プレスリリース 2017 年 6 月 1 日

Swift Playgrounds、プログラミング教育をロボット、ドローン、楽器にも拡大

Appleの人気プログラミング言語を使って、生徒でも現実世界のデバイス制御が可能に

Swift Playgroundsは、現実世界のロボット、ドローン、楽器を使ってプログラミングを学ぶエキサイティングな新しい手法を特長としています。
カリフォルニア州クパティーノ、Apple®は本日、iPad®向けのプログラミング教育アプリケーションであるSwift Playgrounds™で、ロボット、ドローン、楽器を使ってプログラミングを学べる革新的な手法を提供することを発表しました。Swift Playgroundsは、パワフルかつ直観的に使えて、世界水準のアプリケーションを開発できる、Appleが提供するプログラミング言語、Swift™を学んでいる学生および初心者に最適な学習アプリケーションです。Appleは世界有数のデバイスメーカーと協力し、Swift Playgroundsアプリケーション内部から簡単に、Bluetooth対応のロボットに接続できるようにしました。これにより、LEGO MINDSTORMS EV3、Sphero SPRK+、Parrotなど、各社のロボットやドローンのような人気デバイスを子供でもプログラミングにより制御できるようになります。新機能に対応したSwift Playgrounds 1.5アップデートは、6月5日(月)より、App Store®を通じて無料で提供開始予定です。
100万人以上の子供や大人がSwift Playgroundsを通じて、Swiftによるプログラミングの基本を学んでいます。
「世界中で子供から大人まで100万人以上が、すでにSwift Playgroundsを通じて、Swiftによるコードの基礎を楽しくインタラクティブな手法で学んでいます。さらに今後は、自分で作ったコードの動作をその場で確認しながら、Swift Playgroundsから直接、お気に入りのロボット、ドローン、楽器をコントロールすることも可能になります。これは本当にエキサイティングでパワフルな学習方法です」と、Appleのソフトウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデント、クレイグ·フェデリギは述べています。
Swift Playgroundsを使えば、LEGO MINDSTORMS Education EV3のような人気の他社製デバイスに接続するのも簡単です。
「本日、私たちはAppleと協力して、世界中のさらに多くの生徒たちにプログラミングを学ぶ機会を提供することになりました。人気のLEGOブロックと、私たちがLEGO MINDSTORMS Education EV3で提供している楽しみながら学べる体験型の手法を、Swift Playgroundsというパワフルな学習プラットフォームと組み合わせたことで、LEGO MINDSTORMSの作品を今後は誰でも本物のSwiftコードで動かせるようになります」と、LEGO Education担当プレジデント、エスベン·ステーク·ヨルゲンセン氏は述べています。
Swift Playgroundsを使えば、以下のような人気のデバイスを、誰でもアプリケーション内部からプログラムして制御できます:
  • LEGO MINDSTORMS Education EV3:世界中の学校で人気のデバイスで、自分で組み立てたLEGOロボット、乗り物、機械、その他の発明を制御しながら、そうした現実世界の問題解決を通じて、生徒たちにプログラミングを探究する能力を与えてくれます。Swift Playgroundsでは、LEGOロボットのモーターやセンサーをプログラムして動かすことができます。
Sphero SPRK+ Robot
  • 人気のボール型ロボットで、転がったり、向きを変えたり、動きを速めたり、色を変えたりします。Spheroが障害物にぶつかると各種センサーが反応しますが、こうした一連の動作をSwiftコードで制御できます。
Parrot製ドローン(Mambo、Airborne、Rolling Spider)
  • 離陸、着陸、転回、宙返りといった動作を、自分で作ったコードで制御できます。
UBTECH Jimu Robot MeeBot Kit
  • 生徒がプログラミングによって、組み立てたロボットの歩行、ウェーブ、踊りといった動作を作成することができます。
DashによるWonder Workshop
  • 幼稚園から小学5年生程度までの生徒を対象としたエキサイティングな体験型学習ができるロボットで、コードの基礎、創造的な問題解決、論理的思考を教えられるように設計されています。
Skoogmusic Skoog 2.0
  • Swiftコードを使って、すべての生徒の皆さんが楽しさを探究したり、音楽を作ったり、演奏したりできる触覚型キューブです。
【価格と販売について】
他社製製デバイスに対応するSwift Playgrounds 1.5は、6月5日(月)より、App Store®を通じて、無料ダウンロードとして提供開始予定です。Swift Playgroundsのご利用には、iOS 10以降が稼働する、iPad Air®、iPad Pro®の全モデル、またはiPad mini™ 2が必要です。
詳細については apple.com/jp/swift/playgrounds をご覧ください。

Swift Playgroundsに対応しているデバイスの画像

【Appleについて】
Appleは1984年にMacintoshを登場させ、パーソナルテクノロジーに革命を起こしました。今日Appleは、iPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TVにより世界のイノベーションを牽引しています。Appleの4つのソフトウェアプラットフォーム――iOS、macOS、watchOS、tvOS――はすべてのApple製品でシームレスな体験を提供するとともに、App Store、Apple Music、Apple Pay、iCloudといった画期的なサービスで人々の可能性を拡げています。Appleの10万人以上の社員は世界で最も素晴らしい製品を創り出すこと、そして自分たちが生まれてきた世界をさらに良いものとして次世代へ残すことに邁進しています。
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