鈴木三重吉主宰の『赤い鳥』に1932(昭和7)年に発表された、昭和初期の児童文学作家である新美南吉の代表作。南吉が18歳の時の作品で、彼の死の直後に刊行された第三童話集「花のき村と盗人たち」(帝国教育会出版部)に収録された。貧しい村人「兵十」といたずら好きの狐「ごん」との触れ合い、そして行き違いによって生まれる...
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 詳しく見る この作者の本
表題作を初め,心を打つ名作の数々を残してわずか30歳で世を去った新美南吉.ほかに「おじいさんのランプ」「花のき村の盗人たち」「いぼ」「てぶくろを買いに」など12編.〔解説・鳥越信〕
「ごんごろ鐘」は明治から昭和時代にかけて活躍した児童文学作家である新美南吉の童話。この作品は底本の「ごんぎつね・夕鶴」では「児童小説」としてまとめられている。
山里に棲むいたずら好きのごん狐は、兵十のうなぎを盗んで逃げます。小学校の国語教科書でおなじみの『ごんぎつね』の物語。中学校レベルの単語と、中学2年生までの文法だけで書かれた、最もやさしい英文の『ごんぎつね』。
ふとしたいたずらで彦十のうなぎを盗ってしまった狐のごん。彦十がそれを病気の母親に食べさせたかったと知り、なんとか償おうとしますが、なかなか伝わりません。そしてついにごんは……。小学校国語の教科書でも多く取り扱われている新美南吉の名作を、原文のままに読みやすく改編しました。
わずか29歳で夭逝した新美南吉は、美智子上皇后の胸に刻まれた「でんでんむしのかなしみ」や「手袋を買いに」など、多くの心優しい童話と詩を残した。不遇な幼年時代だったが18歳で「ごんぎつね」を発表。その後結核に苦しみながらも、創作の情熱は最期まで衰えなかった。生きることの淋しさを抱えつつ、それでも歩もうとする勇気を...
新美南吉作『ごんぎつね』を読み取るための資料です。写真と簡単な説明により、ごんが見た景色をより具体的にイメージすることができます。
小学低中学年から楽しめる!オールカラーイラストでさくさく読める「日本名作」シリーズ第5弾。一度は読んでおきたい新美南吉の名作「手ぶくろを買いに」「ごんぎつね」「花のき村と盗人たち」「決闘」「でんでんむしのかなしみ」の計5話を読みやすく収録。