Logic Pro Xについて詳しく紹介します。

モダンな新しいデザイン

Logic Pro Xに幅広くそろっているツールやサウンドは、いつでもすぐに使うことができる一方で、あなたの邪魔になることはありません。
だから、スピーディーに作業を進めるのも、その場で緻密な微調整を加えるのも思いのままです。

シングルウインドウのインターフェイス

Logic Pro Xのインターフェイスは、洗練された一つのウインドウを中心に構成されています。このウインドウでは、エディタ、ファイルブラウザ、ツールバー、サウンドコントロールを必要に応じて表示させるのも隠すのも簡単です。トラックの追加やパッチの選択。オーディオやループの検索や読み込み。サウンドの微調整。複数のテイクでできたコンプの録音や編集。もっとフィルを入れたい時のDrummerへの指示。リードシートへのコードと歌詞の入力。数百ものトラックのためのミックスのオートメーション。そのすべてを一か所でまとめて行えるので、複数のウインドウを操作する必要はありません。

タイミング

拍子を厳密に刻むのも、流れるようにつくるのも、Logic Pro Xなら思いのまま。メトロノームを使わずに録音しても、ビートガイドをそのリージョンのトランジェントやMIDIノートにドラッグすれば、演奏のタイミングに縦線やビートを合わせることができます。リミックスしたい時は、まず元のファイルをドラッグし、次に拍検出を使ってLogicをそのテンポに合わせましょう。オーディオファイルをLogicの現在のテンポに合わせることもできます。

プロジェクト全体の速度を調節できるVarispeed機能を使えば、様々なテンポで曲を試してみることも、特に難しいソロパートに集中するために、一時的に速度を下げることもできます。

たくさんのショートカット

Logic Pro Xには、作業がスムーズに進むようにデザインされた、機能的なショートカットが豊富にそろっています。切り取り、バウンス、分割、結合などのよく使う操作は便利なツールバーに配置されていて、クリック一回で実行できます。マウスの操作が最低限で済むように、ショートカットメニューも充実しています。マウスを使うよりもキー入力の方が速いため、Logicにはカスタマイズできるショートカットが1,000以上も用意されています。

ヘッズアップチューナー

ギターやそのほかの楽器をチューニングするのも、コントロールバーにある専用ボタンを使ってすぐに呼び出せるヘッズアップチューナーを使えば簡単です。入力モニタリングが有効になっていれば、現在選択しているトラックからの信号をチューナーが自動的に認識します。

クイックヘルプ

Logicにまだ不慣れだったり、特定のボタンの機能が思い出せない時は、その時の操作に合わせて出てくるクイックヘルプが役に立ちます。インターフェイス上で現在カーソルが置かれている部分に関するヒントを、その場で参照できます。

Smart Control

Smart Controlを使えば、各サウンドの裏側にある大量のプラグインパラメータの細かい調整に時間をとられずに、変更を行うことができます。

Smart Controlは、とてもパワフルです。一つずつ操作することも、複数のSmart Controlを一度に操作することもでき、それぞれのマッピングは個別にスケーリングされます。そのため、オリジナルのSmart Controlをつくると、これらを微調整して、ターゲットパラメータの範囲を正確に調整できるようになります。複数のテーマから選べるので、アンプコントロールはアンプのように、ドラムマシンコントロールはドラムマシンのように見せることもできます。

Track Stack

複数の関連したトラックを一つのトラックにまとめるのは、Track Stackの使い方のほんの一つに過ぎません。Track Stackに入っているすべてのトラックを共通のAux(オグジュアリー)チャンネルにルーティングすれば、トラックのサブミキシングがすばやく簡単に行えます。Track Stackには専用のAuxチャンネルを含めることができるので、必要なものがすべてそろった、並列処理用のセットアップを構成するのにぴったりです。マルチアンプのギター演奏がその一例です。

Track Stackなら、レイヤーになった音源や分割された音源をつくるのも簡単です。2つ以上のソフトウェア音源トラックを組み合わせるだけで、一つのTrack Stackになります。同じように、Track Stackは音源とすべてのAux出力トラックを一つにまとめることで、マルチアウト&マルチティンバーのソフトウェア音源の設定をシンプルにします。

デュアルチャンネルストリップ

インスペクタウインドウにはデュアルチャンネルストリップがあり、現在のトラックのチャンネルストリップのほか、信号の送信先であるすべてのチャンネルストリップにもすばやくアクセスできます。

詳細ツール

詳細ツールを使って、必要なレベルのパワーと複雑さを選ぶことができます。メニューと環境設定がすっきりと見やすくなり、あなたのワークフローにおいて重要な機能に集中しやすくなります。

リージョンを使いこなす

Logicでは、あなたが録音したりプロジェクトに読み込んだオーディオやMIDIの一つひとつを、編集可能なオブジェクトであるリージョンとして表します。このようなリージョンの移動、編集、ループの簡単さにも、Logicのクリエイティブなパワーが活きています。さらに、それぞれのリージョンには非破壊再生パラメータのセットがあり、Logicの汎用性をさらに高めています。例えば、MIDIリージョンにはクオンタイズ、音符の長さ、移調などの設定があり、オーディオリージョンにはクロスフェードとリージョンゲインの設定が含まれています。

グルーブトラック

グルーブトラックを使って、任意のトラックをグルーブマスターとして割り当てます。次に、残りのトラックから自由に選び、最初のトラックにタイミングを自動的に合わせます。簡単そうに聞こえますが、やってみると本当に簡単そのもの。グルーブマスタートラックに変更を加えると、これに追随するすべてのトラックが新しいグルーブに合わせて更新されます。Flex Timeとの連係により、この機能はMIDIトラックとオーディオトラックの両方にしっかり対応します。

グローバルな変更

セクションを削除したり、自由な形式の演奏を音楽のグリッドに沿って並べたり、タイミングに合ったキューポイントがわかるようにテンポマップをつくるなど、大規模な編集をするのもLogicなら簡単です。スニップ、スプライス、繰り返しなどのグローバルな編集は、すべてのトラックとプロジェクトデータに適用されます。アレンジメントマーカーと呼ばれる特殊なマーカーを使って、マーカーオブジェクトをグラブして並べ替えるだけで、セクションを再構成することもできます。グローバルトラックには、テンポや拍子記号のようにグローバルな曲イベントを確認して編集するためのグラフィカルな表示も用意されています。

作曲

Logic Pro Xは、音楽制作と作曲のためのツールのパワフルなセットです。スリーコードのヒットソングを作曲する。
ビートを生み出す。ループを組み立ててリシェイプする。映像用の曲をつくる。あなたが望む通りのやり方で音楽制作に取り組んで、
最高のアイデアを最高の作品に仕上げましょう。

