1978年にリリースされた記念すべきファーストアルバム。あれよあれよとチャートを急上昇した、疾走感あふれるラテン調のディスコソング"勝手にシンドバッド"で颯爽(さっそう)とスタートする本作だが、ヴォーカリスト、桑田佳祐のトレードマークとなる巻き舌の歌い口や、男女の下心を巧妙にしのばせた言語感覚などと相まって、こ...
1990年リリースの通算9作目となるオリジナルアルバム。前作アルバム「KAMAKURA」以降、メンバーのソロ活動によってバンドが休止していたサザンオールスターズの意気込みは、タイトルにバンド名を冠したことからもうかがえるだろう。本作の2年前にリリースされたシングル「みんなのうた」をスタートに、次作アルバム「世に...
1985年にリリースされた通算8作目、全20曲にわたるバンド初のダブルアルバム。前作「人気者で行こう」にも萌芽があったシンセサイザーやサンプラーなどの電子楽器への歩み寄りは、本作で全面開花。YMOのマニピュレーターだったことで知られる藤井丈司もプロデュースに参加して、オープニングの"Computer...
長い活動休止の終わりを、溌剌(はつらつ)とした "アロエ"のオープニングで告げる2015年リリースの通算15作目となるオリジナルアルバム。高らかなホーンセクションに鼓舞される平和賛歌"ピースとハイライト"や、拉致問題をテーマにした"Missing...