今日に至るザ・ローリング・ストーンズの音楽性は、このアルバムから再出発したものだと言っても過言ではない。1960年代の最後を飾るにふさわしい彼らの代表作だ。前作『Beggars...
サイケデリックムーブメントやヒッピーカルチャーの影響下にあった時代から脱し、ザ・ローリング・ストーンズが自分たちの原点であるルーツミュージックに回帰した一作。ただし、スライドギターを多用した本作のブルースやカントリーは単なる懐古趣味とは程遠く、退廃的で危ういムードに満ちている。アフリカンパーカッションで幕を開け...
ザ・ローリング・ストーンズの1970年代は本作から始まった。バンド自らが興したレーベルの第一弾で、前代未聞のジッパー付きLPジャケットの原案と撮影をアンディ・ウォーホルが手掛けたことも話題になった。新加入のミック・テイラーと進境著しいキース・リチャーズ、2人のギタリストが両輪となって、さらなるドライブ感と構成力...