ループ

Logic Pro Xに含まれている幾千ものロイヤルティフリーの音楽ループから選べば、すばやく曲を組み立てることができます。これらのループは、テンポやキーを自動的にあなたのプロジェクトに合わせます。音源をより速く見つけるには、ブラウザの一番上にあるボタンをクリックしましょう。探しているジャンル、ムード、サウンドの種類ごとにボタンが用意されています。

Logic Pro Xには、ヒップホップからエレクトロハウス、ダブステップ、モダンR&B、テックハウス、ディープハウス、チルウェイブまで、3,600を超えるエレクトロニック&アーバンループのコレクションがそろっています。Download Managerのレガシーセクションから、追加のループをダウンロードすることもできます。

あなたの曲のオーディオリージョンやMIDIリージョンをループブラウザにドラッグして、オリジナルのループをつくることもできます。驚くほどの簡単さです。

設定はすばやくシンプルに

Logicの様々な機能を使えば、インスピレーションがひらめいた瞬間に作業をスタートできます。一から制作を始める時には、新規のトラックシートを使いましょう。シンプルな設定ウインドウ一つで、複数のオーディオ、音源、外部MIDIトラックをつくって構成することができます。すべてが細かく設定されているテンプレートを使って、作業にすぐに取りかかる方法もあります。あらかじめ用意されているテンプレートのセットから選ぶか、オリジナルのテンプレートをつくりましょう。

音源プラグイン

Drum Kit Designer

幅広いドラムとパーカッションのサウンドを集めたDrum Kit Designerなら、リアルなアコースティックドラムを構成できます。チューニング、ラウドネス、リーケージ、ダンプニング、オーバーヘッドマイク、ルームマイクなど、それぞれのキットパーツの特徴をカスタマイズしましょう。

Retro Synth

70年代と80年代のシンセにインスパイアされた多様なサウンドを生み出す、柔軟なシンセサイザー。Analog、FM、Sync、Wavetableの4種類のシンセサイザーエンジンが備わっています。

Ultrabeat

ドラム用のシンセ兼シーケンサーには、プリセットごとに25種類のユニークなドラムボイスがついています。それぞれのボイスで、純粋なシンセドラム、コンポーネントモデリング合成のドラム、トリガーサンプル、またはこれら3つを組み合わせたサウンドを再現できます。

Sculpture

本物の楽器が発する振動をエミュレートする物理モデルシンセ。弦楽器や打楽器、フルートなどの吹奏楽器に最適なSculptureは斬新な方法で音を生成するため、革新的なサウンドデザインに役立ちます。

EXS24

想像しうる限りのあらゆる音源を再生できるソフトウェアサンプラー。ラウンドロビン式のサンプル切り替えにより、シンプルなシングルサンプリングのカットアップドラムループからディープにサンプリングされた複雑なアコースティック音源までを再生します。

ES2

3つのオシレータを持つ減算方式のシンセサイザー。FM合成と波形テーブル合成の要素を備え、多様なサウンドの生成をサポートします。パッド、テクスチャ、ベース、合成金管楽器のサウンドをつくるのに理想的です。

ES1

クラシックな減算方式のアナログシンセサイザーをそのままエミュレートしたもの。特にベース、パッド、リードのパッチをつくる時に威力を発揮します。

Vintage Organ

回転式のレスリーキャビネットを持つHammond B3オルガンのサウンドと機能を忠実に再現しました。

Vintage Electric Piano

Fender Rhodes、Wurlitzer、Hohner製のクラシックな電子ピアノのサウンドと、数々の味わい深いバリエーションを届けます。

Vintage Clav

紡ぎだすのはクラシックなHohner Clavinetのサウンド。ファンクと最も関係が深い楽器ですが、そのサウンドは数えきれないほど多くのポップ、レゲエ、ダンス音楽の作品にも使われてきました。

EVOC20

EVOC20 PSはボコーダーとポリフォニックシンセサイザーを組み合わせたもので、リアルタイムで演奏できます。50種類の特殊な波形、FM機能、カラードノイズを提供する2つのオシレータを備えています。

ES E

豊かで暖かみのあるパッドサウンドやアンサンブルサウンドをすばやく作成するのに理想的な、シンプルな減算方式のシンセサイザー。

ES M

減算方式のモノフォニックシンセサイザーであるES Mは、ミックスを突き抜けるパンチのあるベースサウンドをつくりたい時に活躍します。ベース音を簡単にスライドできる自動指奏ポルタメントモードが用意されています。

ES P

ES Pは、クラシックな1980年代のポリフォニックシンセサイザーをエミュレートします。このシンセサイザーは、使いやすく非常に幅広いサウンドを生み出すことができる、汎用性の高い音源です。中でもアナログシンセサイザーの名機を彷佛させるブラスサウンドの響きは出色と言えるでしょう。

MIDIプラグイン

アルペジエータ

洗練されたアルペジエータのプラグイン。レート、ディレクション、オクターブレンジの基本設定のほか音符の長さとベロシティのランダム化などのより高度なオプションが用意されています。キーボードリモート機能を使うと、キーボード上のノートでアルペジエータのほとんどの機能をコントロールできるので、アルペジエータがライブ演奏のためのパワフルなツールになります。

Chord Trigger

MIDIキーを一つ操作するだけで、記憶されているコードをトリガーできるようにします。

Modifier

連続したコントローラデータの再割り当てやフィルタリングに使います。イベント値のスケーリングや加算もできます。

Modulator

連続したコントローラ、アフタータッチ、ピッチベンドメッセージを生成するために使います。同期できるLFOおよびディレイ/アタック/ホールド/リリースエンベロープを含みます。

Note Repeater

繰り返しのMIDIノートの生成により、オーディオディレイを模倣します。繰り返したノートはディケイフェーズ中に移調したり、ベロシティを調節することができます。

Randomizer

入ってくるMIDIノートやコントローライベントをリアルタイムでランダム化します。

Scripter

標準JavaScriptを使ってMIDIデータの処理や生成ができる、拡張性のあるプラグイン。

Transposer

入ってくるMIDIノートをリアルタイムで移調します。ノートを選択したスケールに合わせて修正することもできます。

Velocity Processor

MIDIベロシティイベントの圧縮と展開ができます。

外部音源

ユニークな魅力とサウンドを持つハードウェアベースのシンセサイザーは、多くのエレクトロニックミュージシャンの制作プロセスに欠かせない存在です。外部音源プラグインを使って、外部シンセのためのMIDIやオーディオルーティングを、ソフトウェア音源のチャンネルストリップに挿入できます。

