紀元前14世紀の古代エジプトを舞台に、冥界からよみがえったミイラ探偵が王墓の密室トリックに挑む。東京大学工学部卒でAIベンチャーを起業し、現在はマネックスグループの取締役兼執行役という異色の経歴を持つ作者によるデビュー作。王墓建設中に陥落事故で不慮の死を遂げ、記憶を失った上級神官書記のセティは、冥界で真実をつか...
「ファラオの密室殺人事件、というわけか」 日本での事件の後、エジプトへと誘われたII世たち。 彼らを待っていたのは、遥か昔に失われたはずの、もうひとつのアレクサンドリア大図書館。そして、その大図書館を探索せんとする、時計塔とアトラス院の合同発掘調査団であった。 ...
◆新連載◆ ・宮島未奈「婚活マエストロ」 マンションの大家に誘われて、婚活パーティに参加することになった猪名川健人。そこに現れたのは、妙に律儀な社長と、司会として生真面目にマイクを握る“婚活マエストロ”鏡原奈緒子だった [はじまりのことば] 詳しく見る この作者の本
【新連載】 朝井まかて――グロリア・ソサエテ 新連載 大正時代の京都に集結した奇跡の三人。 「美とは何か」を追求する長編歴史小説。 【連載】 河野 裕――彗星を追うヴァンパイア 東川篤哉――谷根千ミステリ散歩 お墓の前で泣かないで...
「これより、私は、神を問う」 時計塔支部での講義のため、夏のシンガポールを訪れたエルメロイII世とグレイ。 ...
「変わりたい、っていう顔だ。面はそういう人間のためにある」 両儀幹也から、夜劫アキラという少女の救助を依頼されたエルメロイII世。 ...
「つまり、神明裁判(オーディール)の一種ということですか」 海底のアレクサンドリア大図書館で、ついにエルゴの正体を知ったエルメロイII世たち。 ...
神を喰らった男、エルゴ。 徐々に人格を失うと予測された彼を助けるため、エルメロイII世たちは日本の東京に旅立った。彼らを迎えた両儀幹也は、とある誘拐事件の解決を依頼してくるのだが……。 攫われたという夜劫アキラには何があったのか。そして、遠坂凛とエルゴの前に立ち塞がる彷徨海の魔術師の正体とは...
「僕、この事件が分かってしまったかもしれません」 プトレマイオスを名乗る機械の鳥に導かれ、エルメロイII世を伴った時計塔とアトラス院の合同発掘調査団は、海底のアレクサンドリア大図書館へと潜入する。 ...
死徒ヴァン=フェムの船宴で起きた殺人事件。 その解決もままならぬまま、エルメロイII世たちは第二のゲームに挑むことになる。競う相手は盟友であったはずのメルヴィン。魔術師同士のギャンブルによる運の偏りを読み切り、II世たちは勝機を見出そうとするがーー。 一方、前回の船宴に勝利したという衛宮士郎...