冒頭のシンセサイザーの音色によって新たなフェイズに突入したことを告げる1984年作であり、ファンの間では名作と認められているアルバム。共同プロデューサーに『P.M.9』(1982年)にギターで参加したアンドリュー・ゴールド(当時Waxで活動)を迎え、ここからの3作では時代の先端だったデジタルサウンドを自らのロッ...
どこか歌謡曲のような語感のタイトルと、水にぬれた矢沢永吉が真っすぐに前を見つめるアルバムのカバーアートの印象が強い意欲作。1985年発表のこのアルバムは前作『E'』に続くアンドリュー・ゴールドとの共同プロデュースの第2弾で、サウンドのデジタル化はさらに推進されている。シングルヒットしたアップテンポの「Take...