最もパワフルなツールを、すべての人の創造力へ。

マウスやトラックパッドを使わずにビデオを編集することも、画面を見ることなくプレゼンテーションを作成することも、あなたの声だけで次のプロジェクトの重要なファイルを見つけ出すこともできます。Macは、驚くようなものを誰もが作り出せるように設計されているからです。

VoiceOver

MacのVoiceOver

VoiceOverは、あなたのMac上で今起きていることをあなたに伝えるだけではありません。これからあなたがすることをサポートします。ジェスチャー、キーボード、点字ディスプレイのいずれを使う場合にも、VoiceOverが画面上の要素一つひとつを音声で説明し、作業中に役立つヒントをお知らせします。しかも30を超える言語に対応し、複数の声から選べます。

アプリケーションの
中のVoiceOver

単独の画面読み上げ機能ではないことも、VoiceOverの特長の一つです。VoiceOverはmacOSと、Mac上にあるすべての内蔵アプリケーションにしっかりと組み込まれています。Appleが提供するアクセシビリティインターフェイスを活用するためにデベロッパがアプリケーションをアップデートすると、そのアプリケーションですぐにVoiceOverを使えるようになります。

MacのVoiceOver

macOS High Sierraの新機能 VoiceOverの改良

PDF、ウェブサイト、メッセージを一段と簡単に操作できるように、VoiceOverに様々な改良を加えました。SafariではHTML5のアクセシビリティ規格への適合が改善されたので、ウェブサイトでより一貫性のある操作ができます。タグ付きPDFやEメールを音読するVoiceOverの機能も向上しました。あなたがウェブサイトを別の言語で読み始めると、その言語にVoiceOverの音声が自動的に切り替わります1

VoiceOverのジェスチャー

macOSのVoiceOverを操作する時に使うジェスチャーの多くは、iOSのものと同じです。トラックパッドにタッチすると、指先が触れている項目の説明が読み上げられます。複数の項目の説明を続けて聞くにはドラッグ、次の項目に移動するにはフリックしましょう。VoiceOverのトラックパッドコマンダーを有効にすると、トラックバッドの表面が現在表示されているウインドウや書類の代わりになり、ワンタップで端から端まですばやくナビゲートできます。

VoiceOverとローター

VoiceOverには、「ローター」と呼ばれるバーチャルコントロール機能があります。ダイヤルを回すようにトラックバッド上で二本指を回転させると、完全にカスタマイズできるコマンドの数々にアクセスできるようになります。ローターを使えば、ネットサーフィンをより効率良く、より直感的に楽しめます。ローターで「見出し」「リンク」「画像」などの共通要素を選択すると、選んだ要素に直接移動できます。

音声入力

音声入力を使うと、文字を打つ代わりに声で入力することができます。しかも、この機能は40以上の言語に対応しています。だからEメールに返信する時も、ウェブを検索する時も、レポートを書く時も、使うのはあなたの声だけ。入力したいテキストフィールドに移動して、音声入力を有効にしたら、書きたい内容を声に出して言いましょう。macOSは、編集と書式設定のための50以上のコマンドも内蔵しているので、音声入力を有効にし、これらのコマンドをMacに声で伝えれば、段落を太字にしたり、文章を削除したり、言葉を置き換えることもできます。Automatorワークフローを使って、独自の音声入力コマンドを作ることもできます。

VoiceOverと
点字のサポート

VoiceOverは、点字ディスプレイをつなぐだけですぐに使える、初めての画面読み上げ機能です。100を超えるディスプレイがこの機能に対応しており、ディスプレイに接続するか、ディスプレイと同期させるだけで、VoiceOverの読み上げが点字で表示されます。macOS High Sierraでは、2級英語点字でシームレスに編集しながら、その結果を前後の文脈とともにテキストで確認できるようになりました。点字とテキストの間での変換は自動的に行われるため、ユーザーは2級英語点字を確認するだけですみます。さらにVoiceOverは、同時に複数の点字ディスプレイに対応する唯一の画面読み上げ機能でもあります。そのため会議や授業で、あなたの画面に表示されている内容を複数の点字利用者に同時に共有することができます。点字利用者と一緒にいる視覚に障がいがない人のために、VoiceOverで読み上げられる説明を点字とプレーンテキストの両方で表示するオンスクリーン点字パネルも用意されています。

