない場合にiPhoneをロックすることもできます。自動ロックを設定するには、「設定」>「一般」>「自動ロック」と選択して、ロックするまでの時間(1 分など)を選びます。
iPhoneを定期的に使う
リチウムベースのバッテリーを適切にメンテナンスするには、バッテリー内の電子を時々動かすことが重要です。毎月最低でも1回は充電/放電サイクルを完了する(完全に充電した後、バッテリーを使い切る)ようにしてください。
- バッテリーに関する各数値は、ネットワーク構成や他の多くの要素によって変わり、実際の結果は異なる場合があります。バッテリーは充電回数に限りがあり、将来的にはApple正規サービスプロバイダによる交換が必要になる場合があります。詳しくはwww.apple.com/jp/batteriesをご覧ください。iPhoneの通話時間、連続待受時間、3Gでのインターネット使用、Wi-Fiでのインターネット使用、ビデオ再生、オーディオ再生のパフォーマンステストの詳細については、www.apple.com/jp/iphone/battery.htmlをご覧ください。
- iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。



