魂をふるわす吟遊詩人、不器用な男の信念を描く13編の熱きメッセージ。
1975年に大滝詠一自らが設立したナイアガラレーベルから最初のリリースとなったソロアルバム。サウンド的には当時彼が着目していたニューオーリンズサウンドの色合いが濃く、そこにユーモアや皮肉の効いた視点が混在する日本語詞が注ぎ込まれ、鮮やかな化学反応を起こしている。ロックンロールとニューオーリンズジャズが合体した「...