ひたすら優雅にスウィングする心地よいジャズが聴きたいというリスナーの心のリクエストをかなえてくれるジャズピアニストこそ、本作のリーダー、オスカー・ピーターソンだろう。1964年の本アルバムでも聴くことのできる歌心あふれたメロディックなプレイには、カクテルジャズの真髄が見える。取り上げられた楽曲はどれも耳なじみの...
オスカー・ピーターソンのピアノスキルの頂点となる、1962年収録の「Night Train」。ベースのレイ・ブラウンとドラムのエド・シグペンを引き連れ、モントリオール出身のピーターソンは、当時ポピュラーだったスタンダードナンバーに挑んだ。"Night Train"、"C-Jam Blues"、"I Got...