初のセルフプロデュースによるサードアルバムは、80年代の日本のロックシーンを代表する一枚。アメリカンポップスやストリートロックから影響を受けた華やかで重厚なサウンドに、キャッチーなメロディと英語を散りばめた散文体の歌詞が重なる佐野元春の独特の音楽スタイルは、本作で一つの完成型を見ることになる。小気味良いビートの...
前作「BACK TO THE STREET」でセンセーショナルなデビューを飾ったシンガーソングライター佐野元春が1981年にリリースしたセカンドアルバム。初期の代表曲 "ガラスのジェネレーション" や、ライブの定番曲となった "悲しきRADIO"、行き場のないやるせない気持ちを歌ったバラード曲 "HEART...