新着情報 10月 7, 2019

Final Cut Pro X の最新バージョンは、新しいMetalエンジンによりパフォーマンスが向上

最新バージョンは Mac Pro と Pro Display XDR にも最適化

Final Cut Pro Xを実行中のiMac Pro。
Final Cut Pro X は Mac Pro のずば抜けたパワーと Pro Display XDR の美しい画質に合わせて最適化されています。
Appleは本日、Final Cut Pro Xに新しいMetalエンジンを搭載してアップデートしました。これにより、数多くのMacで横断的にパフォーマンスの向上が得られるほか、完全に新しくなって登場するMac Proの著しいパワーと、Apple Pro Display XDRが提供する高解像度のハイダイナミックレンジ(HDR)の視覚体験をビデオ制作に活かすことができます。Appleはまた、MotionとCompressorのアップデートも発表しました。ビデオ制作に欠かせないこの2つのアプリケーションも同じく進化したMetalエンジンを搭載し、Mac Proに対する最適化とPro Display XDRをサポートするようになります。
Final Cut Pro Xを実行中のMac ProとPro Display XDR。
複数のGPUと最大28のCPUコアに対応するので、Final Cut Pro、Motion、Compressorではパフォーマンスの著しい進化を目にすることができます。

Metalにより加速するパフォーマンス

本日発表されたFinal Cut Pro Xのアップデートでは新しいMetalベースのエンジンが搭載されたので、Metalに対応するMacにおいて、ビデオ再生の改善に加え、レンダリング、リアルタイムエフェクトの適用、書き出しといったグラフィックス処理が高速化されます。パフォーマンスの高速化は、Final Cut Pro Xユーザーの間で最もポピュラーな15インチMacBook Proにおいては最大20パーセント、iMac Proでは最大35パーセントに達します。1
Final Cut Pro Xを実行中のMacBook Pro。
Metal対応のMacでは、新しいMetalベースのエンジンにより、様々なグラフィックス処理についてパフォーマンスが向上します。

macOS Catalina で Sidecar に対応

Final Cut Pro Xは、macOS Catalinaの革新的な新機能 Sidecar にも対応しています。これにより、iPadを2台目のディスプレイとして利用することでMacの作業スペースを拡張し、iPadの画面にブラウザやビューアを表示するような使い方が可能になります。Sidecarはケーブル接続でも利用できますが、ワイヤレス接続ならば作業の柔軟性はさらに高まるでしょう。それは、Macノートブックを使って外出先で作業する場合でも、Macのデスクトップモデルを組み込んだ編集卓に向かう場合でも同じです。

Mac Proで獲得するかつてないパワー

Final Cut Pro Xは、最新のMac Proが搭載する複数のGPUと最大28のCPUコアに対応して、その未曾有のパワーを活用できます。その結果、前世代の12コア仕様Mac Proに対して、レンダリングは最大2.9倍、トランスコーディングは最大3.2倍もの処理速度で実行できます。さらには、新登場のAfterburnerカードを利用して、ProResおよびProRes RAW(Apple開発の画期的なフォーマットで、画質とRAWビデオの柔軟性を組み合わせてProResの作業効率による処理が可能)での作業時にかつてないパフォーマンスが得られます。具体的には、4K ProRes 422ビデオなら最大16ストリーム同時再生、あるいは最先端の8K解像度での作業であれば8K ProRes RAWビデオを同時に最大3ストリームまで扱うことが可能です。
Final Cut Pro Xを実行中のMac ProとPro Display XDR。
最新のMac ProにAfterburnerカード(別売)を装着すれば、8K解像度のProRes RAWビデオを複数ストリーム使って作業することができます。

Pro Display XDRでダイナミックレンジを極限まで拡大

広大な32インチのRetina 6Kディスプレイ、P3の広色域、極限のダイナミックレンジ(XDR)を特長とするPro Display XDRは、思わず引き込まれるような没入感にあふれ、実物に迫る視覚体験を提供します。Final Cut Pro Xのユーザーがハイダイナミックレンジ(HDR)の映像を確認、編集、グレーディング、配信する際、Pro Display XDRはフルスクリーン持続輝度1,000ニト、ピーク輝度1,600ニト、そしてコントラスト比1,000,000:1を提供します。Pro Display XDRとMacはThunderboltケーブル1本でつながりますが、最新のMac Proならば、Pro Display XDRを同時に3台まで接続し、その内の2台をFinal Cut Pro Xの操作インターフェイス用、残りの1台をプロ仕様の専用リファレンスモニターとするなど、プロのビデオ編集作業に活用できます。
3台のPro Display XDR。
Pro Display XDRは世界最高レベルのプロ向けディスプレイで、Final Cut Pro Xの作業環境には3台までのPro Display XDRを利用できます。

Final Cut Pro 10.4.7のその他の新機能

  • 改良されたカラーマスクと範囲絞り込みツールを使ったHDRビデオのグレーディング。
  • HDRビデオのトーンマップを互換性のある標準的なダイナミックレンジのディスプレイで確認(macOS Catalina環境でFinal Cut Pro X、Motion、Compressorを利用する場合)。
  • グラフィックス処理のアクセラレーション(高速化)に利用する内部または外付けGPUを選択。
Motion、CompressorというFinal Cut Pro X関連アプリケーションも、新しいMetalベースの描画エンジンを利用して、ビデオ再生を向上し、グラフィックス全般を高速化します。両アプリケーションとも、最新のMac Proがサポートする複数のGPUと最大28のCPUコアを利用できるように、また、Afterburnerカードの処理能力を活用して、Pro Display XDR導入により本格的なHDRワークフローにも対応できるように設計されています。
価格と販売について
Final Cut Pro 10.4.7 は既存ユーザーの皆様には無料アップデートとして、新規ユーザーの皆様にはMac App Storeを通じて36,800円で提供されます。Motion 5.4.4 および Compressor 4.4.5 も本日より既存ユーザーの皆様には無料アップデートとして、新規ユーザーの皆様にはMac App Storeを通じてそれぞれ6,100円で提供されます。学生および教職員の皆様は、教育機関向けPro Appバンドルとして22,800円でお求めいただけます。詳細については apple.com/jp/final-cut-pro をご覧ください。

メディア

Final Cut Pro Xの画像

    1 256GBのRAMとRadeon Pro Vega 64Xグラフィックス(16GBのHBM2搭載)を装備した2.3GHz/18コアIntel Xeon W搭載27インチiMac Pro量産モデル、32GBのRAMとRadeon Pro Vega 20グラフィックス(4GBのHBM2搭載)を装備した2.4GHz/8コアIntel Core i9搭載15インチMacBook Pro量産モデルを使用し、2019年9月にAppleが実施したテスト結果に基づきます。テストは、プレリリース版のmacOS Catalina環境で、プレリリース版のFinal Cut Pro Xを使用し、最大3840×2160ピクセル解像度の様々な素材を用いた2分間の複雑なプロジェクトを使って実施されました。パフォーマンステストは特定のコンピュータシステムを使って実施したもので、iMac ProとMacBook Proのおおよその性能を示しています。

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先:

Apple Japan 広報部

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