日本を代表するピアニストの一人、フジ子・ヘミングのファーストアルバムにしてクラシック界における異例の大ヒットとなった名作。遅咲きのピアニストが波乱万丈の人生の中で味わってきた苦しみ、悲しみ、喜び。そんなさまざまな感情の機微を独白するかのように紡ぐその唯一無二の表現は、このアルバムによって世に知られ、多くのリスナ...