日本のポップミュージック史上屈指の名作にして、苦節を経た大滝詠一がついに大ヒットを引き寄せた作品。ソロ名義では3年以上の間隔が空いた今作で、彼は歌手としての自分を前面に打ち出している。メロディ重視の優れた楽曲群の基盤は、自身が中学時代に傾倒したアメリカンポップスで、アルバム全体の構成はコンサートの流れを模したも...