『くまのプーさん』をはじめ、うさこちゃんやピーターラビットなど今でも子どもたちに愛されているシリーズを翻訳した石井桃子の生涯を綴る。
ノンちゃん雲に乗る、クマのプーさん、ピーター・ラビットなど作家・翻訳者・編集者として幾多の名作を世に送り出し、溢れる才能のすべてを「子ども時代の幸福」に捧げた101年の生涯。200時間に及ぶインタビューや書簡、綿密な取材をもとに、戦前戦中の活動や私生活にも迫る。子どもの本で人々を勇気づけ、児童文学の星座で強い光...
ミシシッピ川沿いの小さな村を舞台に,わんぱくな少年トムが浮浪児ハックを相棒に大活躍するゆかいな冒険物語.因習にとらわれがちな大人たちの思惑をよそに,自然の中で自由にのびのびと生きる子どもたちを描く少年文学の名作.
プーさん、ピーター・ラビット、ドリトル先生……子どもの心を豊かにする多くの本を世に出した著者が、その歩みを綴った随筆集。著者を訪ねる旅、海外の児童図書館見聞記も。単行本を再編集、新規二篇収録
子ども時代、東北での農場暮らし、犬や猫や食べもののこと……日本の児童文学に大きな実りをもたらした著者が、ささやかな日常の出来事をのびやかに綴った生活随筆集。単行本を再編集、新規三篇収録。
石井桃子は、「子どもの本」は根源的に「人間の本」であるという信念のもと、子どもと本を結ぶことを生涯の仕事とした。子どもにとってよい本とは?児童図書館の必要性、読み聞かせの秘訣など、幼時のゆたかな読書体験、子どもの本の編集・翻訳・創作、かつら文庫での実践を通して学んだことを、惜しみなく、やさしいことばで伝えてくれ...
イギリスの詩人が幼い息子のために書いた楽しいファンタジー.クリストファー・ロビンが,クマのプーさんやコブタなど,大好きなおもちゃの動物たちとくり広げるゆかいなお話.
森の一軒家で,働きもののグレイ・ラビットは,うぬぼれやの野うさぎヘアと,いばりやのリス・スキレルといっしょに仲よく暮しています.牛乳屋のハリネズミ一家,物知りのフクロウ,恐ろしいキツネやイタチなど,森の仲間たちが活躍する有名なシリーズから,未紹介の最初の4話を選び,心をこめた決定訳で贈ります.
幼い日,本のぎっしりつまった古い小べやでひねもす読みふけった本の思い出―それはエリナー・ファージョンに幻想ゆたかな現代のおとぎ話を生みださせる母胎となりました.みずみずしい感性と空想力で紡ぎだされた,国際アンデルセン賞作家の美しい自選短篇集.
幼い日,本がぎっしりつまった古い小べやでひねもす読みふけった本の思い出―それはエリナー・ファージョンに幻想ゆたかな現代のおとぎ話を生みださせる母胎となりました.みずみずしい感性と空想力で紡ぎだされた,国際アンデルセン賞作家の美しい自選短編集から,この巻には13編を収めます.