“ファンキー”という言葉とその感覚を日本の音楽シーンに広く知らしめた久保田利伸による、1988年リリースのサードアルバム。往年のソウル/ファンクへの憧憬(しょうけい)を抱く一方で、アメリカのシーンの最新モードも同時に取り入れた作風が彼のサウンドの特徴だが、今作はその後者の部分がより強調された意欲作だ。自身初とな...