パッチ

パッチは、あらゆるチャンネルストリップ設定と、Track StackおよびSmart Controlマッピングを保存できるファイルフォーマットです。パッチを使えば、最も複雑なマルチチャンネルサウンドを細部に至るまで忠実に再現することができます。さらにパッチは、洗練されたレイヤー音源や分割された音源をサウンドライブラリで使えるようにします。

録音

ちょっとしたデモづくりから、大規模な商業用のプロジェクトまで。Logic Pro XはあなたのMacを、
どんな作業もこなすプロ仕様のレコーディングスタジオに変身させます。

オーディオ録音

Logicには数多くのワークフロー機能が用意されているので、ギターソロでもフルバンドの演奏でも、自信を持ってすべてを録音することができます。賢い入力モニタリングオプションと、レイテンシを発生させるプラグインを一時的に無効にする低レイテンシモードが、演奏中に必要な音をしっかりと聴き取れるようにします。手動で、またはあらかじめ指定したパンチイン&パンチアウトの位置で録音を開始および停止できるシームレスなパンチ録音機能を使えば、どんなエラーもすばやく修正できます。

テイクの管理

Logicなら、シンプルでフレキシブルな方法でマルチテイク録音ができます。既存の素材を上書き録音すると、そのテイクが自動的にテイクフォルダに保存されます。テイクフォルダはいつでも展開できるので、すべてのテイクをグラフィカルに表示し、簡単にオーディションや編集を行えます。テイクフォルダをアレンジメントの中の好きな場所に移動して、ほかのリージョンと同じように編集しましょう。

プロのスタジオクオリティ

Logic ProはOS X Core Audioに対応しているので、あなたのニーズにぴったり合ったオーディオインターフェイスを選ぶことができます。これにはThunderBridgeインターフェイス経由で接続するApogee Symphony I/Oなど、最上位のThunderboltソリューションも含まれます。このI/Oは、レイテンシが非常に低い、最大64チャンネルの純粋な192kHz/24ビットオーディオを提供します。PCIカードは必要ありません。

MIDI録音

MIDIの基本的な録音機能はオーディオと同じですが、MIDIデータをキャプチャする際に特に役立つ追加オプションがあります。例えば、トランスポートをサイクルしながらドラムグルーブを録音する際に、それぞれの連続したパス上に新しいパスをつくることができます。こうすれば録音が終わった時に、バスドラム、スネア、ハイハットのパートが個別のトラックに収録されています。

Logicは、iPadからLogic Remoteを使って送ったMIDIや、一つまたは複数のMIDIコントローラキーボードから同時に送ったMIDIも録音できます。どちらのデバイスも利用できない場合は、Musical Typingキーボードを呼び出して、コンピュータのキーボードから直接あなたの音楽を打ち込みましょう。幅広いステップ入力機能を使えば、実際に演奏しなくてもMIDIノートを挿入することができます。

サウンドデザイン

細かい変更を加えることで、素晴らしいトラックをパーフェクトなトラックに進化させたり、
曲全体の方向性が変わってしまうほどドラマチックに音を変化させてみましょう。

リージョンを所定の場所にバウンス

オーディオのクリエイティブな処理を行う時、「サンプラートラックに変換」のようなクリエイティブ機能を使う前に、現在のエフェクトをファイルに保存しておくと役に立つことがあります。「リージョンを所定の場所にバウンス」機能は、そんなニーズに応えるもの。一つまたは複数の選択したリージョンをレンダリングすることができ、その際にトラックのエフェクトやオートメーションを含めることも除外することもできます。

サンプラートラックに変換

あなたのプロジェクトに含まれるどんなオーディオも、ワンステップでサンプラー音源に変換することができます。Logicは、一つまたは複数の選択されたリージョンを認識し、自動的にノートに割り当てます。あるいは、トランジェント単位でリージョンをスライスし、各スライスをノートに割り当てることもできます。

ドラムの置き換え

ドラムの置き換え機能を使えば、トリガーされたサンプルを使って、問題のあるサンプルをわずか数クリックで改善できます。この機能は、ドラムサウンドを置き換える代わりにダブリングするのにも使えるので、クリエイティブなアイデアをどこまでも広げましょう。

スピードフェード

Logicのスピードフェードオプションは、フェードとクロスフェードの概念に面白い要素を加えたもの。フェードと同じように適用できるスピードフェードは、あらゆるオーディオリージョンの始点または終点で、テープの早回しと遅回しのようなエフェクトを生み出します。

クリエイティブなFlex機能

Flex Timeは、主にオーディオ録音におけるタイミングの問題を修正するものですが、面白いアイデアを生むクリエイティブなサウンドデザインツールとして活用するための様々な機能も持っています。

例えば、Flex Timeを有効にしている時、トランジェントにもとづいてリージョンをスライスし、複数のより小さいリージョンにすることができます。シャッフルモードをオンにすれば、いくつもの小さいリージョンを簡単に並べ替えられます。あるいは、一つの断片を極端に引き伸ばし、それをEXS24 Samplerに入れてみましょう。

サウンドのワープを純粋に楽しみたい時は、Flex Timeの2つのクリエイティブなモードであるSpeedとTempophoneのいずれかを使って、リージョンの全体または一部に対して大胆にFlex機能を適用してみましょう。予測できない結果になる時もありますが、きっと楽しめるはずです。

Slicingモードの「ギャップを埋める」オプションをオフにして、オーディオファイルの断片を引き剥がしていくと、グリッチが入った音節をわずか数秒でつくれます。サンプルエディタを使って同じようなエフェクトを破壊的につくろうとすると、何時間もかかるかもしれません。

クリエイティブエフェクトのプラグイン

Amp Designer

25種類の有名なギターアンプと、それらと一緒に使われているスピーカーキャビネットのサウンドをエミュレートします。あらかじめ構成されているそれぞれのモデルは、アンプ、キャビネット、そしておなじみのギターアンプの音を再現するEQを組み合わせたもの。再現されたアンプとキャビネットの信号のピックアップには、バーチャルなマイクが使われています。

Bass Amp Designer

3種類の有名なベースアンプと、それらと一緒に使われていたいるスピーカーキャビネットのサウンドをエミュレートします。トーンを際立たせるためにアンプとキャビネットを統合された圧縮およびEQユニットと組み合わせることができます。

Pedalboard

35種類のクラシック&モダンなスタンプボックスペダルエフェクトをつないだものをシミュレートします。
様々なファズとディストーション、ディレイ、モジュレーションから、回転するLeslieキャビネットのような今まで聞いたこともないようなペダルまで、幅広いストンプボックスがそろっています。

Delay Designer

サウンドデザインの可能性を大きく広げる、フレキシブルなマルチタップディレイ。ベーシックなエコーエフェクトからオーディオパターンシーケンサーまで、あらゆるものに使えます。複数のタップの配置を同期することで、複雑に変化しながら推移するリズムをつくれます。Delay Designerのタップは、あなたの音楽のグルーブにディレイパターンを合わせる「スウィング」もサポートします。

