恋はしていない。抱き合うことも望まない。けれど一緒にいたい。再び出会ってはならない2人の道行きが、心を震わす物語。小学生の女の子、更紗(さらさ)は浮世離れした自由なお母さんと優しいお父さんとともに暮らしていたが、ある事情で両親がいなくなり、伯母の家に引き取られる。しかしそこは“常識”で息が詰まり、伯母が知らない...
瀬戸内の島で出会った男女の淡い恋と別れ、そして15年後の再会を描いた珠玉のラブストーリー。島で育った高校生の暁海(あきみ)と、島に転校してきた櫂(かい)。それぞれに家庭の悩みを抱えていた2人は、気持ちを通じ合わせる。しかし、子どもにはどうにもできない環境の中で彼らはすれ違い、別れの時が訪れるのだった。2022年...
ある地方都市に暮らす家内更紗は、かつて事件に巻き込まれた過去を持つ。15年前、小学生だった更紗が、家での居づらさから19歳の少年佐伯文の家に自ら足を運び、社会的な事件となってしまったのだ。それ以来更紗は、自分を押し殺し静かに生きてきた。だが、アルバイト先の友人とふらりと立ち寄ったコーヒー店『calico』で再会...
昭和時代の日本の作家、坂口安吾(1906年(明治39年)10月20日 - 1955年(昭和30年)2月17日)は日本の小説家、評論家、随筆家。本名は坂口 炳五(さかぐち へいご)。昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家の一人である。この作品は底本の「坂口安吾全集...
愛ゆえに、人は。『流浪の月』『滅びの前のシャングリラ』本屋大賞受賞&二年連続ノミネートの著者が描く、家族の物語。すみれ荘のその後を描く「表面張力」を収録した完全版。 詳しく見る この作者の本
☆2023年本屋大賞受賞作 シリーズ最新作☆第20回本屋大賞受賞作『汝、星のごとく』続編花火のように煌めいて、届かぬ星を見上げて、海のように見守って、いつでもそこには愛があった。ああ、そうか。 詳しく見る この作者の本
薬師の文梧は、記憶を失った白皙の青年・主水と旅をしている。 30年前、平穏なこの地は一変した。青山領の民が突然変異して「鬼」となり、小寺領の民を襲い血を吸って殺すようになったのだ――。 彼らは、故郷から逃げ出し、身を潜めて暮らしている小寺の民を救うべく、山々を巡っているのだ。 詳しく見る この作者の本
教主の娘を救い出し、仲間と魔神の城に住むことになった魔術師のライラ。一方で、紳士的だけどちょっぴり強引な剣士ザインの求婚には答えが出せずにいた。そんなライラの元に、姉の行方を捜してほしいと少年が城にやってくる。ザインには城から出ないよう言わていたけれど、少年の必死な様子に魔術で外に出た……ところ、奴隷商人に捕ま...
映画化された『流浪の月』など、シビアな現実を生きる人々の姿を情感あふれる筆致で描く凪良ゆう。本作は、1か月後に滅亡する地球を舞台に、4人のエピソードを連作でつづる。いじめを受けている男子高生、人の道を外れて生きる中年男性、ギリギリで生活をつなぐシングルマザー、虚構の世界に生きるカリスマシンガー。それぞれに重い事...
画面の小さいデバイスでも読みやすい“リフロー型”雑誌です。<特集 凪良ゆう>本屋大賞「流浪の月」の著者、約二年ぶりの最新作に迫る五大企画凪良ゆう最新作『汝、星のごとく』を読む恋愛を書きつつ、人生を書く 1...