1995年に発生した地下鉄サリン事件の被害者に作家・村上春樹がインタビューを敢行したノンフィクション「アンダーグラウンド」。鉄道会社職員、自動車ディーラーなど、さまざまなバックグラウンドを持った人々に接触し、現場の生々しい状況のみならず、彼らの感情や行動に肉薄していく。本書で村上が挑んだことは、一般的にイメージ...
カルトの存在は日常からそれほど遠いわけではなく、むしろ「すぐ近く」に存在するということを、11の動機にわけて実証。ハマる理由は決して異常なものではない。元オウム真理教信者が鳴らす警鐘。
平成最大の国内テロ事件を引き起こした麻原彰晃とオウム真理教、および事件の真相を総括するノンフィクション集大成を緊急発刊! なぜオウムはこれほど巨大化し、暴走してしまったのか? 事件に関わったエリート幹部をはじめ、大勢の若者たちは、なぜオウムや麻原に惹かれていったのか? 麻原の死刑当日の様子は?...
元号が昭和から平成に変った年(1989年)の5月、一面識もない女性から電話がかかってきた――著者とオウム真理教の「出会い」はここから始まる。以来、坂本弁護士拉致事件から松本サリン、地下鉄サリンをはさんで、ついに教祖逮捕に至るまでの6年間、著者はオウムという不可解な教団を追い続け、みずからホスゲンガスによる攻撃を...
始まりは一通の電話からだった。子どもがオウム真理教に入信し、連絡が取れなくなったという親からの連絡を受けた著者は、知り合いの坂本堤弁護士を紹介する。「被害者の会」が結成され、サンデー毎日がオウム批判の連載を開始した直後、坂本さん一家3人が謎の失踪をとげる。そこから、著者とオウムとの長い闘いが始まった──。 詳しく見る この作者の本
法廷に響く麻原の怒号とつぶやき。多くの弟子が離反して法廷で追い込まれる麻原彰晃……。だが、性懲りもなく無罪を主張し「平気でうそをつく」麻原は、オウム再結集の野望を未だ捨て去っていないのか!江川紹子の「オウム裁判記録」第二弾。 詳しく見る この作者の本
暴かれるオウムの犯罪!麻原彰晃の呪縛から逃れようとする信者、まだマインドコントロール下に置かれている信者……彼らの「罪と罰」を法廷で冷徹にウォッチし続けた執念の記録。江川紹子の「オウム裁判記録」第一弾。 詳しく見る この作者の本
この裁判、あまりに面白すぎて、酷すぎる! 詳しく見る この作者の本
物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女...
「生涯一事件記者」の、とっておき裏話。 詳しく見る この作者の本