ドラッグストアを退職し、在宅薬剤師としての道を歩み始めた小野塚。しかし、そこはドラッグストアとは違い、患者の「生活」に踏み込まなければならない環境であった。そんな中、以前のドラッグストアに処方箋を持ってきていた青年と出会う小野塚。彼は、ヤングケアラーとして統合失調症の母の介護をしていたのであった…。
薬剤師の活躍を描く『アンサングシンデレラ』。総合病院の薬剤師として働くヒロインの葵みどりは、快活で物おじせず、ときに処方箋を出した医師と真っ向からぶつかり合いながら、患者にとって最適な道を模索していく。タイトルにある“アンサング”とは、“褒めたたえられない”という意味。医師や看護師のように患者から直接頼られるこ...
薬剤師にしか守れない“命”がある――。医師からの不要な薬剤の処方、薬局薬剤師の医療過誤、プライドの高い患者のケア……。全国の薬剤師も太鼓判! 今最もリアルな医療の現場を描く、薬剤師たちの奮闘記!
大学同期の結婚を祝うため女子会に参加した、みどり。そこには、自分とは違い、将来について展望を持つ友人たちの姿があった。「どんな薬剤師になりたいのか」思い悩む、みどりの前に、夢に邁進する少女が現れる――。今、最も心が震える、薬剤師達の活躍!!
オーバードーズで搬送されてきた患者。病床を埋めるために、長引く入院。「治る」とは何なのか、「薬剤師」の働く役割とは。「生理痛」、「在宅医療」も描いた最新第4巻!
製薬会社の工場火災により起きた「医薬品不足」。その波は萬津総合病院薬剤部へも到達していた。患者たちの処方が次々と変更になる中、過敏性腸症候群の患者は薬が変わることに対して不安を募らせるのであった…。
泣けるほどの仕事、したことありますか?みどりが小児病棟で担当した、拒食症の少女・樹里。拒食症の原因が、樹里の祖父が患った末期がんにまつわる家族の問題だと知ったみどりは、解決しようとがん治療の場に足を踏み入れるのだが……。インフルエンザ編も収録した、薬剤師たちの奮闘の記録、第3巻!
ドラッグストアに勤める小野塚の元に訪れる、総合感冒薬を大量に買い込む客。ドラッグストアが抱える医療従事者としての板挟みとは?そして、萬津総合病院薬剤部の頼れる男・瀬野の新人時代が明らかになる――。
葵みどりが担当する小児科病棟に入院してきた女児。少女は母親の意向により、予防接種を受けていない患児であった。治療方針にも母親は異を唱え、早期退院を申し出る。そんな中、患児に水ぼうそうの兆候が出てしまい…。産婦人科篇、予防接種篇を収録。
萬津病院薬剤部で受け入れていた実務実習生・室井が、壮絶な医療現場を目の当たりにして、出勤を拒絶!? 同じく実習生の丸川は、血糖値が安定しない患者にぶつかっていた…。さらに年越しの萬津病院も収録された最新刊!