そのほかのディレイ
エフェクト

Logic Pro Xには、ほかにもシンプルなEchoやより包括的なStereo Delay、さらにテープの劣化、ワウ、フラッターのコントロールを装備したレトロなテープディレイマシンを再現したものなど、幅広い種類のディレイエフェクトがそろっています。

ディストーション
エフェクト

Logic Pro Xには、真空管、トランジスタ、デジタル回路でつくったディストーションを再現する、幅広いディストーションエフェクトが用意されています。

Autofilter

複数の独自機能を持ち、多目的に使えるフィルタエフェクト。クラシックなアナログスタイルのシンセサイザーのエフェクトをつくる場合や、クリエイティブなサウンドデザインのためのツールとして使えます。

EVOC 20 Filterbank

EVOC 20 Filterbankは2つのフォルマントフィルタバンクで構成されています。それぞれのバンクには、最大20の周波数帯に対応するレベルフェーダーがあり、各帯域のレベルを個別に制御できます。フィルタ帯域の位置はフォルマントシフトパラメータを使って調整。2つのフィルタバンクをクロスフェードさせて、シフトする「ボーカル」エフェクトをつくることもできます。

EVOC 20 TrackOscillator

モノフォニックピッチトラッキングオシレーターを持つボコーダー。このトラッキングオシレーターは、モノフォニックな入力信号のピッチをトラッキングします。この信号がボーカルのメロディーの場合は、合成エンジンによって個別の音のピッチが追跡され、ミラーリングまたは再生されます。

Fuzz-Wah

Fuzz-Wahプラグインは、コンプレッションとファズディストーションエフェクトが組み合わされた、クラシックなワウエフェクトをエミュレートします。「ワウ」という名前は、このエフェクトが生み出すサウンドに由来します。ジミ・ヘンドリックスの時代からエレクトリックギタリストの間で人気のエフェクトで、通常はペダルエフェクトとして使われています。

Spectral Gate

周波数領域で作用する、珍しいフィルタエフェクト。従来のフィルタエフェクトとはまったく違う、複雑な動くフィルタをつくります。

モジュレーション
エフェクト

コーラス、フランジング、フェージングなどのモジュレーションエフェクトは、サウンドに動きと深みを加えるために使います。Logic Pro Xには、11種類のモジュレーションエフェクトと、RingshifterやSpreaderなどのいくつかの珍しいモジュレーションエフェクトが含まれています。

Ringshifter

Ringshifterは、リングモジュレータと周波数シフターエフェクトを組み合わせたもの。周波数シフターはハーモニックシフトを行うことで、柔らかくゆったりと変化していくエフェクトからロボットのように無機質な響きまで、幅広いサウンドを生み出します。

Spreader

Spreaderは、時間の経過とともに、一つのステレオ信号内の一つのチャンネルのピッチを上下に変動させることで、動きのあるステレオイメージをつくります。このエフェクトはモノラル信号で最大の効果を発揮します。

Pitch Correction

Pitch Correctionプラグインは、オーディオ信号のピッチの移調や修正を行うことができます。このエフェクトは、ユニゾンやわずかに厚みを出すパートの制作、そしてハーモニーボイスを作るのにも使えます。

Pitch Shifter II

Pitch Shifter IIを使うと、信号のピッチシフトされたバージョンと元の信号を簡単に組み合わせることができます。

Vocal Transformer

Vocal Transformerを使うと、ボーカルラインのピッチを移調して、メロディーの範囲を拡大または縮小できます。

リバーブエフェクト

アルゴリズムによる荒削りでレトロな響きのリバーブから高品質なコンボリューションリバーブまで、Logic Pro Xには数種類のリバーブプラグインが用意されています。

Space Designer

Space Designerは、現実の世界の音響環境を圧倒的なリアルさで再現したものにオーディオ信号を配置できるコンボリューションリバーブエフェクトです。

Grooveshifter

Grooveshifterを使うと、オーディオ録音のリズムを変化させて、入力信号にスウィング感を与えることができます。例えば、ストレートな8分音符や16分音符でギターソロを演奏してからGrooveshifterを使うと、元のシンプルなソロにスウィング感が加わります。

オーディオ編集

オーディオ編集のための先進的なツールと機能が、アプリケーション内の様々な場所での
大まかな編集と精緻な編集サンプリングを簡単にします。

クイックスワイプコンピング

クイックスワイプコンピングは、トラックのコンピングプロセスを劇的に効率化します。各テイクのベストセクションを選ぶために必要な操作は、クリックとドラッグだけ。リージョンの切り取り、移動、ミュートを行う必要はありません。この操作で、トランジションがスムーズにクロスフェードした、まったく継ぎ目のないコンプをつくることができます。コンプのセレクションを変更する場合も、あらゆるテイクの中から入れ替えたいセクションを選んでクリックするだけ。複数のコンプを保存し、それらを切り替えながら一番好きなものを選ぶことができます。

フェードとクロスフェード

フェードとクロスフェードはあらゆるリージョンの最初と最後に適用できるので、フレーズの始点と終点を柔らかくしたり、トランジションをスムーズにしたり、複雑な編集を加えた2つのリージョンの継ぎ目を隠すことができます。フェードを適用するにはフェードツールを使います。フェードのクリックゾーンを有効にして、カーソルをオーディオリージョンの左上または右上に重ねるたびに、このツールが表示されるようにすることもできます。

マーキーツール

マーキーツールを使うと、トランジェントにもとづいた選択、オートパンチの対象となる領域の定義、再生を開始する一時的な位置の設定、単純な切り取りなど、様々なことが行えます。マーキーツールのクリックゾーンを有効にすると、カーソルをリージョンの下部に重ねるたびに、この柔軟なツールにアクセスできるようになります。

オーディオ・トラック・エディタ

オーディオ・トラック・エディタは、トラック領域で選択したオーディオトラック上のすべてのリージョンを拡大して表示します。これにより、メインのトラック領域でプロジェクト全体を見渡しながら、リージョンのトリムや分割などの編集をサンプル精度で行えるようになります。このページの下で詳しく説明しているFlex TimeとFlex Pitchの幅広い機能にも、このエディタからアクセスできます。

トラック領域での編集

ほとんどのオーディオ編集は、トラック領域内で直接、サンプル精度で行うことができます。様々なツールや機能を使ってリージョンの切り取り、コピー、ペースト、移動を行いましょう。フェードの適用やコンプの作成もできます。リージョンのシャッフル、特定の位置への配置、整列、一つまたは複数のリージョンのループもすばやく効率的にこなせます。一つのトラックに行った編集を、関連するグループ内のほかのトラックに適用する必要がある場合は、トラックのグループ化機能を使いましょう。この高度な機能は、例えばライブにおけるドラムのレコーディングのように、複数のトラック間での位相整合の維持が最重視される、複数のマイクを使う録音シーンに不可欠です。