MacのSiri

アップデート Siri

MacのSiri

Siriを使えば、デスクトップで一段と多くのことができるようになります2。メッセージを送る、ファイルを見つけ出す、リマインダーを作成する、ウェブを検索する、さらにはVoiceOverや「カラーを反転」のオンとオフを切り替えるなど、いろいろなことをSiriに頼めます。キーボードでの作業を中断する必要はありません。しかもSiriはVoiceOverと統合されているので、ファイルを探すように頼むと、その答えを音声で聞くこともできます。タイプ入力のほうがコミュニケーションを取りやすい方のために、「Siriにタイプ入力」モードにSiriを設定できる新しいアクセシビリティオプションも用意しました。

ズーム

Macのズーム

内蔵されているズーム機能は、パワフルな拡大ツールです。画面を最大20倍に拡大できるので、ディスプレイに映っているものをより良く見ることができます。拡大と縮小をすばやくできるようにショートカットを設定する場合は、システム環境設定の「アクセシビリティ」にある「ズーム機能」パネルで「スクロールジェスチャと修飾キーを使ってズーム」を選択してください。ズーム機能はフルスクリーンで使うことも、拡大した領域を別のウインドウで表示しながら、ほかの部分をもとの大きさのまま残すピクチャ・イン・ピクチャ表示で使うこともできます。拡大している時にポインタを移動させなくても画面をパンできるようにするショートカットキーも使えます。macOSは、画面に表示されない通知がある時に画面を点滅させたり、ポインタの下に隠れているテキストを読み上げることもできます。さらに、ハードウェアアクセラレーションエンジンが、ウェブページ上のテキスト、家族の写真、地図上の特定の場所など、画面に映るあらゆるもののサイズを拡大できるようにします。

Macのズーム

カーソルのサイズ

macOSではカーソルを拡大できるので、現在のカーソルの位置がよりわかりやすくなり、Mac上での動きも一段と簡単に目で追えるようになります。カーソルの形が変わっても、一度設定したカーソルのサイズは変わりません。トラックパッド上で左右にスワイプするか、マウスをすばやく揺らすとポインタが大きくなるので、さらに簡単に見つけることができます。

コントラストのオプション

コントラストを上げたり色を取り除くとディスプレイに映るものが見やすくなる方のために、macOSでは画面の色を反転させたり、グレースケールを有効にすることができます。一度行った環境設定はシステム全体に適用されるため、どのアプリケーションでもすべてが同じように表示されます。一部のアプリケーションでは、「コントラストを上げる」をオンにすると、鮮明度を上げて透明度を下げることができます。

視差効果を減らす

画面の要素の動きによって影響を受ける方は、「視差効果を減らす」をオンにして、Spacesや通知センター、Dockなどの表示領域での動きを減らすことができます。

iTunes

iTunesはVoiceOverに対応しているので、たとえ画面を見ることができなくても、あなたのiTunesライブラリにあるすべてのコンテンツを操作したり、再生することができます。iTunes Storeを見ていく時には、VoiceOverがページのヘッダやリンク、そのほかの構成要素を読み上げます。

関連情報

サポート

外部の関連情報

Hadley Institute for the Blind and Visually Impaired(ハドレー盲学校)

macOSに内蔵された視覚のためのアクセシビリティ機能に関するヒントが見つかるトレーニングビデオです。

AppleVis.comのウェブサイトでさらに詳しく(英語)

AppleVis.com

視覚に障がいがあるApple製品ユーザーのコミュニティに参加できます。

AppleVis.comのウェブサイトでさらに詳しく(英語)

Mac-cessibility Network

視覚に障がいのある方々による、Apple製品の利用に関する情報がそろっています。

Mac-cessibility Networkのウェブサイトでさらに詳しく(英語)

このほかのApple製品にも視覚のためのアクセシビリティ機能が
組み込まれています。
そのすべてを紹介します。