異世界からこの世界に連れてこられ、取り巻く状況に翻弄されるフリオは"仮"の妻として共に生活するフェンリースを護ることが"使命"と考え始めていた。その彼女が目の前で死の淵に追いやられ、助けられない事を悟りフェンリースを手に掛けた魔人ヒヤに対して、制御不能な憎悪を抱く。 詳しく見る この作者の本
勇者候補として異世界に召喚されたバナザは、能力値の低さから国外追放処分となる。なんとか生き延びるべくモンスターを倒すと、レベルが2に上がりステータスが見慣れない「∞」の記号に変わっていた。突然のステータス変化に戸惑いながらもマイペースに生きていくことを決意するが、魔族の娘フェンリースと運命的な出会いを果たし――...
伴侶である魔族のリースと、王国騎士団員・バリロッサたちとともに、新たな生活を始めたフリオ。しかしリースの元同僚や、さらには魔王が彼の元を訪れ、一向に穏やかな生活は送れずじまい……。挙げ句、勇者までもが現れついにフリオは一つの決断をする――!?
種族の壁を超え、リースと本当の"夫婦"となったフリオ。その圧倒的なチート能力を人種族と魔族双方が放っておくはずがなく――クライロード国の第一王女は、かつて国の行った仕打ちを詫び、人種族側との和平交渉として、とある提案を持ちかける。 詳しく見る この作者の本
人種族や魔族が共に手を取り合う世界を夢見るフリオは、いずれの陣営にも与さず、中立を保つことを決意する。そんな彼の元に、魔族至上主義の弟ユイガードとの諍いの末、魔王の座を譲ったゴウルとウリミナスが転がり込んできて―― 詳しく見る この作者の本
火龍ワインとの共存を目指すフリオは、火龍たちの故郷として知られる雪山に向かい、唯一生き残った老火龍との邂逅を果たす。そして知ることになる、強欲な人種族による迫害の歴史。それでも共存の希望を捨てないフリオに老火龍は語りかける―― 詳しく見る この作者の本
フリオは人種族と魔族との間に横たわる深い溝を感じるも魔王ゴウルたちとの交流の中で、微かな希望を見い出す。しかし一方で、扱いきれぬほどの強大な自身の力に対し、どのように向き合うべきか、悩み始めていた……。 詳しく見る この作者の本
瀕死の重傷を負ってしまった元魔王ゴザルのため、フリオはリースを救った時と同様に時間操作の魔法で命を使おうとする。人を超えた力に、神界の女神から警告を受けてしまうも皆と笑顔で暮らす日々のため、迷わず魔法を展開させた―― 詳しく見る この作者の本
フリオは人種族と魔族に自分を戦力として売り込むことで、両種族の相互理解が深まっていくことを願っていた。だが、火龍ワインの”死生観”に戸惑うバリロッサたちの姿に改めて常識が異なる種族の共存が一筋縄ではいかないと知る。 詳しく見る この作者の本
憎しみあう人種族と魔族に対し、自分達の“力”を見せつけ抑止力となることで、共存の可能性を探り始めたフリオ。しかし、保護した火龍の少女ワインが仲間と生き別れた理由が己の時間操作魔法の影響だったことを知ってしまう。 詳しく見る この作者の本