オーディオ・ファイル・エディタ

オーディオ・ファイル・エディタは、サンプルの破壊編集機能をLogicで直接使えるようにします。これは、ポップノイズやクリック音の除去、ループ再生の重複部分の正確な設定、位相相殺エラーの修正など、問題のある部分を永久に修正するための場所です。オーディオ・ファイル・エディタでは、オーディオファイル内のトランジェントマーカーの位置や数も変更できます。

Flex Pitch

Flex Pitchを使うと、モノフォニックオーディオ録音のピッチ、レベル、そのほかの問題を修正することができます。特にボーカルトラックの改善に適していますが、あらゆる種類のメロディーの録音にも効果的に使えます。ノートを移調して新しいメロディーのアイデアを探ったり、ノートをMIDIトラックに抽出し、自分のパートをダブリングしたり、ソフトウェア音源パッチを使ってハーモニーを加えることもできます。

基本的なピッチ修正は、意図したピッチからどれだけ音が離れているかを表わす専用の編集ビュー、トラック領域で適用できます。Flex Pitchツールの完全なセットは、ノートをピアノロールスタイルの見慣れたインターフェイスに表示するオーディオ・トラック・エディタで使えます。音程がずれているノートは完璧なピッチの位置から離れて表示されるので、特定するのも簡単。ノートの上にカーソルを合わせると、その周りにコントロールポイントが表示されるので、複数のツールを何度も切り替えなくてもすべてのパラメータに即時にアクセスできます。チューニングやトランスポーズのほかにも、個別のノートのビブラート、ピッチドリフト、フォルマント、ゲインまで調整できるコントロールがあります。

Flex Time

Flex Time機能を使えば、オーディオ録音のタイミングとテンポを簡単に操作することができます。Flex Timeを最も簡単に使う方法は、Flex Toolと一緒に使うことです。ツールを選択したら、オーディオリージョン内の好きな場所をクリックしてドラッグするだけで、ビートを自由に調整できるようになります。さらに精密に編集し、より視覚的なフィードバックを得るには、Flex Viewを有効にしましょう。検出されたトランジェントとあなたがすでに作成した編集ポイントが、すべて表示されます。続いて、Flexマーカーと呼ばれるこれらのポイントをさらに細かく編集したり、好きな場所をクリックしてポイントを追加し、必要に応じて編集できます。

Flex Timeを使うと、MIDIトラックで使ったものと同じワークフローを利用して、オーディオトラック上でクオンタイズを適用できるようになります。これには、一つのトラックのタイミングを別のトラックに合わせてロックするグルーブトラック機能も含まれています。

Flexモード

Flex Timeには複数のモードがあり、それぞれのモードが異なる種類のオーディオに合わせて最適化されたアルゴリズムを利用します。これらのモードでの編集は、最高品質の設定にしている時でもリアルタイムでレンダリングされます。

Monophonic

一度に一つのノートだけを演奏するメロディー音源で使うためにデザインされたモード。

Rhythmic

ギャップを埋めるためにスライス間でオーディオをループさせて、素材をリズミカルにタイムストレッチします。リズムギター、キーボードのパート、ループなどの素材に最適です。

Polyphonic

フェーズボコーディングと呼ばれる高度な処理を使って、素材のタイムストレッチを行います。
ギター、ピアノ、完全なミックスなど、あらゆる複雑なポリフォニック素材に推奨されるモードです。

Slicing

Logic Proに特有のSlicingモードは、オーディオを圧縮または展開せずにスライスをシフトすることでタイミングを修正します。そのため、特にドラムトラックに理想的です。Logic Pro Xは、トラックを数百の小さな断片にスライスされた状態にする別のツールに切り替えずにこの編集ができる、唯一のアプリケーションです。

Tempophone

Tempophoneとして知られる、有名なテープベースのタイムストレッチデバイスによるエフェクトをエミュレートします。細粒合成技術によってつくられた音と似た、人工的な特徴が多い、メカニカルなサウンドをつくり出します。

Speed

速度を上げたり下げたり、ピッチを変えながらソース素材を演奏することで、素材のタイムストレッチを行います。

MIDI編集

揺るぎないタイミングエンジン、卓越したクオンタイズ機能、そして豊富なMIDI制作ツールを備えた
Logic Pro Xは、
MIDIベースの音楽の制作と編集で最も頼れるアプリケーションです。

クオンタイズ

クオンタイズでは、ノートのリズムを特定のタイムグリッドに合わせて修正することができます。ずれたタイミングで演奏されたノートはすべて、グリッド内の最も近い位置に移動されます。Logicには、MIDIエディタのいずれかで、リージョンとそのコンテンツへ、または直接ノートイベントへクオンタイズを適用して調整するための洗練されたオプションのセットが用意されています。

リージョンベースのクオンタイズは、結果を聴きながら調整できます。ノートの開始位置をグリッドに合わせる基本的なスナップはもちろん、さらに細かい操作ができるパラメータも用意されています。例えば、実質的に複数のノートのダイナミクスをクオンタイズできます。これは特にグルーブトラック機能を使っている時、グルーブマスタートラックのタイミングだけでなく、関連するダイナミクスにも合わせることができるので、面白い効果をもたらします。

選んだノートへのクオンタイズの適用は、どのMIDIエディタでも簡単かつパワフルに行えます。ピアノロールエディタとスコアエディタでは、選んだノートを特定のキーやスケールにスナップできる、スケールクオンタイズ設定も使えます。

MIDIドロー

MIDIデータは複数のノート以外でも構成されています。モジュレーション、ピッチベンド、ボリューム、エクスプレッションのデータはすべて非常によく使われますが、MIDIドローにはこのタイプのデータを簡単に表示したり編集することができるグラフィカルインターフェイスが用意されています。これは、トラック領域で、またはピアノロールエディタやスコアエディタで、リージョンに対して有効にすることができます。

リージョンインスペクタ

リージョンベースのパラメータがほかにも数多くあるため、リージョンインスペクタはLogicでMIDIシーケンス処理をするための非常に重要な場所になっています。例えば、ぎくしゃくした演奏もダイナミクスとベロシティの設定を調整すればなめらかにすることができます。ゲートタイムを使えば、レガートの演奏をスタッカートの演奏に変換したり、この逆の変換を行うこともできます。ディレイパラメータを使ってリージョン全体のタイミングを前後にずらすこともできます。従来からあるこのような機能は、Logic ProがMIDIを使った作曲で圧倒的なパワーを発揮できる理由です。

