アイデンティティにおける二者択一の縛りを緩め、メインストリームロックの幅を広げた破壊的なコンセプトアルバム。
ボウイの創作意欲がかつてない高まりを見せた1971年にリリースされた通算4作目。アコースティックギターやピアノを中心にしたフォーキーな肌合いと風通しの良さが本作のサウンドの特徴だ。心踊るキャッチーなメロディを持つ"Changes"は、このあと幾度となく変化を繰り返すボウイ自身のテーマ曲となる。シネマティックな魅...