かねてから精神世界に深い興味を示していたが、さすがに"輪廻転生"を意味するタイトルを冠したアルバムをリリースすることに、誰もが驚かされたことだろう。しかし、ニューエイジ的な幻想性などは本作には見られず、前作までのAOR路線とは完全に一線を画した攻めのサウンドに満たされているのがユーミンらしい。のちに作品の主人公...