編集

Logic Pro Xには、あらゆる種類のMIDIデータの表示と編集に使える複数のMIDIエディタが用意されています。選択肢がここまで多いと、今行っている作業に最もマッチしたエディタを選択することができます。例えば、ノートの長さの調整に最適なものはおそらくピアノロールでしょう。楽譜を読める方の場合、特に複数のトラックの同時編集には、スコアエディタが圧倒的な強さを発揮します。ドラムの打音のベロシティを編集する場合は、ステップエディタが最適です。

MIDIトランスフォーム

MIDIトランスフォームウインドウは、MIDIの処理で活躍する様々なツールの中でもパワフルなものの一つです。あなたが選んだ条件、操作、値にもとづいて、MIDIイベントを様々な種類のイベントや様々な値を持つイベントに変換します。

ミキシングとオートメーション

パワフルなミキシングコンソール

Logic Pro Xの中核には強力なミキシングコンソールがあります。255のオーディオトラック、255のソフトウェア音源トラック、255のAux(オグジュアリー)チャンネルと、無数ともいえる数のMIDIトラックに対応。1チャンネルあたり8つのエフェクトセンドと15個のオーディオプラグインスロットを備えているので、最も野心的なプロジェクトへも、いつでもすぐに取り組めます。

ミキサーには、操作をより簡単に、より便利にするための革新的な技術が数多く搭載されています。例えば、表示するチャンネルの種類を絞り込んだり、センド先にジャンプしたり、現在のトラックとその信号のすべての送信先チャンネルだけを表示したりできます。チャンネルインサートのプラグインは、修飾キーをまったく使わずにバイパス、移動、変更できます。センドの作成時には、そのセンドから送信される信号を受信するAuxチャンネルが動的に作成されます。

Logic Pro Xには信号パス全体のためのプラグインディレイ補正機能も組み込まれているので、すべてのトラックが完璧なサンプル精度で再生されます。

外部のコントロールサーフェスに対応

ミキサーは、iPad用のLogic Remoteや、シンプルなホームスタジオモデルからハイエンドのプロ仕様コントロールサーフェスまでの様々なハードウェアコントローラを使って外部からコントロールできます。

トラックグループ

この機能は、グループの中の任意の一つのチャンネルをもとに、関連するトラックのレベルやほかのパラメータをコントロールできるようにします。例えばマルチトラックのドラムをミキシングする場合などに、キットの相対ミックスを維持しながらグループ全体のレベルを簡単にトリミングできるようになります。グループは最大32個作成でき、一つのトラックを複数のグループに入れることもできます。

オートメーション

ミキシングデスク、Smart Control、使用するプラグインのすべてのパラメータが、トラックごとに一つの総合的なオートメーションシステムに組み込まれるため、指定したミックスを完全にトータルリコールで再現できます。

システムの使い方はいたってシンプルで簡単です。何かを選択する必要も、自動化したいパラメータを先に構成する必要もありません。トラックのオートメーション録音を有効にして「再生」をクリックしたら、コントロールを動かしましょう。すると、あなたのあらゆる操作が記録されます。トラックが一つでも複数でも、トラックごとに複数のパラメータが含まれている場合でも、オートメーションをグラフィカルに表示して編集できます。トラックグループを使えば、複数のトラックのオートメーションの書き込みと編集を同期させることもできます。

サラウンドミキシング

Logic Pro Xには、プロジェクトを最大7.1のサラウンドで録音、編集、ミキシングできるエンドツーエンドのサラウンド機能が搭載されています。マルチチャンネルのインターリーブオーディオファイルを再生、録音、処理でき、サラウンドレベルメーターで一つのチャンネルストリップに含まれているすべてのチャンネルの音量をモニタリングできます。

Logic Proは12のサラウンドフォーマットに対応しているので、映画やテレビ番組のサウンドトラックを手がける人にとっても理想的です。自分の曲をステレオオーディオファイルにバウンスして、すばやくCDに書き込むこともできます。

さらに、エンドツーエンドのマルチチャンネル信号ルーティングにも対応しているので、サラウンドトラックをサブミックスしたり、センドを使ってオーディオをサラウンドAux(オグジュアリー)トラックにルーティングすることもできます。

サラウンドパンナーウインドウ

サラウンドパンナーでは、Quad、LCRS、5.1、6.1、7.1サラウンドフィールドのスピーカーの配置に合わせてトラックの出力信号の調節ができる、グラフィカルなサラウンドフィールドが利用できます。

True Surroundとマルチモノ

Space DesignerやDelay Designerを含め、Studio InstrumentsとStudio Effectsの多くはTrue Surround用に設計されています。このため、豊かで臨場感あふれるエフェクトを再現するために、すべてのサラウンド処理がプラグインで行われます。また、マルチモノアーキテクチャ対応機能が内蔵されているので、True Surroundプラグインに限らず、あらゆるプラグインがサラウンドに対応します。

制作用エフェクトのプラグイン

Compressor

プロ仕様のアナログハードウェアコンプレッサに匹敵するサウンドと反応の良さを持っています。5つの回路タイプから選べます。

Channel EQ

汎用性の高いマルチバンドEQ。周波数帯は、ローパスフィルタとハイパスフィルタ、ローシェルビングフィルタとハイシェルビングフィルタ、4つの柔軟なパラメータバンドの合計8つあります。

Match EQ

オーディオファイルの周波数帯を分析し、テンプレートとして保存できます。そのテンプレートをほかのオーディオ信号に適用することで、元のファイルと同じ周波数帯にそろえることができます。

Exciter

オーバードライブやディストーションエフェクトと同等のハーモニックカラーを追加します。ソース信号とブレンドすると、元の素材に心地よい輝きが加わり、ハイピッチで録音されたサウンドがより明るく、より細かな部分まで聴こえるようになります。

Speech Enhancer

あなたのコンピュータに内蔵されたマイクで録音した音声の音質を改善します。必要に応じて、ノイズ除去、高度なマイク周波数補正機能、マルチバンドコンプレッションを組み合わせます。

SubBass

元の信号よりも低い周波数をつくり、人工的なベース要素を生み出します。

Gain

信号を特定のデシベル量で増幅(減衰)します。

I/O

外部のオーディオエフェクトユニットを、内部エフェクトと似た方法で使用できるようにします。デバイスまでの信号の往復で加わったレイテンシを分析するping機能があるので、トラックは自動的に補正されます。

マスタリングエフェクトのプラグイン

Linear Phase EQ

Channel EQと同じパラメータとレイアウトを搭載しながら、従来のEQにある位相歪みが発生しない高品質のEQです。

Multipressor

汎用性の高いオーディオマスタリングツール。入力信号が最大4つの周波数帯に分離されるので、
それぞれの周波数帯を個別に圧縮できます。

Adaptive Limiter

個々のトラックや、曲のメイン出力の聴感上のラウドネスを制御できる応用範囲の広いツールです。信号のピークを丸めてスムーズにすることで、アナログアンプをハードに鳴らしたような効果を生み出します。

