初期のソリッドなポストパンクやダークサイケから、徐々にメロディックでポップなサウンドへと移行していったエコー&ザ・バニーメンが、その最初の到達点に立った4作目。常に緊張をはらんでいた過去の作品から一転し、アコースティックでシンプルなギターの響きを生かしたリリカルなハーモニーや、ハープシコードやクラリネットを導入...
初の全英チャートトップ10入りを果たし、UKインディーシーンでの人気を確固たるものにしたセカンドアルバム。1981年、ポストパンクの熱狂の真っただ中にリリースされ、後のアルバム群と比較してもはるかにカオティックでパンキッシュな作品に仕上がっている。"Over the...