『思想としての文学』は、昭和に活躍した日本の哲学者、戸坂潤の文献学。この作品は底本の「戸坂潤全集 第四巻」では、以下とともに「思想としての文学」にまとめられている。この作品は「文芸評論の方法」「所謂批評の科学性」「認識論としての文芸学」「日本の民衆と「日本的なるもの」について書かれている。
「天は人の上に人を造らず,人の下に人を造らず」の一文で始まる『学問のすすめ』は、1872(明治5)年から1876(明治9)年にわたって17編の論文として発表され、1880(明治13)年に1冊の本に合本された。明治維新以前の封建的な儒教思想による道徳観から脱却し、西洋的な合理主義・自由主義に立脚した近代国家の市民...
日本人の宗教と思想を鬼神信仰から解き明かす。 お盆やお墓まいりは仏教ではなくて 弥生時代に日本に伝わった鬼神信仰というものであることを解き明かし、 さらにその日本での歴史を書く。 日本の宗教として、神道、仏教、儒教をあげ 詳しく見る この作者の本
アメリカ人にとっては、ふだんは、ほとんど意識すらされない彼らの血肉となっている思想、それがプラグマティズムである。実際に「プラグマティズム=知識のあくなき実践」はアメリカ社会において、ありとあらゆる局面で見られる。その結果、失敗も多くあれど、イノベーションが繰り返され、社会に大きなダイナミズムが生まれているのも...
80年代、、浅田彰・中沢新一が登場した衝撃、柄谷行人・蓮實重彦の思想、90年代における福田和也・大塚英志・宮台真司の存在感、ゼロ年代に大きな影響を与えた東浩紀。思想と批評がこの一冊でわかる。
「汝自身を知れ」「我思う、ゆえに我あり」「人間は考える葦である」「神は死んだ」など、どこかで見聞きしたことがある言葉の数々。ただ、その意味は?となると意外と知らない人も多い。本書では、古代ギリシャのソクラテスから二十世紀後半のフーコーまで、歴史に名を刻む西洋の哲学者・思想家43人を厳選。宗教から哲学まで人間の認...
「考えるのをやめなさい」。日本滞在中に弓道を学んだドイツ人哲学者ヘリゲルは、自我を捨て心を無にして的を射よと説く師の言葉に、あらゆる道に通底する禅の奥義を感得する。精神集中と身体の鍛練によって、いかに「無心」となり得るのか。世界中で愛読され続ける日本論の名著を新たに訳し下ろし、講演録や鈴木大拙の序文とともに収録...
大日如来はどのような仏身なのかを説く「即身成仏義」。言語や文章は全て大日如来の活動とする「声字実相義」。あらゆる価値の共通の原点は大日如来とする「吽字義」。真言密教を理解する上で必読の三部作。
食と仏道を同じレベルで語った『典座教訓』を、建長寺をはじめ、長く禅寺の典座(てんぞ/禅寺の食事係)を勤めた訳者自らの体験をもとに読み解く。禅の精神を日常の言葉で語り、禅の核心に迫る名著に肉迫。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
シリコンバレーの天才たちが希求する「1%のマイノリティだけの世界」 そこは楽園か、ディストピアか? 詳しく見る この作者の本