ロック史に残る悲劇的な幕切れを迎えたニルヴァーナ。その翌年にドラマーであるデイヴ・グロールが、フロントマンとして再始動。それがこのフー・ファイターズのファーストアルバムだ。ニルヴァーナの活動時期から書き溜めていた楽曲の数々をほぼすべてデイヴ・グロール自身が演奏したということからも、本作はそれ以降の作品とは一線を...
前作がほぼデイヴ・グロール一人で作られた作品だったこともあり、バンドとしての実質的なファーストアルバムであると語られることも多い1997年リリースのセカンドアルバム。メンバーのプレイに満足できなかったデイヴ・グロールがほとんどのドラムを叩いたという逸話もあるが、楽曲自体に魅力的なものが多いのが最大の特徴。センチ...
フー・ファイターズのキャリア史上最大ボリュームの大作にして、問題作がこの2005年リリースの5作目「In Your Honor」だ。フィジカルリリースでは2枚組のコンセプチュアルなアルバムとなっている本作は、一枚目が従来のフー・ファイターズの延長線上にあるロックサイド。ライブを盛り上げる代表曲の一つ...