春が近づき、入江君の就職活動が本格化。「私にとって『仕事』って何だろう?」。将来について考える中で、田中さんは今の自分の本当の心に向き合い始める。大好きな人か、大好きな場所か。迷い抜いた先にしか、後悔しない答えはない——。それぞれの人生と恋が岐路に差し掛かる、第19巻!
「悩みの種類は変わっても、今の関係が一番好きだ」鎌倉旅行を経て、あらためて進路を模索し始めた入江君。インターンを通して気づいた、自分の、そして田中さんとの将来にとって大切なこととは…?...
社会人1年目の夏。鎌倉旅行に出掛けたふたりは、とうとう入江君の卒業後のことについて話し合う。田中さんの働く愛媛で一緒に暮らすのか、それとも入江君が別の場所に就職して、遠距離恋愛を続けるのか……。人、仕事、場所。今のふたりが、人生で何かひとつ軸を選ぶとしたら?...
少女マンガの主人公はいつも可愛くて、性格が明るくて、運命の王子様と両思いになるのがお決まりのパターン。でも現実は、好きな人に一歩近づくことも、連絡先を聞くことすらも、本当はとても勇気がいること。本作の主人公は、目立つことが苦手で、モブキャラ(脇役)タイプの女子大生、田中信子。通称モブ子のささやかな日々の生活の中...
「手を繋いだりキスをしたり、いつもすごくドキドキした。でも今は……」思わぬハプニングから始まった、年末の小旅行。田中さんと入江君は急遽ホテルの同室に泊まることに。心の整理もつかないまま、ふたりきりの夜が始まって…。好きな人が大切な人になっていく。脇役たちの恋に大きな転換期が訪れる第9巻。
夜の公園での出来事をきっかけに、好きな人とのキスを意識し始める田中さんと入江君。意識するあまり、時には小さなミスをしてしまうことも。誰かを好きだと、いつもの自分でいられない。それでもふたりの距離は少しずつ、確実に近づいて?
「長かった夏が終わってやっと、大学生活が期限付きのものだって気がついた」就活もひと段落し、卒業後は愛媛での就職が決まった田中さん。入江君やふみちゃんと残りわずかな大学生活を楽しむものの、常に不安が胸をよぎって……。そんな中で近づく入江君との卒業旅行。あらためて「キス以上のこと」を意識するけれど…?...
季節は冬。恋人と過ごす初めてのクリスマスが近づく。当日、田中さんの部屋で一緒にケーキをつくることにしたふたり。初めて彼氏を部屋に招く。初めて彼女の部屋にあがる。互いに少し緊張しながら始まったクリスマス。そんな中、思い切って入江くんは尋ねてみる。「二度目のキスをしても、いいですか?」恋の熱が増していく、第8巻。
「君と未来を歩むために、できることって何だろう」季節はめぐって春、誕生日デートに出かけたふたり。大学3年生になり、周囲にも様々な変化が訪れる中、不安を抱く田中さんに入江君はある提案をする…。「愛おしい」という衝動に戸惑い、向き合いながら、ふたりが「卒業後」の未来を模索し始める、第10巻。
遠距離恋愛の難しさにぶつかったふたり。不安に苛まれて動けなかった入江君は、田中さんの異変を感じてついに飛び出していく。駆けつけた入江君に田中さんが告げたのは、「今日は話し合いするのやめませんか?」という意外な言葉で…? 恋の先にあるものを見据えて、ふたりの関係がまたひとつ変化する。感動の第16巻!