Limiter

しきい値を上回っている信号を減らしてクリッピングの発生を防ぐ、シンプルなリミッター。

MultiMeter

プロ向けのメーター類や分析ツールのコレクションを、一つのウインドウで表示します。

楽譜

Logic Proは、洗練されたスコア編集機能と譜表ツールを、
あなたのオーディオおよびMIDI制作ワークフローにシームレスに組み込みます。

楽譜

Logic Proは、あなたのMIDI演奏をリアルタイムで楽譜に変換します。楽譜に表示される音符はMIDIイベントそのものとは別にクオンタイズされるので、完璧とは言えない演奏をした場合でも、しっかり読むことができる楽譜を生成できます。例えばスウィングが多い曲の8分音符の場合、表示のクオンタイズではこれを8分音符でも、8分3連符でも表記できます。どちらで表記しても、演奏は同じように再生されます。

スコアのレイアウト

Logic Proには精密な楽譜レイアウト機能やプロ向けの楽譜印刷機能が豊富にそろっているので、リードシートからオーケストラ用の完全な譜面まで、あらゆる楽譜をすばやく用意できます。音符の全体的な間隔や、1段あたりの小節数をプロジェクト全体で設定することもでき、必要な場所でこれらの設定を部分的に上書きして変更できる機能も持っています。ページビューモードでは、今行っている修正が、印刷した場合にどのように反映されるかを正確に確認できます。

スコアエディタ

Logicには演奏を印刷用の楽譜に変換できる機能が豊富にそろっていますが、楽譜が読める人にとってはスコアエディタが驚くほど便利なMIDIエディタになります。データを一度に平行に積み上げた複数のディスクリートトラックを一度に表示、編集できるのはこのエディタだけです。折り返し表示オプションを使えば、一つのパート譜の小節をほかのどのエディタよりも多く表示できます。「継続期間バー」オプションを有効にすると、ピアノロールエディタと同じように、音符の長さとピッチをグラフィカルに編集できます。

譜表スタイル

譜表スタイルを使うと、音部記号、トランスポーズなど様々な設定を作成して保存できるので、毎回はじめから設定し直す必要がありません。譜表スタイルをパッチと一緒に保存すると、そのサウンドで常に正しい設定が自動的に使われるので、さらに手間が省けます。

ギターの譜面

Logic Proは、ギターのパートやコードを記譜するためのオプションを豊富に持っています。パートをギターのタブ譜として記譜し、仕上げにベンドやスライド、そのほかのギターの装飾音を記すための特殊なオーナメントを加えることもできます。また、ギターコードを英数字のコード記号や本格的なコードグリッドで入力するオプションもあります。その際は、Logic Studioライブラリに含まれている4,000以上のコードグリッドから選ぶことも、オリジナルのコードを作成することもできます。

スコア記号

パーツボックスには、スコア記号とオーナメントの完全なコレクションがグループ別に表示されます。パーツボックスにどの記号を表示するかコントロールしたり、記号グループの表示順を変えたり、パーツボックスを単独のフローティングウインドウで開くこともできます。

歌詞モード

Logic Proは、楽曲に歌詞をつける時も便利です。歌詞を入力していくと、歌詞の適応入力機能が自動的に音符を対応させます。

ファイルの管理と差し替え

代替バージョン

プロジェクトの色々なバージョンを試したり、管理する場合は、代替バージョン機能を使いましょう。これは、プロジェクトのアレンジやミックスなどを変えた時にその状態のスナップショットを保存できる機能です。代替バージョンのプロジェクトは、それぞれのバックアップバージョンのセットと一緒に、プロジェクトの一部として保存されるので便利です。

自動保存機能

自動保存機能によって、作業中のデータのバックアップが連続的に行われるので、万が一の場合も大事な変更が失われることがありません。プロジェクトが予期せず終了した時は、自動保存されたバージョンと、最後に自分で保存したバージョンのどちらかを選択できます。

先進的なオーディオファイル

Logic Proでオーディオファイルの録音、バウンス、書き出しを行うと、ファイルにテンポイベントが自動的に含まれます。そのため、Flex Timeを使えば、ほかのLogicプロジェクトから読み込んだオーディオのテンポが現在のプロジェクトのものと違う場合でも、自動的に現在のプロジェクトに合わせることができます。プロジェクトマーカーも同様に機能するので、バウンスしたステムをほかのミュージシャンに送る際には、演奏する場所や内容を示したマーカーを含めることができます。

トラックの差し替え

トラックの選択的読み込みは、トラックの内容や設定のプロジェクト間での移行を簡単にします。リージョン、エフェクトプラグイン、センドなど使いたい要素を、トラック単位で選択しましょう。例えば、ボーカルトラックは現在のバージョンの方が気に入っていても、演奏は前のバージョンの方が良い場合。そんな時はトラックの選択的読み込みを使えば、クリック数回で前のバージョンの演奏を取り込めます。または、現在のセッションのオーディオトラックを変更せずに、別のプロジェクトからミックスだけを読み込むこともできます。

Logicには、一つまたは複数のトラックを同時にバウンスするための柔軟なオプションのセットも組み込まれているので、作業を一緒にしているミュージシャンやエンジニアとオーディオファイルを共有するのが簡単です。バウンスしたファイルを任意のトラックにあるエフェクトにレンダリングするのか、そのトラックにある既存のオートメーションにレンダリングするのかも選べます。

ファイルの交換

MIDIファイル、Final Cut Pro X XML、AAFファイルを読み込んだり書き出すことにより、共同作業の効率が良くなります。専門の楽譜作成アプリケーションで開けるよう、楽譜をMusicXMLファイルフォーマットで書き出すこともできます。

プロジェクトファイルの管理

Logic Proでは、洗練されたアセット管理オプションを使って、特定のプロジェクトファイルをまとめて一つのフォルダやプロジェクトパッケージ自体に保存することができます。これで、録音ファイルやサンプルファイルなど、あなたがプロジェクトで使ったファイルを、必要になった時に別の場所で使えるようになります。プロジェクトファイルのクリーンアップ機能を使うと、ハードディスクの空き容量を節約できるほか、使用しないファイルや古いバックアップを取り除いてプロジェクトを整理できます。

SoundCloudで共有

SoundCloudアカウントを持っている場合は、プロジェクトを直接Logic ProからSoundCloudにアップロードして共有できます。共有しているプロジェクトのクオリティやビジビリティのレベルの選択、権限の設定、プロジェクトの公開をほかの人に知らせるEメールの送信も、すべてLogic上で行えます。

