1973年の「Head Hunters」以降、ファンク路線へと向かったハービー·ハンコック。その足取りは3年後、本作によってまた新たな壁を乗り越えようとする。それがフュージョンやレゲエへの前向きな取り組みだった。自身の古典"Cantelope...
フォークロック的な曲調で、発売から2年後にドラマ主題歌となって大ヒットした名曲「空も飛べるはず」、この時期のバンドの勢いを反映した「青い車」を収めた通算5作目。シングルになったこの2曲はギタリストの土方隆行がプロデュースを担当し、ギターサウンドを繊細に突き詰める成果を上げた。残る8曲のプロデューサーは前作『Cr...