1985年にリリースされた通算8作目、全20曲にわたるバンド初のダブルアルバム。前作「人気者で行こう」にも萌芽があったシンセサイザーやサンプラーなどの電子楽器への歩み寄りは、本作で全面開花。YMOのマニピュレーターだったことで知られる藤井丈司もプロデュースに参加して、オープニングの"Computer...
1982年にリリースされた通算5作目のアルバム。小林克也のDJが背景に流れる"DJ・コービーの伝説"からのオープニングは、彼らのセカンドアルバム「10ナンバーズ・からっと」に収録されていた"お願いD.J."を思い出させるが、本作はぐっと洗練の度を増し、研ナオコのカバーでも知られる"夏をあきらめて"や、原由子が歌...
1990年リリースの通算9作目となるオリジナルアルバム。前作アルバム「KAMAKURA」以降、メンバーのソロ活動によってバンドが休止していたサザンオールスターズの意気込みは、タイトルにバンド名を冠したことからもうかがえるだろう。本作の2年前にリリースされたシングル「みんなのうた」をスタートに、次作アルバム「世に...
カバーアートを彩るジャクソン・ポロック風のアクションペインティングが鮮烈な1992年の通算11作目のアルバム。共同プロデューサー、アレンジャー、またゲストミュージシャンとして小林武史と本格的にタッグを組んだ最初のアルバムとなる。モダンなマシンビートのイントロからシームレスにファンキーなブラスロックへと変化する"...
1984年リリースの通算7作目のアルバム。タイトル通り和洋をミックスしてみせたオープニングの"JAPANEGGAE(ジャパネゲエ)"をはじめとして、どのジャンルにも収まらないオリジナルな境地に達したサザンオールスターズを伝える名盤。前作アルバム「綺麗」から続くサウンドプロダクションの延長にあるが、全編、80年代...