互換性

オープンアーキテクチャを持つLogic Pro X。様々なオーディオインターフェイス、コントロールサーフェス、
演奏用ハードウェアを
駆使すれば、そのクリエイティブパワーを最大限まで活用できます。利用できる音源やエフェクトの他社製Audio Unitは1,000以上。
Ableton Live、Propellerhead Reasonなどの
アプリケーションからサウンドを取り込むこともできます。

ソフトウェア

Logic Pro Xでは、互換性のある他社製のプラグインやアプリケーションの組み込みだけでなく、
ほかのアプリケーションとのプロジェクトファイルのやり取りも簡単です。

Audio Unit

1,000以上ある音源やエフェクトの他社製Audio Unitプラグインから選んで追加すれば、クリエイティブの新しい可能性を発見できます。

ReWire

自動化されたセットアッププロセスが、Propellerhead ReasonやAbleton LiveなどのReWire互換アプリケーションをシームレスに組み込みます。

GarageBand

Logic Proで直接GarageBandプロジェクトを開くことができます。

MusicXML

MIDI演奏を、楽譜表記用ファイルフォーマットのオープンな業界標準規格であるMusicXMLで書き出せます。

Final Cut Pro X XML

マルチトラックのプロジェクトを、Final Cut Pro Xの複合クリップとプラグインオートメーションに対応させながらFinal Cut Pro Xに書き出せます。

AAF

Avid Pro Toolsやほかの互換オーディオアプリケーションとのやり取りのために、AAFを使ったプロジェクトの書き出しができます。

SoundCloud

プロジェクトを直接SoundCloudに送信して、ファンや友だち、共同作業をしている人たちと共有できます。

ハードウェア

Logic Pro Xでは、自分のクリエイティブスタイルや制作条件にぴったり合ったハードウェアを自由に選べます。

Core Audio

レイテンシが非常に低いThunderboltとPCI、USB、FireWire、ExpressCardなど、幅広い接続プロトコルに対応するCore Audio互換のオーディオインターフェイスはどれでも利用できます。Logic Pro Xは最大192kHz/24ビットのデバイスをサポートします。

コントロールサーフェス

iPad上のLogic Remoteからハイエンドなコンソールスタイルのコントローラまで、30を超えるコントロールサーフェスから好きなものを選んで、レコーディングやミキシングを直接コントロールできます。つなぐだけで使えるので、すぐに作業に取りかかれます。

MIDIコントローラ

使いやすいLearnコマンドによって、ハードウェアコントロールを簡単にSmart Controlやプラグインパラメータに割り当てることができます。

関連情報

マニュアル

Logic Pro XとMainStageのためのウェブベースのヘルプの参照や検索、PDF形式でのマニュアルのダウンロードができます。

オンラインチュートリアル

Logic ProやMainStageを初めて使う人も、使い方のヒントをチェックしたい人も、第一線で活躍するビデオトレーニングデベロッパによるオンラインチュートリアルを見れば、知識とスキルがすばやく身につきます。

macProVideo(英語)

Logic ProとMainStageのためのオンラインコースの膨大なコレクション。トレーニングスタッフはグラミー賞やエミー賞を獲得しているプロデューサーやプロのオーディオエンジニアです。Flex Pitch、アルペジエータ、Track StackからRetro Synthなどまで、あらゆる機能を学べます。

1時間にわたる複数の無料概要ビデオを含む、Logic Pro Xのチュートリアルビデオが用意されています。

Lynda(英語)

Logic Proの包括的なチュートリアルです。

無料の概要ビデオを含む、Logic Pro Xのチュートリアルビデオが用意されています。

Groove3(英語)

Logic Proの初心者から上級者までに対応する、情報を網羅したわかりやすいトレーニングです。

Logic Courses(英語)

Logic Coursesは、あらゆるレベルのユーザーをサポートできるよう、初心者および中級者向けのコースと上級者向けのコースの両方を用意しています。コースはオンラインチュートリアルビデオの形で提供されるので、いつでもどこからでもアクセスできます。

Logic Studio Training(英語)

使い方、ヒント、コツに関する15を超える章で構成されたComplete Logic Proを利用できます。

SF Logic Ninja on YouTube(英語)

SF Logic Ninjaの別名でも知られるDavid Earlが、Logic ProとMainStageを最大限に活用する方法を紹介した100を以上のビデオを提供しています。

Logic Cafe(英語)

無料のステップバイステップのチュートリアルでLogicの使い方を学べます。

VTC Computer Software Training(英語)

Logic Pro製品に関する70以上のチュートリアルを利用できます。

サポート

Logic Proのサポートページ

主要なトピックに関する最新情報や、基本的な問題を解決するためのヒントが見つかります。

MainStageのサポートページ

主要なトピックに関する最新情報や、基本的な問題を解決するためのヒントが見つかります。

トレーニング

Apple Proトレーニング

Apple公認トレーニングセンターは、初めての方から経験豊富なプロフェッショナルまで、誰でもスキルを磨ける場所です。施設からインストラクター、コース内容、インフラストラクチャーにいたるまで、すべてのトレーニングセンターがAppleの最高基準を満たしています。

Apple認定プロ

Apple認定プロになるためには、Appleのプロ向けアプリケーションを使いこなすための実践的な知識を身につけることが必要です。

オンラインコミュニティ

Logic Proのプロフェッショナルコミュニティの拡大に伴い、集合的な知識も増え続けています。ユーザグループやウェブフォーラムに参加したり、Logic Proについてのブログを読むと、共有された様々な情報や相互サポートを活用できます。

ユーザグループ

米国、そして世界中の都市のLogic Proユーザグループに参加しませんか。

Logic Pro Users Group (New York City)(英語)

Logic Pro Users Group (Los Angeles)(英語)

ウェブフォーラム

様々な知識と情報を、世界中に広がるLogic Proユーザーのコミュニティと共有しませんか。さらに詳しく(英語)

Audio Unitプラグイン

OS Xは、現在の業界をリードするデベロッパが制作した数千もの音源やサウンド処理ツールにアクセスできるようにする、Audio Unitという堅牢なプラグインアーキテクチャを提供しています。

オーディオインターフェイス

OS XとLogic Proに対応するスタジオ品質のオーディオ録音ハードウェアに特化したサードパーティのハードウェアメーカー。

コントローラキーボード

Mac OS XとLogic Proが提供するコアテクノロジーを最大限に活かすように設計されたUSBベースのキーボードコントローラです。

ループライブラリ

MIDIインターフェイス

古いMIDIベースのハードウェアをMacとLogic Proに接続できます。

Logic Pro XとMainStage 3をより良い製品にするための
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