今こそタブーの封印を解き、あえて『わが闘争』を読み込む時だ。拡大する格差、蔓延するヘイト、弱者切り捨てや排除の論理……世界を覆う不寛容や分断と、それに対抗する劇薬としてのファシズム。現代にも残るナチズムの危うい魅力と悪魔性を問い、危機と災厄の時代を生き抜くための知を伝える感動の熱血集中講座!
一九五一年頃からその存在が噂されていたヒトラーの秘密文書。アメリカ合衆国の国立公文書館から発見された口述タイプ原稿には『わが闘争』に続くヒトラーの特殊な思想が生々しく綴られていた。激しく粗野な言葉で語られた、その外交政策から垣間見られる狂信性や残虐性は、いまだ戦争の絶えない現代の闇を照射し、ネオ・ファシズムの問...
九州の田舎から東大進学を機に上京し、23歳で起業。以来、世間の注目を浴び続けた時代の寵児は、やがて「生意気な拝金主義者」というレッテルを貼られ、挙げ句の果てに、突然の逮捕で奈落の底へ――。返り血を浴びても世間の常識に立ち向かい、〝敵〟が巨大権力であっても、納得できなければ迷わず闘い続けてきた著者の孤独と渇望の半...
「今日の世界は、それが私たちに気に入ろうが入るまいが、ヒトラーがつくった世界である(中略)かつて歴史上の人物で、さして長くない生涯のうちに、これほど根底から世界をひっくり返し、しかもその影響があとあとまで長く続いた人間が、ヒトラーをおいて他にいただろうか」(本文より) 詳しく見る この作者の本
ヒトラーの支配妄想を成就させようと画策したナチスドイツ。弁は立つが猜疑心が強く気分屋のヒトラーに、なぜ有能な側近たちが追随したのか。ゲーリング、ヘス、ハイドリッヒ、アイヒマン、ヒムラー、ゲッベルス……独裁者を支えた側近はどのように対処し振舞ったか。過激な若者集団が世界に巻き起こした悲劇の実相をえぐる。
「いつからオレの人生は狂い始めたんや…」「自分で墓穴を掘って その中にダイブ状態やがなっ」「オレのマックより犬の方が大事なんか!!」お茶の間で繰り広げられる、涙と笑いが満載のドタバタ・ホームコメディ、堂々完結!!
(まえがきより)このシリーズも今回で4冊目を迎えることができました。が、正直、今回は作者である私自身もこの本が出せるとは思ってもみませんでした。なぜなら、この本の前半部分にあたるパートを連載中に、私はいきなり最終回を迎えざるを得ない状況に追い込まれてしまったのです。本当に突然であり、途中まで書き進めていた通常エ...
「ワレ 2万円の重み わかって生きとるんか!!」「小学生かっ おんどれはっ!!」「アンタ… パソコンなかったら死ぬんか?」平和な県営住宅に、今日も妻の怒号が飛ぶ、涙と汗と笑いが満載のドタバタ・ホームコメディ!
Macを愛してやまない気持ちは人一倍あれど、妻、娘、2人の息子の5人家族で小遣い月2万円のサラリーマン、呉エイジ。マイホーム購入のためにとにかく無駄使いを嫌う妻に嫌みを言われながら、毎夜Macでホームページ作成に励む。新しいマシンやOSを買ってもらうには土下座は必須。にもかかわらず「Macを卒業しろ」「グウタラ...
(まえがきより)また出てしまったのである。私の血と冷汗と鼻水交じりの涙が詰まった、この「嫁からの迫害レポート」とも言える単行本が再び出るのである。思えばちょうど1年前。単行本『我が妻との闘争...